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2019年5月のエッセイ 「ツイッターの奇跡」 連載5

Only a single tweet can tell that there are
many diverse people in the world.
(たった1つのツイートで世界中の色々な人に伝えることができる)


日記代わりにTwitterをやっている。

 中身はたわいない。夕食のメニューとか、飲んだお酒とか、飲んだお酒とか、飲んだお酒とか、っておいっ。後は見ているテレビ番組に一言。フォロワーもお酒に反応した見ず知らずの2人だけだし、フォローしているのも3人だけ。なので、僕の日々のつぶやきを見る人も、反応する人もごくまれだ。

 ただテレビ番組のつぶやきは別だ。ある時、テレビ番組について呟いた一言が、最終的に3万人に閲覧され、滅多にこない「いいね」が60件もきた。スマホの通知がひっきりなしに鳴って、びっくりだったし、嬉しくもあったが正直ちょっと怖くなった。

 でも普段ではありえない、縁がつながることもある。3月に行った大黒摩季のコンサートに、コーラス&ダンサーとして参加していた濱田美和子さんという方がいるのだが、昔から別のライブでも見ていて、このコンサートで、久しぶりに元気な姿を見た。この濱田さんについて呟いたら、なんと御本人からメッセージがきた!
一度想像して欲しい。ひょんなことから、自分が昔からファンだった人とメッセージのやりとりをする日が来るなんて。こんなこともあるから、あながち悪いことばかりでもない。

 まぁ、こんなことは滅多にない。今日もきっと、いつも通り夕食のメニューについてつぶやくだろう。さて、きょうは何を食べようかな。


2022年4月現在 当時を振り返って。
 Twitterはその前の年、2018年の7月から自分のための日記の意味で始めていて、この2019年5月現在、周知活動を全くやらず自らも他の人をほとんどフォローもせずの状態で、フォロワー2人のフォロー3人だった。今日現在もそんなに変わらず、数が10倍程度になってはいるけど、本当に反応してくれる人は片手にすぎない。自分の記録のための日記なので気にはしていない。ただ、エッセイは読んでもらうためなので、発表場所としてnoteを今利用している。

 Twitterでは夕食の話とお酒の話、気絶の話、テレビの話、会社生活の話、つれあいの話、読書の話がメインでたわいないけど、たまにテレビの話題で異様にいいね!がくることがあった。この時はテレ朝のお城ランキング系の番組だったと思う。たしか鶴ヶ城の呼び方について、つぶたいたら思いの外に反応があって、かえって怖くなった。そんな反応は期待していなかったから。ただ、その後に書いたように濱田美和子さん本人さんからご連絡いただけるなど、本人さんからいただいた連絡も1回ではなく、Twitterは一つのコミニュケーションなんだな、と思う。このときは本当に嬉しかった。濱田さんは大江千里のコンサートで、フレッシュシスターズとして活躍されていて、大江千里ファンの自分には超有名人だ。そんなひとから連絡いただけるなんて。。。

 でも使い方を間違わないようにしないと、怖いなとも思うので他人に関しては慎重に呟きたい。

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