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ポケモン竜王戦優勝!ムゲンダイナ解説(ポケカ初心者におすすめ!)

第4期ポケカ四天王のサイトウコウセイです!
今回は5月29日に行われたポケモン竜王戦2020で優勝する事が出来たムゲンダイナVMAX/ブラッキーVMAXの解説になります。
最近ポケカが更に注目され最近始められた方も多いと思いますが、今回のムゲンダイナデッキはデッキコンセプトがわかりやすく、カードも比較的最近のカードが多く集めやすい為、特にポケカ初心者の方などにおすすめできるデッキとなっています。

竜王戦環境考察

今回のポケモン竜王戦は前日にイーブイヒーローズとハイクラスデッキゲンガーVMAX/インテレオンVMAXが登場した翌日に開催された為、環境の考察に一番頭を悩まされました。その中で参考にしたのがいち早くイーブイヒーローズ環境で行われていたオンライン大会のガルシア杯です。ガルシア杯では連撃ウーラオスで全勝している方が多く、世の中のゲンガーVMAXやブラッキーVMAXの評価がかなり高く、そこに対して有利である連撃ウーラオスがまず環境の中心になっている事を認識しました。その上で、ポケモン竜王戦に参加する方々は全員各カテゴリーのトッププレイヤーなので、そのような認識もしつつ、どのデッキにも勝てる見込みがあり、連撃ウーラオスに対して有利が取れるこくばバドレックスVMAXをメインとしたデッキを選択する方が多い予想をし、今回のポケモン竜王戦はこくばバドレックスVMAXが中心の大会になるであろうと予測しました。自分自身のデッキ選択ではムゲンダイナとこくばバドレックス/マホイップの2択でデッキ提出前日まで悩んでいましたが、環境があくまで予想であり、わからないという点も踏まえて、安定感があり、デッキパワーの高いムゲンダイナを選択しました。

使用リスト・採用カード解説

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一般的に「ダイナブラッキー」と言われている構築です。
ムゲンダイナVMAXのワザ「ドレッドエンド」とブラッキーVMAXの特性「ダークシグナル」を安定して使う事を最優先しています。
今回は3回戦のトーナメントという事もあり、不利マッチに対してのメタカードの採用はしていません。ムゲンダイナとブラッキーのカードパワーを最大限に活かす事をコンセプトにしました。特に先攻を取る事ができれば不利な相手に対しても、2ターン目からサイドを取る事が出来る動きも可能な為スピードで押し切れる可能性があるというのもこのデッキを選択した理由の一つです。

採用カード解説

ポケモン

ムゲンダイナVMAX 3枚
ムゲンダイナV 4枚

メインアタッカーです。ムゲンダイナVは確実に1ターン目に場に出したい為4枚の採用。VMAXは1ゲームに2枚使えればいい事と冒険家の発見があることで手札に加えやすくなった為3枚の採用となりました。

ブラッキーVMAX 3枚
ブラッキーV 4枚

サブアタッカー兼ベンチポケモンをバトル場に呼び出すポケモンです。2ターン目から相手のベンチのポケモンを呼び出せる状況を作る事がこのデッキの強みなので、ブラッキーVは最初のターンで場に出したい為4枚の採用。VMAXを3枚の採用にした理由が相手からブラッキーVを狙われ続けた場合最大で2回しかブラッキーVMAXに進化し特性を使う事ができない為、3枚の採用となりました。また、ブラッキーVのくろいまなざしを終盤にリセットスタンプと合わせて使う事で相手が何もできずに番を返してもらえる可能性もある為、くらいまなざしを使う選択肢も意識しながらプレイできるとより勝率が高くなると思います。

クロバットV 4枚
ドローソースです。ムゲンダイナは4ターンでゲームを終わらせる事が出来る可能性が高いデッキなので、基本的に毎ターン使ってもいいカードです。ターン数が4ターン以上かかる場合や、ゲーム展開、サイド落ちによってはあえて使わずに温存する事もあるので、相手のデッキに合わせて使いましょう。

ガラルファイヤーV 2枚
サブアタッカーです。特性のじゃえんのつばさにより安定して後続のアタッカーを育てる事が出来ます。相手に押し付けるサイドプランの理想は2-3-3か3-2-3なので、ムゲンダイナVMAXが倒されたあと、相手のポケモンを1回の攻撃で倒しきれない場合やサイドを取り切れない場合はガラルファイヤーを積極的に使い、相手がサイドを取り切る要求値を上げる事が出来ます。また弱点が草タイプなのでムゲンダイナの弱点である闘タイプのデッキと対戦する場合は積極的に活用したい一枚です。

