見出し画像

去年観た連獅子が忘れられない

昨年、歌舞伎のチケットをもらったので友人と歌舞伎座に観に行った。

その日の演目は「連獅子」。上演時間は2回の休憩を挟んで、確か4時間くらいはあったような気がする。長いけど、全然退屈しなかった。今もまだ思い出しては興奮している。

歌舞伎は衣装も音楽も舞台装置も素晴らしく、日本の芸術の魅力ここに極まれり〜的な頂点感がすごい。

役者さんも当然すごい。伝統芸能受け継ぐ人生ってどんな感じなんだろ?2歳くらいから舞台に立ってしっかり演じている歌舞伎役者さんたちを、ただただ尊敬するしかない。私の2歳の息子は発表会でペンギンの帽子をかぶって棒立ちだった。

私が感じた連獅子の「良さ」について誰かに伝えたい!という気持ちがわいてきて、とにかく描いてみた。描ききれなかったけど…

画像1

初心者なもので、解釈に細かな誤りがあるかもしれません。温かい目で観ていただければ幸いです。

私が見たのが松本幸四郎・市川染五郎親子の連獅子でね…本当に息ピッタリの舞で、シビれました。一緒に見ていた友人も興奮していました。

貫禄たっぷりの親獅子(白)を演じた松本幸四郎さんも、昔は溌剌とした子獅子(赤)として父・松本白鸚さん(松たか子さんのお父さんでもありますね)とこの演目を演じていたわけです。

自分が追いかけていた親の背中を、今は我が子に追いかけられているってもう…

尊い〜〜〜

私が幼いころ母の背中に乗り、お馬さんはいどう!はいどう!と遊んでいたのが、今や娘が私の上に乗り、私は馬として「ヒヒーン!パカラッパカラッ!」叫んでいる…そんな時代の移り変わりとは段違いの尊さ。月とスッポン、獅子と馬。

子どもたちもテレビ録画していた連獅子を時々観るようになりました。しめしめ。歌舞伎って何?を親子でを学べればと、これ買ってみました。

高いけど…。

小学生向けかな。一部ふりがながなく、娘は写真をパラパラ眺めています。

画像2

今の名前の襲名前に出版されたものなので、現在の染五郎さんが金太郎として誌面に登場していてキャワワ〜!

2005年生まれで、この本が2015年出版なので、このとき多分10歳くらい?すご。。もう完全に顔が役者。。

連獅子での俊敏な舞を見てから市川染五郎さんを推しています。連獅子、またお父さんと演じて欲しいな。その時はまた観に行くぞ〜


▼婦人公論1月28日号表紙

画像3

尊〜〜〜!!(合掌)




記事を楽しんでいただけましたら、サポートいただけると大変うれしいです!