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スズメ推し

近藤です。

今朝の山の我が家はいいお天気で雲ひとつありません。「五月晴れ」です。この五月晴れって梅雨の合間の晴れに使う言葉だとか。昨夜の天気予報の受け売りです。

先の日曜日、ダーウインが来た、という番組を見ていたら鳥は単語で情報伝達をしているだけではなく文章も作っているらしいという話が出ていました。人間以外は文章で話をしないんだと習った古い世代の私には面白い話でした。

我が家には小さい裏庭があります。

ある日うっかりしていてずいぶん古くなったお米を発見しました。どうしたものか、と裏庭に撒いてみたところスズメがやってくるようになったのです。餌を撒いただけでは飽き足らなくなった私。部屋の中から鳥がよく見えるように鳥用の餌場を作って毎日の楽しみにしているところだったので、なんていいタイミングの番組だろう、と思いました。

番組ではよく知っている鳥たちが例に上がっていましたが、それを観て山の家族は全員あることが頭に浮かびました。

「我が家の雀食堂にやってくるスズメたちも会話してるんじゃないの?」と。

庭にくる鳥がいろんな鳴き方をすることはみんな気がついていましたし、集まってきたり、餌があることを知ったりするには何かしら技があるのだろうと思っていたのですが会話しているんだとしたら!と放送を見ながら家族のテンションが上がりました。

きっと我が家の人間は無害だとスズメに伝わってはいるんだろうと思います。

カーテンを開けて家の中からみていてもあまり逃げなくなったし、お米の追加のついでに水やりをしていると私の後ろをものすごいスピードで通ります。「はやくどいて」と言わんばかり。ただカメラは苦手みたいで鳥がいるところをうまく撮れたためしがありません。

何度も来て欲しくて1日にやるお米の量は増えてきたし、よそのスズメも気になります。私の推しは鳥、またはスズメです、って言ったほうがいいでしょうか。

もっと見ていたくて私は家の中の仕事場所を移動させました。以前より場所は格段に悪いのですが裏庭と雀が見ていられる場所としては最高です。

そのうちすぐ近くまでやってきて私のキーボードを覗き込んでくれないかしら、と思っていますが、そんな日、来るのかなあ。

推しがいるってわくわくしますね。

では、また。