ガラルジグザグマ 2枚
相手の倒したいポケモンの打点を調整したり、ゲンガーVのデッキと対戦する時などは相手の火力に貢献しないポケモンになる為採用しています。
よくあるダメージ調整のシチュエーションは、


270(ドレッドエンド)+10=280 《アルセウス&ディアルガ&パルキア》
190(オーラバーン)+10=200 《ガラルサンダー》
30(パワーアクセルorくろいまなざし)+ 270(ドレッドエンド)+10 =310 《ブラッキーVMAX》《リーフィアVMAX 》 《ビクティニVMAX》
30(パワーアクセルorくろいまなざし)+ 270(ドレッドエンド)+10+10=320 《インテレオンVMAX》 《ゲンガーVMAX》《はくばバドレックスVMAX》 《バシャーモVMAX》など
30(パワーアクセルorくろいまなざし)+20(いちげきのほうこう)+270(ドレッドエンド)+10=330 《いちげきウーラオスVMAX》


などがあり、ガラルジグザグマをうまくプランに組み込む事で勝敗に大きくかかわります。

グッズ

クイックボール 4枚
ポケモン通信 4枚

ムゲンダイナ、ブラッキー、クロバット、ガラルジグザグマなど持ってきたいポケモンが多い為最大枚数の採用にしました。

ポケモンいれかえ 3枚
このデッキのコンセプトである、2ターン目にドレッドエンドを強く使うというアクションにおいて入れ替えができずにワザが使えないという事態を防ぐ事を意識したことと、ゲンガーVのくろいまどろみのねむりやブラッキーVのくろいまなざしで逃げれないという事態を防ぐ為に気持ち多めの3枚を採用しました。

リセットスタンプ 2枚
このデッキにはマリィが採用されておらず、サポートは博士の研究と冒険家の発見をメインに使っていきたいので、相手の手札に干渉する事が出来るグッズとして採用しました。特にムゲンダイナは3-2-3や2-3-3のサイドプランを相手に強要しやすいデッキでもあるので、サイド1枚のリセットスタンプが決まりやすい事と、こちらが先行してサイドを取っている場合は相手がこちらに対してリセットスタンプを使う為の要求値を上げる為にも使いたい為2枚の採用となりました。

大きなおまもり 2枚
主にガラルサンダー対策のカードとなります。雑にムゲンダイナに貼っているだけでも相手の要求値を上げる事ができたり、ゲンガー戦ではおまもりがない場合はこちらの場のV5体+いちげきエネルギー2枚で340ダメージを出されますが、おまもりがある事によりムゲンダイナが倒されない盤面を作る事が出来たりする優秀なカードです。おおきなおまもりを貼れないとガラルサンダーが厳しいので2枚の採用となりました。

エネルギーつけかえ 1枚
主にエネルギーをつけれなかった時にじゃえんのつばさと合わせてリカバリーで使ったり、アタッカーを切り替える時に使うカードになります。今回はエネルギーとエネルギーサーチカードを多めに採用する事にした為、枠の都合で1枚の採用となりました。

サポート

博士の研究 4枚
このデッキのメインドローソースです。冒険家の発見で盤面を作りつつ、手札が減って盤面がある程度出来上がったタイミングで博士の研究を使い手札を補充するという形で使っていく事が出来る為、最大枚数の採用となりました。

冒険家の発見 4枚
このカードが登場した事により、ムゲンダイナの安定感とデッキパワーが上がりました。序盤・中盤・終盤どのタイミングで使っても強いカードで、冒険家の発見を使ってベンチを展開できたり、ムゲンダイナVMAX、クロバットV、ブラッキーVMAXを手札に加える選択をした場合は、実質、ポケモンごっこ、コルニの気合い、ボスの指令の3枚のサポートカード同時に使っているのに匹敵するレベルのカードです。このカードがある事によりムゲンダイナの安定感が高まる為最大枚数の4枚採用。

