Photo by ito_mi #140字小説『光の乞食』 1 ホーリースロース 2022年6月16日 13:35 光り輝くものには手も触れられない。いつもショーウィンドウを隔てたように勝者の笑顔を眩しく眺めていた。やっと自分の番だ。ようやく手に入れたチャンスを掴んで都会へ出る若者。そして誰一人友達も恋人もできず精神は病んでいく。面会室で温かく迎える両親に想う。自分はここでしか生きれなかったと。 ダウンロード copy #140字小説 #twitter小説 1