見出し画像

石川県の日本酒を買った

 能登半島地震で被害に遭われた酒蔵を、少しでも助けてあげようという動きがあります。

 輪島の酒蔵が地震被害に遭って事業再開の目途が立っていないが、日本酒を造る行程でできる「もろみ」は無事だった。そこで、同じ石川県でも被害の無かった白山市の酒蔵が、その「もろみ」を預かって日本酒として完成させる援助をしているそうだ。これは昼の時間帯のワイドショーで報道された。

 私は、「そうだ、石川県のお酒を買えば、ささやかな被災地の応援になるかもしれない」と考えて、近くのスーパーで石川県の日本酒を探して買ってみた。二本あった。

スーパーで売っていた石川県のお酒

 

加賀市と白山市の酒蔵だった

 右側の「車多酒造」という酒蔵が、まさにテレビで報道された援助をしている酒蔵だった。左側の加賀市の酒蔵の報道はなかったが、同じ石川県だから、きっと、何かしらの援助をしているに違いない。

 私は普段、紙パックの日本酒で180mlで百円程度の日本酒を飲んでいる。若い頃はかなり飲んだが、50歳を過ぎた頃から酒に弱くなり、少量で酔うようになってしまった。

 今は、一升瓶や1リットルのパックのお酒は買えない。量が多くて飲め終えるまで何週間か掛かり、そのうち風味が落ちてしまう。だから、一回で飲み切る180mlの紙パックのお酒が丁度良い。安いし。

 今回買った日本酒は一本720mlなので、一日に180ml飲むとすれば4日掛かる。晩酌は毎晩しないので一本飲み切るのに一週間かかりそうだ。封を切った後、翌日以降に飲む分は、空気に触れないように小分けの瓶詰にして冷蔵庫で保管するつもりだ。

 こんな飲み方をしては、お酒にも酒蔵の方にも申し訳ない気がするが、まあ、これも石川県のささやかな支援につながると思っている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?