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ゆうぐれは、ただのしゅふ49「イタリアンハンバーグ」

夕暮れは、ただの主夫
2024年4月25日、木曜日

 毎年恒例の日が去年より早くやってきた。
そこかしこで、笑いと歓声、そして緊張した自己紹介のあいさつ、すれ違うたびに律儀に頭を下げてくるピカピカのひとたち。そう、今日は新入社員の配属日だった。毎年恒例とは言え、どんな人が来るのかという興味津々な顔が並び、こちらもあいさつにそなえ、立ち上がって待つ。

いまや細かく分かれてしまった研究チームにおいて、この建物には多分10人程度の修士卒の新人が配属された。そして、うちの部屋にも一人の配属があった。うちの部屋はボクのいるチームを始めとした3つのチームに分かれており、今年の配属先は状態観察チームだ。多分、2015年あたりからうちの部屋には毎年、新人さんが入ってきている。いまも残っている人もいれば、ご結婚などの事情があって退職したり、別な企業に転職したり、異動になって見送った人もいる。

で、今年も女の子だ。

会社全体では圧倒的に理系は男の子の新人が多いが、うちの部屋には毎年、女の子が入ってくる。女の子に人気というか、多分配属される本人もうちの部屋に明確に行きたいと、思ってるのかどうかはよくわからない。何年か前に男の子が1人配属されたことがあったけど、ボクの力不足もあって、彼が会社を去るのを引き止められなかった。愛媛出身の彼についての話は、2019年6月のエッセイ 「人は誰も、自分の決めた道を進む」 連載6にエッセイを書いている。(個人的にこの回のエッセイはボクの中で好きな話だ)ここ10年で言えば、新卒のうちの部屋への配属は、男女比が1:9くらいで圧倒的に女性が多い。今年の女の子とはまだあいさつくらしかしていないが、うちの部屋の女性が彼女について耳寄りな話を聞いて、その場が一気に盛り上がった。

「お酒、飲めるそうですよ」

そう、それだけが大事。
最近、お酒飲む人が少なくなってきたので、飲む派は巻き返したい。反撃の狼煙だ。・・・やれやれ、そこかよ。


さて、今夜の夕食は、、、

イタリアンハンバーグを作る。イタリアンハンバーグの定義は多分チーズを中に入れたり、トマトソースをかけたりすることだと思う。今日のボクの作ったのは、チーズは入れずにいつものハンバーグを作り、別鍋でトマトソースを作ってそれをかけたものだ。ハンバーグの作り方については、もう何回も書いたし変えてる部分はないので、省略。一応、過去のお話のリンクを貼ると、ゆうぐれは、ただのしゅふ 25 「ハンバーグ」とか。

で、イタリアンな部分は、トマトソースを別鍋で作るとこだけど、至って簡単。にんにく1片をスライスしてオリーブオイルで炒める。そこにトマト缶を1缶入れて、10分ほど加熱し、塩胡椒とコンソメ1個を入れて味付けする。それを焼き上がったハンバーグにかけて、ポテトを添えて、最後にパセリをかければ出来上がりだ。

イタリアンなハンバーグ、のつもり

食前酒として、スプリングバレーを1缶飲み、ハンバーグでごはんを2杯食べる。いろいろあってストレスフルだけど、ご飯は食べておかなきゃ。

あしたは大型連休前の最後の日。大型連休はボクはカレンダー通りで、30日と2日は出る。新人の女子の歓迎会もきっと5月の中頃にはあるだろう。それはちょっと楽しみだ。多分、5月の飲み会は2回。あわよくば3回。テレパシーはなかなか通じないけど、それはそれ。

さ、もう今日も午前1時を過ぎたので、寝よう。またね、明日朝にこのエッセイは投稿します。

チャオチャオ!


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