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鬱病患者が発作性心房細動でカテーテルアブレーション手術を受けることになる。(手術後2週間目)

土曜日にかかりつけの胃腸内科医院に、東京ハートリズムクリニックの院長先生からのお手紙を渡しに行った。ちょうど前回、逆流性食道炎の治療を受けてから1ヶ月たちランソプラゾールなどの薬が終わったタイミングでもある。いつもは看護師さんが血圧計を持って待合室を回り、症状や経過を聞き取りしていくのだが、なぜかいきなり先生が僕を呼ぶのであたふたと診察室へ。なんと土曜勤務の看護師さんがワクチン接種で不調お休みとのことだった。先生は「よかったね、とりあえず心臓の不整脈は落ち着きそうだね」と喜んでくれた。胃内視鏡検査はハートリズムクリニックの1ヶ月検診が終わって状態に問題なければ3、4月に予定を組みましょうとのことだった。

この手術を受けた方の多くはなぜか術後経過をあまり記録していなくて、きっとあっさりと良くなってしまっているのかなとか思っている。僕の場合はというと、あまりそうでもない。退院してすぐ犬の散歩などに出てしまったせいか、妙に疲れやすくて眠くなりやすい。1週間目は偏頭痛が定期的にあって、現在もときどきそれがある。偏頭痛があるときはだいたい寝てしまうことが多い。起きたら頭痛が取れているからだろうと思う。心拍数は術後の説明通り10位、術前より上がっていて、階段を上るときなどはつらい。毎日5階まで上がっていたのだから元々の平常時心拍は結構鍛えられていて低めだったのが、結構な勢いで上昇してしまう。1時間の散歩は当分止めた方がいい感じだ。そもそもハートリズムクリニック受診前の生活も通常の時より運動量は落ちた生活をしていた。いつも心房細動や期外収縮に悩まされていたからだ。

咳には困っている。これは入院前から悩んでいたことなのだけど、期外収縮が原因なのか、逆流性食道炎が原因なのか、アレルギーなのか、と悩んできた。昨晩などはランソプラゾールを飲むまでずっと咳が出ていた。コロナに罹ったのかと思うほどだ。SpO2を計測する機械を買って置いて良かったと思う。どちらかというと逆流性食道炎由来のような気がする。一昨日、漢方を飲んでる最中に食道のあたりが痛んだ。今日はカフェラテでやはり痛む。猫背姿勢で増える気がする。携帯心電計で測っても全然波形の乱れはでていない。

そもそも食道と心臓は身近な位置にあり、アブレーション手術の合併症も食道にでることがあるくらいだそうで、正直、心房細動の原因もストレスによる逆流性食道炎の悪化による咳き込みが一因なんじゃないかと思っている。咳によって心臓の方への衝撃がくり返され、自律神経の乱れがでて、それが心臓の電気信号を崩したんじゃないかなと。なぜかといえば、去年の秋まで、不整脈なんて感じたことがなかったからだ。そして去年の夏から秋にかけてめちゃくちゃストレスフルな生活をしていた。今もそのころを思い出すときつい。僕は医者ではないので勝手な推測になるけど、なんとなく自分ではそう感じている。

術後2週間目のまとめとしては、まだ仕事復帰していない。(というか1ヶ月の検診まではしないほうがいいと家族に言われている。)肉体労働な仕事のため、ここで無理したら元の木阿弥になってしまうかなと思っている。散歩も近くのコンビニまで往復15分程度にしている。まったく動かなくても体力が落ちる一方だろうし、かといって無理するのもと思う。心臓カテーテルアブレーション手術の術後経過については人それぞれだと思う。高齢な方は体力回復まで数ヶ月入院をする場合もあるようだし、元気な方は退院翌日から働く人も多いらしい。ただ退院してしまえば様子を見てくれる看護師さんもいないし、医療器具もない。自分の身体は自分しかわからないわけで、無理は禁物と思う。


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