当時高校生の僕へ。

東日本大震災から10年。
10年前の僕は高校生。

そんな当時の僕に、10年経った僕から報告を兼ねてこれを書いている。

また何年後かに後書きで上書きでるように。



10年経った僕から当時の僕へ

僕は、まだサッカーをしています。
お米も作ってます。
サッカースクールを立ち上げています。
災害支援団体ゴラッソのメンバーになっています。

プライベートでは結婚もしました。


あの時、なにもできず自分の無力さを感じていたけど、少し成長しています。

やると決めたら振り向かず突っ走る癖も一切治っていません。


ゴラッソのメンバーとして、子供達とオンラインで会話したり、色々な人が協力してくれてサッカーボールを100個ほど送らせていただいたりしてます。

10年で凄い変化です。

まだまだ微力だけど、少しずつ前に進んでいます。


サッカーを今も続けられている事はおそらくびっくりしていると思う。
女川町で全力でボールを追いかけてます。


一つアドバイスするとしたら、
家族の時間は大切に。
この一言を送りたい。


沢山書いても飽き性で読まなくなりそうだからこの辺にします。


とりあえず、元気で毎日が充実してます。
朝5時半起きという謎の早起きも健在です。

まだまだできる事はある。
もっともっと頑張ろう。
今できる事を全力でやろう。



あ、本当に最後に一言。

10年後の君も、宮城県が大好きです。

では、また




橋本光晟