ボスの指令 1枚
このデッキの強みの一つはサイドプラン2-2-2で進めていける事なのですが、同型の相手などで、ブラッキーVを狙われ続けた場合、ブラッキーVMAXで特性を使える番が2ターンしかないため、ボスの指令がないと2-2-3とサイドを取らなければいけなくなります。その場合先攻が基本的に有利になる為、後攻からでも捲れたり、2-2-2のプランを確実に通しにいくためにボスの指令を採用しました。他にはガラルマタドガスなどをベンチに下げ特性を使える状態にするためにも採用しています。

トキワの森 3枚
エネルギーを毎ターンしっかり手張りしたい事、頂への雪道などの相手のスタジアムを割りたい事、冒険家の発見を使いたい時にクロバットのドロー枚数を増やしたい事の3点が主な採用理由です。冒険家の発見の唯一のデメリットがクロバットのみでしかドローできない為、エネルギーを手札に加えられる可能性が落ちるという所なのですが、トキワの森が場に残り続ける限り毎ターン安定してエネルギーを手札に加える事が出来るのも高く評価しているポイントの一つになります。

ナイトシティ 1枚
ふうせんとナイトシティどちらを採用するか迷いましたが、頂への雪道がかなり厳しい為、1枚でも多く頂への雪道を割れるカードを入れるという意味でナイトシティを優先しました。

基本悪エネルギー 7枚
ハイド悪エネルギー 2枚

基本悪エネルギーの枚数はトキワの森も多く入れているため7枚で問題なく回せていました。ハイド悪エネルギーですがこちらはブラッキーVMAXなどをボスの指令などで呼ばれて縛られた時に逃がす事が出来る事、ムゲンダイナVMAXがワザのダメージを与えられて新しいアタッカーに切り替えたい場合に逃げられる事、リーフィアVMAXのくさむすび対策で採用しました。

基本戦略

このデッキの基本戦略は2ターン目から高火力を出しつつ、特性ダークシグナルで相手の一番攻撃されたくないポケモンに攻撃する事が出来る事が一番の強みになります。その為、ムゲンダイナやブラッキーを手札に加える為の手段として、《クイックボール》《ポケモン通信》《冒険家の発見》は最大数の4枚ずつの採用となりました。「多過ぎるのではないか」という意見も受けますが、上記の目的を達成する事がこのデッキを使う上での最大の利点になる為、妥当な採用枚数だと認識しています。
それに加えてエネルギーの枚数も《基本悪エネルギー》7枚《ハイド悪エネルギー》2枚に加え、《トキワの森》3枚とかなり厚めに採用し、高確率で1ターン目に手張りをできるようにする事と、後攻の場合にパワーアクセルをエネルギー加速効果込みで使えるように意識しました。竜王戦当日はじゃんけんで全て負けた為全試合後攻でしたが、全てのゲームで後攻1ターン目にパワーアクセルを使いエネルギーを加速出来ている状態を作れました。
現在の環境はポケモンVMAXを中心としたデッキが多い為、理想のゲームプランVMAXになる前のポケモンVなどを倒していき2-2-2のサイドプランを取る事が一番の理想の動きとなります。

不採用カード&採用候補カード

ウィークガードエネルギー
ムゲンダイナの弱点を補えるカードで、主に環境に居る闘タイプのポケモンはガラルサンダーVとれんげきウーラオスVMAXであり、ガラルサンダーVには2枚貼れている状態を作る必要があり再現性が低い事と、れんげきウーラオスVMAXに対しては、貼れていたとしてもゲームの勝敗に大きく影響しなかったため、自分の動きを強くする事が出来る、ハイド悪エネルギーを採用しました。

エネルギーつけかえ 2枚目
今回はトキワの森を多く採用していた為、エネルギーが付けられないという最悪の事態に陥る可能性は低いと考え1枚のみの採用となりました。スタジアムを混沌のうねりにする場合は2枚入れたいカードです。

混沌のうねり
頂きへの雪道やガラル鉱山などの対策カードです。今大会は黒馬バドレックス、連撃ウーラオス、ムゲンダイナorゲンガーが多い予想で、頂への雪道を多投するデッキはほとんどいない予想だった為、自分の動きを強くするトキワの森やナイトシティを採用しました。また、頂への雪道をメインコンセプトとするデッキにはリセットホールのマーシャドーも採用されている事が多いため、大きな抑止力にはならないと判断しました。長い対戦数の大会などでは混沌のうねりを優先したほうがいい場合もあると思いますで、試してみてください。

