家賃払えなくなっちゃったの？YouTuberよりサラリーマンの方が儲かる？

ゾンビと呼ばれる人たちがいる。
去年の初夏までNEWSだった手越くんのファンで、今の彼を肯定することはとてもできず、かといって無視もできない、という哀れな人たちのことである。

以前別の記事でも書いたが私は手越くんが担当だったわけではないから正確にはゾンビではない。だが2番目に好きだったので彼に何かあるたびに胸がざわつくという状態にある。半ゾンビといったところか。

手越くんの門出は一見順調に見えた。

退所会見は1000万回以上再生され、その後は500万回超えの動画もあった。
それが今ではかなり下がってしまった。
YouTubeで人気の曲の「歌ってみた」動画は100万回再生以上行くこともあるが、企画ものは30万回前後が多く、一日前にアップされた「「はい」といってはいけないゲーム」は9.2万回再生になっている。コラボ動画は少し前なら100万回超えることも多かったのだけれど、プペルで有名な西野亮廣さんとコラボしたものは46万回、Chemistryの川畑さんとのコラボの歌動画は37万回だった。川畑さんの動画は曲選択がYouTube受けしなかったんだろうと思われる。（歌が上手いからってバズるわけじゃないのがYouTubeの怖いところ、というか、そもそもスキルがあるから好かれるわけじゃないのがポップカルチャーの世界だ。技術があればそれだけ賞賛されるのはクラシックの世界ではないか？そう思うと手越くんのいう、スキルさえあればプライベートは大目に見てくれは的外れということになるが…。）

さて、最近手越くんが何となく東京から離れることを仄めかしている。地方はいいよね、テレビに拘らないなら東京に住む必要ないんだよね、俺は東京と神奈川にしか住んだことがないよ、みんなのおすすめの地方をプレゼンしてね、という趣旨のインスタをあげたのだけれど、私は「あ、家賃払えなくなっちゃったのかな」と思ってしまった。

だって新しいおうちに住むとき、今後頑張るぞ、ということで少し背伸びした物件に決めたのだ。この家賃を払わねばならない、ということで背水の陣で頑張るぞ、っていう、ね。でもあの頃は500万回だった再生回数が今や9.2万回とか24万回とかだ。

YouTubeの収益って確か1再生で0.1円だったと思うが、そうすると30万回だとして3万円、これを二日に一度更新するとして45万円。イメージ鳶職とか不動産のセールスマンとか大型トラックの運転手くらいだろうか。高給取りだと言えると思うけれど夢のように高給かと言われるとそういうわけでもなくて、親戚とか友達にいそうなくらいだ。もちろん最近企画ものは30万回くらいだけれどたまに「夜に駆ける」とか歌うと100万回以上再生されるのでそういうのを入れるともっと儲かるわけだし、たま〜に雑誌とか出てるし、クリスマスのライブではグッズも売っていたので、そういうのを入れると45万よりは多いだろう。しかし当初想定よりは収入は少なくなってきているのではないか。それに彼はそこからコストを引かねばならない。機材とかね、それにスタッフのお給料。衣装とかメイクとか自分でしているのか誰か雇っているのか知らないけれど、そういう人にもフィーを払っているとすると、ひょっとして最近は持ち出しなんじゃないかと不安になる。

もしこれで彼が田舎へ引っ越したらそういうことなんだろうなと思う。でもコストカットとしては普通の手だよね。見栄でそんなところ住んでるのが一番よろしくないから。でもブランドは落ちるな〜と思ってしまうな。事務所辞めても一流だよっていうところを見せたくて気合いと見栄で借りたのに一年そこそこ、或いは一年持たずに家賃払えなくなって、って格好悪いもんね。

なんか格好悪いよなと思う。都内の大手企業、部長クラスだと年収2千万くらいはもらう。ボーナスがあるから何とも言えないけれど、雑に12で割ったら月に170万くらいだ。手越よりサラリーマンの方が稼いでるんですけど。。。あんなにサラリーマン馬鹿にしてたのに。

もちろん大手企業で部長になれる人ってそんなにはいないけれど、でもアラサーくらいで年収1000万くらいにはなるので、そうするとボーナス無視して12で割れば月収85万？アラサーくらいでなれる役付きはみんな大体なれるから、そう思うとYouTuberになるより普通に勉強して普通に就職した方が断然いいな。

サラリーマンになるなと言ってはいたけれど、その組織や社会とうまく折り合いをつけてるサラリーマンの方が、金銭という指標では高く評価されてるって悲しい話だな。これ以上再生回数落ちないといいね。