Photo by kyatapy #140字小説『川を渡るとき』 2 ホーリースロース 2022年5月28日 20:07 冷たくなった朝。それでも朝日は昇る。よせては返す波に運ばれて魂はカロンの渡し賃を払えるのか?地獄の沙汰も金次第という。生前貧乏だった私はレーテの川を渡るとき、誰を思い出すのだろう。何も生み出さずただ死んでいくだけの生。自分は運命に対して不誠実だったのだろうか。誰か答えて、神よ。 ダウンロード copy #140字小説 #twitter小説 2