レパルダスV
主に相手のグッズを破壊する役割のカードです。具体的に破壊したいグッズがアルセウス&ディアルガ&パルキアについている大きなおまもりですが、三神ザシアンの使用率が落ちている事や、三神ザシアンの大きなおまもりの採用率が落ちている事もあり、不採用となりました。

あなぬけのヒモ
主にガラルマタドガス対策と終盤に相手のバトルポケモンとベンチのHPが低いポケモンを入れ替える役割があります。このデッキはガラルマタドガスにかなり弱い構築になっており、ガラルマタドガスを立てられるとかなり厳しいですが、竜王戦は3回戦という事もあり、ガラルマタドガスは居ない予想で切ってポケモン入れ替えを採用しました。あなぬけのヒモの場合前のポケモンに攻撃したい場合に無駄にダークシグナルを使わないといけない事態に陥る可能性がある為、そのような状況にならないようにするためにポケモン入れ替えにしました。

ツールジャマー
主に連撃ウーラオスに強くなるカードです。連撃ウーラオスの望遠スコープ付きキョダイレンゲキやくろおび付きキョダイレンゲキを防ぐ為に採用を検討しましたが、昨今のれんげきウーラオスはあなぬけのヒモが多く採用されているため、ツールジャマー付きのムゲンダイナをベンチに下げられると、意味がないカードとなってしまう為不採用となりました。

うねりの扇
主に連撃ウーラオス対策です。キョダイレンゲキを打たせるまでのターンを伸ばす事が出来ますが、その他のデッキとの対戦ではあまり活躍はしないカードだと判断し採用は断念されました。

スーパーボール
冒険家の発見がある為枠の都合上不採用となりました。
ポケモンが多く入っているためポケモン通信のバリューが高いと感じポケモン通信を優先して採用しました。

ふうせん
頂への雪道対策のスタジアム増量でナイトシティを優先した事と、ゲンガーVのくろいまどろみやブラッキーVのくろいまなざし対策でポケモン入れ替えを採用した為、枠の都合上不採用となりました。

環境デッキとの対戦で意識すること

こくばバドレックスVMAX
アタッカーを2体準備する事と、相手のガラルサンダーVを意識しながらプレイする事が大切です。基本的にはこくばバドレックスVMAXを立てないと相手も厳しいので、サイドプランは3-3を取るようにしましょう。ガラルサンダーVにムゲンダイナが倒されないように大きなおまもりを付ける事ができると相手の要求値が上がります。ガラルファイヤーで攻撃していける状態を作るのが理想です。頂への雪道が複数枚採用されている場合もあるので、スタジアムは出来るだけ雑に貼らないようにプレイしましょう。

れんげきウーラオスVMAX
かなり厳しいマッチです。先攻の場合はムゲンダイナとブラッキーを準備する→2ターン目に相手のれんげきウーラオスVを倒す→3ターン目にれんげきウーラオスVMAXにドレッドエンド→4ターン目に前のターンにドレッドエンドを使ったウーラオスVMAXを倒す+スタンプでお祈り→相手がサイドを取り切れなかった場合インテレオンラインのポケモンを倒し勝ち。というゲーム展開になります。後攻の場合はかなりキツイので連撃ウーラオス側が止まらない限りは負ける可能性が高いです。

ムゲンダイナVMAX
お互いダイナブラッキーの場合は基本的に先攻有利になります。2-2-2のサイドプランが通りやすいので、先攻の場合は順当に相手の2のポケモン(出来ればブラッキーV)を倒していきます。お互いブラッキーVを倒していく展開になると、2-2-3でサイドが進む事になる為、ボスの指令で最後の2を取りにいったり、逆に後攻側はムゲンダイナVMAXに2回攻撃+くろいまなざしで相手のブラッキーvmaxを縛りつつ、リセットスタンプをつかい、逃げさせなくした上で、ガラルジグザグマを絡めて3-3を狙うプランなどもあるので、臨機応変に相手の盤面を見ながらサイドプランを考える事が大切です。

