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サッカーフィールドでオーケストラ?

近藤です。

梅雨らしいもやっとした空が続いていますね。

実は本日、午後から愛媛JrオーケストラでFC今治と鹿児島ユナイテッドFCの試合のオープニングに出演することになっているのですが、お天気次第では出演中止(試合はあります!)。

今日はあまりにもお天気が読めないので、会場まで楽器を持って行き、出演時間の天気によって出演するかどうか決まる、ということになりました。

FC今治のチームカラーのイエローやネイビーの洋服も揃え準備万端。そして大事な弦楽器の方もいつもとは違う心構えで準備しています。

音楽を演奏する際、クラシックの場合は室内の整った環境で演奏をすることがほとんどですが、私たち愛媛Jr.オーケストラはちょっと違うのです。

晴天だけでなく、強風、雨天、海風、過酷な環境割とあり。音楽を望んでくださる方がいれば可能な限り出かけてゆきます。毎回何かしらハプニングがあったり、嬉しい出来事があったりするので、野外の演奏はどれも心に残っています。

ただ、我が家の楽器をお世話してくださっている楽器工房の職人さんからは

「どこまでも行って、演奏したい気持ちは分かる。すごく分かるんですが、楽器のことだけをいうとできれば室内で演奏していただきたい。野外で演奏するなら一曲だけ弾いてすぐにケースにしまっていただきたい」

と呟かれます。

そこで、野外で演奏する機会のある方の多くがそうしているだろうと思いますが、私も屋内で使う楽器と野外での演奏の時に使う楽器を分けています。

私が初めて使ったビオラ1号が今は野外演奏用。重くて、大きいのでなかなか手強い相棒でしたが、美しくて、音があまり狂わない堅実な彼。どんな環境でも動じないタフガイですが、私には少し重くて、ビオラ2号がメイン楽器になりました。このビオラ2号は小柄で細くて、軽い上に大きい音が出る彼女。ただ、気紛れなところがあるので音合わせには苦労します。

そんなわけで色々アクシデントが多い野外ではビオラ1号が頼りになります。

最近、野外での演奏がなかったので久しぶりに手にする1号。いい仕事をしてもらえるよう今一度確認する時間が必要なので、今日はこの辺で。

では、また。ごきげんよう。