流汗悟道

「流汗悟道」”汗を流して働けば、人の苦労や親の苦労がわかる”という意味です。

※以下のぶんは「流汗悟道」の伝統を守る北海道特別支援施設の話です。

自分たちの生活に必要なもので、自分たちで作れるものは、全て自分たちの手作業で作るという教育方針。
必要なものは買ってくるのが普通・・・
便利だけれども、それでは大切なことには気づかない。

この施設では、味噌やバター、野菜や机や椅子や作業服も、あらゆるものを可能な限り自分たちで作る。
教室に入ったところ、見事に綺麗に使われていた。
「どうしてですか?」と尋ねたら
「自分たちで作るからですよ」との答え。

自分たちで作れば、作る人の苦労がわかるのです。
苦労がわかると、大切にしようという心が生まれてくるのです。
まずは”やらせてみせる”ことです。

可能な限り自分で体験する。
体験すれば、人の苦労がわかる。
人の苦労がわかれば、他人に対する思いやりの心が生まれてくる。

人が作ったものを買ってきて、間に合わせようとするから、作った人の心が分からず、買ってきたものを粗末にしてしまうのです。


「流汗悟道」から芽生えてくるのは「感謝心」だなと。
僕は豊かな時代に生まれたからここの考えはなかなか感じ取りにくいのかなと。

僕自身、親元を離れ1番に感じたのは母への感謝です。
高校時代、誰よりも早く起きて誰よりも寝るのが遅かった。
親元を離れ家事を全て自分でするようになってからより母への感謝と尊敬が強くなった。

幸せなことに僕自身、衣食住に困ったことは一度もありません。
今ある当たり前の環境は当たり前ではない。
ここの考え方は常に持ち続けなければいけないと再度認識するきっかけになりました。

今の職場で考えてみてもそうです。
広くて綺麗なオフィス。
整ったインターネット環境。
充実したオフィス家具。
充実した研修制度。

全て当たり前ではない。
全て先輩方の努力で今の環境がある。

そう考えると先輩方には頭が上がりません。
それと同時に絶対に結果で恩返ししようと強く思います。
必ずやります。

何事にも根底にあるのは感謝です。
僕自身、インターン時代から数えると入社して1年が経ちました。
会社をより知ったことで入社当時よりも今の方が感謝の気持ちは強くなっています。

だからこそこれからすべき行動はその感謝を形に表していくことです。
結果ももちろんそうですし、一つ一つの行動で体現していきます。

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