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自分の子どもがHSC(繊細さん)かもしれないと思ったときにやること〜私の失敗編〜

前回の記事ではるとがHSCかもしれないと思ったきっかけを書きました。

この記事の中で児童精神科や療育にかかるまでにたくさんの人にご迷惑をおかけしたというお話をしました。
数々のご迷惑をおかけした私の経験談を交えながら、自分の子供が繊細さんかもしれないなと思った時にやるべきことをまとめました。
私は本当にたくさんの人にご迷惑をおかけしたんですが、最終的に息子が必要な支援につなげることができました。
私はかなり遠回りをしてしまったので、皆さんには同じ失敗をして欲しくないので、ぜひ反面教師にしていただけると嬉しいです。

私がまず初めにやったこと


まずは私の失敗談から共有させていただければと思います。
私ははるとが繊細さんかもと思った時に、まずは「子ども 繊細」でググることから始めました。
そこで当てはまることが多かったので、きちんとした第3者に本当にうちの息子は他人から見ても繊細さんなのか判断してもらおうということになりました。

初めての児童精神科への予約への道のり


そこで主人と話し合い、児童精神科で見てくれそうだということになり、早速ググった病院に電話してみました。
そしたらなんと次回予約は半年待ち!
しかも風邪をひいたときのように簡単に受診できるのではなく、医師の意見書か保健師の推薦が必要だと言われてしまいました。
(この辺も児童精神科のことを全く調べもせず、いきなり電話してしまったのが原因だと思います・・)
ここでまた困ったことも。

保健師さんという壁


保健師さんとは私が今の住所に引っ越してきた際に、一度ご連絡いただいたきりであまりお話したことがなかったのです。
おまけに、今の担当とは別の方なのですが新生児訪問の時のアドバイスが元で、精神を崩壊しかけた経験もありまして・・・
(はるとは私の服薬の関係で新生児から完ミだったのですが、規定の3時間開けなさいというアドバイスを忠実に守っていたら、お腹が空いて泣いているのはわかっているのにあげれなくて1時間泣き叫ぶ息子を抱っこし続けた経験です・・・)
今回の保健師さんとは1歳半検診のときにお会いしていて、保育園で泣いていることももちろん相談したのですが、その時のアドバイスも「お母さんが安心して送り出せば大丈夫よ〜」というなんとも言えないものでした。
ということもありまして、保健師さんという存在が苦手だったんです。
なんとなく、お節介な正論だけいう人みたいな。
今回の繊細のこともそもそもまだ世間的にも理解されていないのに、発達障がいでもない息子のことを話して理解してもらえるのか、相談してもお母さんの気のせいだけで見過ごされてしまう可能性が高いと思いました。
あとはかかりつけの小児科で書いてもらうという選択肢もありますが、かかりつけは頑固であまり話さないおじいちゃん先生という方なので、「意見書を書いてください」ということがなかなか言いづらい・・。

最大の失敗 電話をかけまくる


そこで私はなんとか医師も保健師も入らずにみてもらえるところはないかと電話をかけまくりました。
(ここが今回の一番の失敗です。それは電話をかけまくったこと。)
そしたら2件、まずは相談員の方が話を聞いてくれるということで、早速相談予約を取り、話を聞いてもらうことに。

なんとか、精神科の相談まではたどり着いた!けど・・


はるとの様子も見たいとのことでしたので、保育園を休んで相談センターまで連れていき、これまでの出産の時から現在のはるとの保育園の様子まで事細かに聞かれました。
2件行きましたが、聞かれた内容はほとんどが同じでした。
問題はここからで、2件とも最後に「今回の情報は保育園と保健師にも共有させていただきますね〜」と言われたことです。
どうやらこの手の相談はまず保健師に相談し、そこからこの病院に繋ぐというのが通常だそうです。
ですので、私の担当の保健師さんは全く知らない所から2件同時に同じ子供の相談が入ってくるという大変申し訳ないことをしてしまいました。
そして、さらに問題だったのは保育園で、病院からの情報+保健師からの質問も来るわけで、本当にご迷惑をおかけしたと思います。
ただ、保健師さんが全部の間に入ってくださり、うまく調整してくださったので、なんとか通常のルートに戻ってくることができたのです。

今回の失敗の原因を振り返って


今回の一番の大きな原因は私が焦って行動しすぎてしまったところにあります。
本当に当時各ご担当の方にはご迷惑をおかけしたな、と今も反省しています。
ただこれももし自分の子どもが繊細さんかもと思った時に正しい順序が周知されていれば起きなかったことでもあると私は感じています。

私の失敗編が長くなってしまったので、次は自分の子どもが繊細さんかもと思った時にとるべき正しい行動をお伝えしますね。


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