見出し画像

パートナーと力を合わせる

養子縁組里親になる
養子を迎える

私たちの人生に、このふたつをプラスするのは、容易ではなかった。
パートナーである夫自身、最初は反対だったのだ。

でも、慌てずじっくりじっくり時間をかけて対話を重ねるにつれ、私の考えを理解し、夫婦二人の人生から「産まずに家族が増える人生」に思考をシフトしてくれた。

そこからは、夫の両親を説得するのにまた時間がかかったし、いろんな壁にぶち当たったけれど、夫が同じ温度で向き合い、がっちり手を繋いで同じ方向へ歩んでくれてるからこそ、どんな壁も乗り越えて来られた。

夫には、いまでも感謝しかない。

私たちが参加していた登録前研修に、夫や家族から賛同を得られないまま妻だけで参加していた方もいた。

実子がいて社会的擁護の子どもたちの養育に関心が高い方で、どうやって旦那さまに理解を得たらいいのか、とても悩まれていた。

残念だけど、こればかりは、私たちが手助けする術はなかった。

あれから4年たったけど、今でも思い出す。

あの人、里親になれたのかな。
それとも、諦めたのかな。

里親になるにも、子育てをしていくにも、パートナーと常に考えを共有して、力を合わせて取り組んでいく必要がある。

子育ては、ママだけが頑張ってやるものじゃない。
いま頑張れたとしても、いつか疲弊する時が訪れるかもしれない。

ましてや、血の繋がらない子を育てるわけだから、里親になる段階で、委託やマッチングの段階で、夫婦でたくさん意見ぶつけ合って、理解を深めて、足並みをしっかり揃えていってほしい。

これから里親になる人、子どもを迎える人、沸き起こる未知なる不安に、パートナーと力を合わせて向かっていけますように。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?