ゲンガーVMAX
相手が順当に回ると厳しいマッチです。先攻の場合は相手のゲンガーVを倒す事やパニックフィアーでムゲンダイナVMAXが落とされないようにベンチを管理します。いちげきのほうこうでエネルギーを付ける場合20ダメージ与えられる為、パワーアクセルorくろいまなざし30+いちげきのほうこう20+ドレッドエンド270などでゲンガーVMAXを倒せる事は覚えておきましょう。またゲンガーVのワザくろいまどろみでねむりにされる場合もあるので、ポケモンいれかえを雑に使わない事や、進化することで状態異常が回復する事は忘れずにプレイしましょう。3-2-1、3-3、2-2-2などこのデッキに対しては色んなサイドプランが取れるので、一番最短で勝てるルートを選びましょう。またリセットスタンプを使いつつ相手のブラッキーVMAXにくろいまなざしを使い、かんしゃくヘッドで10ダメージ与える事で3-3プランなども取りやすくなる為覚えておきましょう。

はくばバドレックスVMAX
先攻の場合はムゲンダイナとブラッキーを準備し相手のはくばバドレックスVを2ターン目で倒せるように準備します。頂への雪道が採用されている型が主流な為スタジアムは出来るだけ、頂への雪道を貼られた後に貼るようにすることを意識します。後攻の場合はパワーアクセルを使いムゲンダイナV2体にエネルギーが付いている状態を目指します。パワーアクセルの攻撃がはくばバドレックスVに出来た場合はかんしゃくヘッド2回をはくばバドレックスVMAXに使う事が出来れば、ドレッドエンドではくばバドレックスVMAXを倒す事が出来るので覚えておきましょう。また、ダメージを与えられたポケモンを常にベンチに下げ、ムゲンゾーンでベンチに6匹以上ポケモンを置いておくことで相手が頂への雪道を使うと、ベンチのダメージが乗ったポケモンをトラッシュさせる状態も作る事ができ、頂への雪道へのけん制にもなる為、出来るだけ1回の攻撃でたおされないポケモンで攻撃していきましょう。

いちげきウーラオスVMAX
先攻の場合は相手のいちげきウーラオスVを積極的に倒していきましょう。後攻の場合はパワーアクセルでいちげきウーラオスVに攻撃出来た場合、相手がいちげきウーラオスVにいちげきのほうこうを使うと、いちげきウーラオスVMAXがパワーアクセル30+いちげきのほうこう20+かんしゃくヘッド10+ドレッドエンド270で倒せる為覚えておきましょう。ウィークガードエネルギーが入っているとかなり楽になるマッチでもある為、環境にいちげきウーラオスが増えた場合はウィークガードエネルギーを採用すると勝率が上がると思います。

三神ザシアン
先行の場合は基本的に2-2-2もしくは3-2-2のプランでゲームを進めます。三神に大きなおまもりがついていない場合はかんしゃくヘッドと合わせてアルティメットレイを使われる前に三神を倒しましょう。三神に大きなおまもりがついている場合は三神を無視して、2-2-2でサイドを取りにいくプランで基本的に戦います。お互い最短3回(オルター込み)の攻撃でゲームを終わらせる事ができるので、先に攻撃しサイドを取る事が大切になります。また、トキワの森をオルタージェネシスを使われるまでは出来るだけ温存しましょう。レパルダスVを採用した場合勝てるプランが増えるので、三神が多くなった場合などは採用を検討しましょう。

ジュナイパー
ジュナイパーを立てられたら勝てません。相手の山札切れを狙うか投了しましょう。

竜王戦当日の対戦

1回戦 こくばバドレックス 後 〇 ※動画2時間6分頃~
https://youtu.be/TvwIx4fr26U
準決勝 一撃ウーラオス/ブラッキーVMAX 後 〇
https://youtu.be/xTsgr571jKU
決勝戦 ゲンガーVMAX/ブラッキーVMAX 後 〇
https://youtu.be/0eipxT5N7G0
※全ての対戦で後攻でしたが、意図的にとった後攻ではなくじゃんけんで負けて全て後攻になりました。

終わりに

今回ポケモン竜王戦で優勝する事ができ、ポケカ四天王に続きポケカ竜王の称号も得る事が出来ました。これは自分一人の力ではなく、一緒に調整してくれたり、デッキを考えてくれた調整メンバーのみんなのおかげでもあります。そしてTwitterなどで応援して頂いた皆さんにも本当に感謝しています。試合の合間に応援コメントを見て力を貰っていました。今後はポケカ四天王・竜王として活動していくことになりましたが、目標としている世界チャンピオンになる為にはまだまだ実力不足な部分がある為、いつか開催されるであろうWCSに向けて日々練習に励んでいきたいと思っています。引き続き今後ともよろしくお願い致します。

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