ゆるリテラシー『ドローンのすすめ』

『ドローン』は、一度操作してみる価値がある代物であると思います。今や誰もが言葉になりつつあると思います。しかしながら、実際に操作したことがある方はすごく限られているのではないでしょうか?

ドローンの活用法として、その土地の良さをSNSを通して発信するために、もしくは、PR動画や写真用としての「空撮」は真っ先に挙げられます。その他に宅配として品物を届ける役割や、救急や災害といった緊急時に物資を届けるなど、その可能性は非常に大きいものがあります。

ここでは、ドローンに興味を持ってお試ししていく「ゆるリテラシー」観点から述べていきたいと思います。ここでのゴールは「ドローンのある程度の操縦資格と活用の有効性を自ら考える。」とします。

☆トイドローンの購入、そしてとにかく、飛ばして見る
ドローンには大きく分けて2種類となり本体重量が200g未満の「トイドローン」と200g以上の「ドローン」に分かれます。その違いとして一番大きいのが200g以上になると航空法「無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の飛行ルール」が適用され、フライトさせるのに国土交通省に提出する申請が必要となってきます。その申請を必要しないものが「トイドローン」となります。「最初から申請すれば良いんじゃないか?」と思うかもしれないが、申請には
①10時間以上の飛行経歴
②安全に飛行するための知識
③安全に飛行するための一般技量
④安全に遠隔操作するための技量
⑤安全に自動操作するための技量
が問われてきます。

ドローンスクールで技量を磨くと言うのが一番良い方法ではあるが、20万円以上の費用がかかることで、まずお試しにと言うにはハードルが高くなります。また、飛行すると墜落の危険性はもちろん付き物です。そのためにも、はじめに「トイドローン」で練習することをおすすめしたいと思います。

また、「安全に遠隔操作するための技量」としてGPSやセンサ類頼らない飛行技術が問われることから、練習用のドローンでわざと難しさを体験するのも良いかもしれません。
あえて一つオススメするとすればHoly Stone社のF180W RTF (F180W-FPV)です。このドローンは気圧センサーが無いため自分の技術でホバリングをしないといけない、GPSが無いから自分で帰還させないといけないと言ううってつけの「練習機」と言えます。

そこまでストイックに求めていないとしましたら、現在市販されているドローンは空中のその場に静止する「ホバリング」や、GPSによる自動帰還は安価なものでも標準的な性能になっております。物によっては自動飛行や、プログラミング制御で動くもの、カメラにおいては4K画質のものなどが販売されているものであります。

自分が今まで体験したことのないフィールドに踏み込むことで色々な気付きを得られたり、必要性を感じたりします。例えトイドローンとは言え「無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の飛行ルール」を必ず念頭に置き、そのうえでぜひチャレンジして頂くことをオススメいたします。

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