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2020年3月のエッセイ 「ボーノ!! イタリア!!!」 連載22

A magical word that everyone can smile, Buono!
(みんなが笑顔になれる魔法の言葉、それはボーノ!)


 やぁ、久しぶり。1ヶ月ぶりかな、会社に来たのは。なんだか、まだ体がいつもの感じじゃない。早く、いつもの自分に戻りたい。そう見えないかもしれないけど、けっこう、必死。

いろいろ話すことはあるけど、明るいことだけ。

 旅行中、料理は90%おいしかった。満足。やっぱりパスタが出る頻度が多くて、スーパーで買ったものや、フリーの日のオプションのリストランテも含めると、
ボンゴレロッソ、ボンゴレビアンコ、トマトとチーズのスパゲッティ、イノシシ肉のスパゲッティ、トマトソースのフジッリ、ペンネアラビアータ、ミートソースのブガッティーニ、イカスミのスパゲッティ、カネロニのラグー詰め、カルボナーラ。旅行で10回は食べたことになる。

そんな中、旅行中一番おしかったものは意外にも、、、

アマルフィで食べたお昼のイカとマグロ?のグリルだった。特にイカが最高!

イカとマグロのグリルが一番美味しかった

基本、目がついた魚はさばけないけど、これなら自分でも作りたい!
と思わせるおいしさ。多分、味付けはシンプルでオリーブオイルと多少の調味料だけだと思う。

フィレンチェのサバチーニで食べたTボーンステーキも良かったけど、量が多いのと噛み切れないので顎が疲れた。もうトシなので、脂身よりは赤身がいいかな。

フィレンチェ サバチーニのT-ボーンステーキ

逆に普段ムリだけど頑張ったのは、ナスとほうれん草。ちょっと地獄を見た。
頑張れなかったのは、つけあわせのポルチーニ。これだけは許してください。

毎食ガッツリ食べて、さぞ太ったかなと思ったけど、帰国後体重は変わらなかった。イタリアンマジック。

また、いつもの自分に戻ったら、料理以外のことも書くかも。でも書かないかも。休暇中、ツイッターに散々書いたからなぁ。


2022年6月現在 当時を振り返って
 イタリア旅行記の連載は終わり、通常の月報に載せたエッセイに戻る。といっても3月のエッセイは防疫休暇明けなのでイタリアのことなのだけど。言いたいことはいろいろあったけど、明るいことだけを書くように努めた月。まだ本調子じゃないけど、とりあえず書いたという感じ。なんか、記念の旅行だったのに、社会情勢が暗い影を落とすギリギリ寸前だった。僕らより少しでも遅いタイミングなら、もう旅行はできなかっただろう。同じ会社の20万円補助の制度を利用しようと考えていた後の人を思ったら複雑な気分だ。

とりあえず、アイム バック。という感じかな。


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