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Turning Up(われわれが!嵐で~す!)

嵐の新曲「Turning Up」を毎日聞いている。飽きない。さすが。

好きな曲は逐語訳しているのだけれど、今回は長くなってノートに書ききれず、こちらにメモ。

・Turning Up
タイトル。いろんな意味のあるイディオムだけれど(英辞郎だと、自動詞他動詞合わせて23個意味があった)、ストレートに「現れる」を採用したい。
世界に嵐が出現する。「嵐、見参。」のイメージ。いや、「世界の皆々さま、われわれが、嵐で〜す」でもいいんだけれど、ちょっとカッコつけたい気も。

・閉ざされていたドア 開く鍵は Here
Youtubeから始まったインターネットとSNS、新曲のデジタル配信という決断は、あくまでも「オレたちが決めたこと」。チャレンジに対する覚悟を、笑顔で伝えてくれている、と(MV参照)。わかった。

・Quiet storm オーシャン 超えて Wave
これから世界に打って出るのになんで「Quiet」なのか。なんで「オーシャン」はOceanじゃなくてカタカナなのか。なんで「越えて」じゃなくて「超えて」なのか(私が見たやつの誤植でなければ)。
いろいろ考えたら、とても面白かった。
たぶん、「オーシャン」は日本のことなんだと思う。揺れる船に乗り込んだ華奢な5人には、日本はあまりにも大きな海で。その大きな海では、Quiet stormでしかなかった。はじめは。
そこから20年経って、いつの間にか「国民的」という枕詞がつくようになって、日本っていう枠組みを超えるときが、きた。
「Wave」は波というより「うねり」のほうがイメージが近いかもしれない。あ、ライブのときのウェーブも思い出される。たくさんの人が集まって、嵐の声で動いちゃう感じ。初対面の人とも笑い合いながら。
それからOceanとWaveの対比でいうと、Oceanは5海洋のことなんだよね。太平洋・大西洋・インド洋・北極海・南極海。でも、波はもっといろんなところへたどり着ける。地中海にも、アラビア海にも、東シナ海にも行ける。あまねく世界へ感。
プラス、電波(radio wave)的な意味で今回のネット&SNS解禁の意味もあるかも。あまねく世界へ感。

・Your guilty pleasure
直訳すれば、「罪悪感を感じるような、ホントは良くない、やましい喜び」。私の第一印象は「君と僕らは、この喜びの共犯者」。
やましさって、たぶん「アイドルであること」から生まれている。正直、「たかがアイドル」という気持ちは私のなかにもあったのだけれど、それをひっくり返してくれたのは嵐であって。
「アイドルなのに」「アイドルのくせに」を(たぶん本人たちは面白がりながら)超えてきた彼らだから、そこに堕ちた私たちは、彼らの共犯者になってしまった。という感じ。
なんかポエティックになってしまった…。恥ずかしい。

・句読点のない情熱を
個人的に好きなフレーズ。絶え間なく続く熱い想いを「句読点のない」って表現するのが、言葉をずっと大事にしてきたグループのイメージに重なる。

・2サビ
オール英語詞のサビ。ここはひたすらW音の頭韻なんだー、と書き出してみて気づく。どおりで気持ちよく通り過ぎていくはずだわ。いつも意味を感じる間もなく、次のラップに突入している(褒めてる)。

・Hey! Everybody! お待たせ
出ました、櫻井翔です。

・Let's get the party started again
againですよ。20年かけて日本で起こしたでっかいパーティーを、世界でも起こしますか、もう1回。

・smile again and again
感謝カンゲキ雨嵐では、I'm Smiling Again。でも、Turning upではWe smile again and again で感じたい派です。


というわけで、以下逐語訳。

嵐、見参。
(世界の皆々さま、われわれが、嵐で〜す。以後お見知りおきを)

何がやってくるのか、わかってるでしょう?
そう、君の気持ちをとらえて離さないものだよ
閉ざされているものと思い込んでいた世界へのドア
それを開ける鍵は、ココ、僕たちのなかにあったんだ
ほら、嵐が近づいて行くよ
聴こえてくるでしょう? 君の心も体も虜にする僕たちのハーモニーが

照れながらでもいいんだ リズムに乗ってみなよ
そう、思い込みのリミッターを振り切って もっと自由になってごらん

最初はそっぽ向いていたとしても、いずれ必ず、嵐を感じるはず
始まりは穏やかな嵐 それが日本という大海を超えて、世界のビッグウェーブになるから

これからどこまでも続いていく、僕たちが届けるニュース 見逃さないで

イイモノを持ってきたよ 君はもう、このヨロコビの共犯者
ポケットのなかには、僕たち嵐の音楽が君に届くのを待ってる
パーティーを始めよう J-popと共に、嵐がやってきたよ

さあ待ちに待った週末だ みんなに声をかけよう
底抜けに楽しむ瞬間を満喫して盛り上がろう
ここにいる君は、とってもラッキー!さあ一緒に踊ろうよ
東からやってきたこの旋風は、君の街にもやってくるはず

息つく暇もなく続く、僕たちのこの熱い想いに触れたら、思わず君も体が動き出すはず
終わることのない夢を一緒に見よう 自分をもっと自由に、解き放って

世界中に巻き起こすんだ、空前の嵐を
みんな一緒に楽しんでよ 西でも東でも、世界中で
最前列で、いちばん近くで、僕たちと一緒にいてほしい 僕たちからお届けするニュースを見逃さないで

<Rap>
やあ、みんな!お待たせ!
もう僕たちの間を遮るものは何もない あの空の向こうにだって行けるんだ
僕たち嵐と一緒に 今からずっと朝まで
もう僕たちの間を遮るものは何もない あの彼方まで、一緒に行けるんだ
さあ、世界を舞台にもう一度パーティーを始めよう
これまでよりもずっと近くで、笑っていよう

イイモノを持ってきたよ 君はもう、このヨロコビの共犯者
ポケットのなかには、僕たち嵐の音楽が君に届くのを待ってる
パーティーを始めよう J-popと共に、嵐がやってきたよ


いや、これ改めて「嵐」というグループ名が運命としか思えない。存在するだけでダブルミーニング。



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