奥深い歌のLessonだったな〜

今日のLessonは非常に奥深い内容だった。
Lessonを受け始めて2回目の今日は実際に歌って
フィードバックをもらう、という内容。

バリバリ緊張した笑

これまで1000回くらい人前で話してきたし
LIVE経験も何百回とあるけど
自分でも驚くくらい緊張した。。。

声震えたしね、、、

まぁ、そんな話はどうでもいいんだけども

今僕が受けているクラスは
僕を含め4名の受講生がいて
その一人ひとりが歌って、
聞いている人たちがフィードバックをしていく
という流れだった。


新参者の僕は、
全体の流れを掴むために最後に歌うことになり
まずは1人目の方。

歌い終わり、他の方がフィードバックをし
先生から
「では葉山さんから何かありますか?」


そこで僕は
・聞きやすく落ち着いた声であった
・歌詞のどこに自分の人生体験とリンクする部分があったか?
 ここを伝えたい!!というのを感じたかった

というようなことを伝えたのだが!!!


それはフィードバックではない
という、フィードバックをもらったんですよ、これが


先生は当然僕のことをフォローしながら
とても大切な教えてくれたんですね


今葉山さんが伝えたのは、主観的な感想であって
フィードバックではないんですよね。

葉山さん個人の感覚や感性の話をしている


とのこと。


おいおいおいおいおい


ちょっと待ってくれ!!!
音楽は、感性じゃないのか??
感覚じゃないのか??
何が心に響いたのかじゃないのか???


と思ったわけですよ。


というか、そう思いません??


僕はそう思ったんですが
その後、先生が話されたことが
無茶苦茶腑に落ちたんですよね。


〈感性や感覚で歌を歌っていたら、歌は上手にならないし
 そんなものは人が勝手に感じるものだから
 歌い手はそのレベルにいてはいけない〉


〈自分なりのロジックを持たなければならない〉


これだけ聞いても正直
頭には????がたくさん浮かんだんだけど


お風呂に入るときにどこから洗うか?

これは一人ひとり違うでしょ?
ただ、なぜそこから洗うか?
自分なりのロジックがあるでしょ?


確かに、、、


僕は必ず髪から洗う
そして顔、身体を洗っていく。


その理由は、
シャンプーやトリートメントを
洗い流した後、顔とか身体に残らないために
上から順に洗っていく。


これが、お風呂でのロジック。


ただ、これはあくまでも僕のロジックであって
人によって違うし、違っていいし、正解はない。


歌も同じだと。


母音をハッキリ発音するのか?抜くのか?
ビブラートはどれくらいの長さでかけるのか?
喉を開いて歌うのか?あえて引っ掛けて歌うのか?
言葉のリズムはどうするのか?
などなど、歌と言ってもその表現方法は無限にある。


何が言いたいかというと

その表現を選択してんのか?
その歌い方しかできないのか?
では全然違うよ、ということ。


そして、なぜその歌い方をしているのか?
を説明できるようにならないと
歌なんて上手くならない、
そう先生は教えてくれたんです。


さらに選択して歌えるようになるためには
色んな歌い方をインプットしながら
自分のものにしていかないと無理だから

ただこの人歌上手いな
とか、声がいいなとか
そういう歌の聞き方ではなく
歌いまわしや表現方法を聞いて
コピーしていく必要がある。


そう仰っていたんですね。


やばくない???
歌の世界も音楽の世界も
その意識で語れる、伝えられるようになることが大事なのか!!!
と、感動したんです。


これって、ビジネスでも同じことが言えて
例えば、ライティングもそうコピーもそう
なぜその言葉を選んでいるのか?
なぜその文脈で語っているのか?
なぜそこにその一文を入れたのか?

というのもそうだし

なんならビジネスだけではなく
人生そのものの同じで


なぜそのように考えるのか?
なぜその行動をしているのか?


を、自分のロジックで話せないと意味ないし
個性もへったくれもない。

そのロジックを持つ前に
自分を探しても見つかりっこない。


そのロジックを持つこと自体が
結局自分探しに繋がるし、自分の生きる軸になる。


インドに行ったって見つかんねーってこと。


この自分のロジックというのは
言い換えると〈自分の美学〉とも言えて
その美学を追求するためには
色んなことを体験しながら学びながら固めていく意外にない。


その過程は非常に地味。


なので先生も、
この追求が途中で苦しくなって
できなくなる人が多い。
ということを仰っていた。


いやー、全部一緒なんだなー。


自己の確立は、感覚的なものではなく
ロジックを持った美学あってこそ成り立つ。


とてもいいLessonだったな〜
ありがたい。。。


このご縁を繋いでくれた卒業生に感謝だわ、マジで。


歌の美学を磨いていくぞ〜〜〜^^



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