どのようなQiita記事が読まれるのか?
長野県でフリーランスのエンジニアをしているwaticsonです!
私のQiita記事をGoogle Analyticsで分析し、どのような記事が見られているか調べました。
条件はこちら。
記事のタイトルと概要をまとめました。
☆オーバービュー
「海馬社長にカードだけじゃなくてビジネスも教わりたい」
という記事が圧倒的によく見られています。投稿した数日後、表示回数が一気に増えました。記事のリンクは最後に載せています。
また全体の表示回数が多い記事の滞在時間が1分程度であるため平均値を上げています。
また、「スマートスピーカーでハッピーバースデートューユー♪を上手に歌う」という記事が最も表示回数が少なかったです。
1. 最もいいねが多かった記事
最も表示回数が多かった「海馬社長にカードだけじゃなくてビジネスも教わりたい」という記事がQiita内の「いいね」数も多かったです。
この記事から、いいねが多い記事の特徴は以下と考えます。
①タイトルがネタ寄り
技術的にはChatGPTとLINE botとの組み合わせなので、「ジピハラと真摯に向き合う」という記事と近いですが、表示回数は6倍程度の差があり、最もよく見られている記事です。取り上げる技術ではなくタイトルの違いであることがことがわかります。ネタ寄りで、技術内容はわからないが意味が分かるタイトルという特徴があります。
②流入経路はQiitaから
2つの記事のユーザーの流入経路を比べると、ほとんどがダイレクトです。
実は海馬社長の記事はQiitaのランキングアカウントで紹介されていたため、表示回数の増加が加速したと考えられます。実際に、紹介された日の翌日に記事が伸びました。
③1分で読み終わる
また、scrollは247で30%程度のユーザーが記事を終盤まで読み進めていました。その平均エンゲージメント時間は約1分です。大体記事のボリュームに沿っています。
※scrollはユーザーが深度90%まで到達した場合に1とカウントされます。
④人気タグ
"遊戯王"を除けば数百~数万のフォロワーを持つタグです。
2. 伸びると思っていた記事
投稿してから最も日が浅い記事ではありますが、期待していたのは、「ハンズフリーカラオケの土台をつくる」でした。Qiita内でViewsがそれなりにあったのに「いいね」が少なかったです。
先ほどの良例の基準で見てましょう。
①タイトルがネタ寄り
「ハンズフリーカラオケ」って何だろうと気になりますが、「自分に関係なさそう」と記事に到達しないユーザーもいると思います。「口が暇そうだから歌わせてみた」など広くターゲットを取る方が良かったかもしれません。
②流入経路はQiitaから
推移は悪くありませんでしたが、加速するきっかけがなかったです。ニワトリ卵ではありますが、初めの1週間でQiitaに取り上げられることが重要です。
③1分で読み終わる
この記事は3つの技術を紹介しているわりに、30秒くらいで読み終わるボリュームです。一見短い記事だと最後まで読まれそうですが、scrollはわずか5でした。短い記事にもかかわらず、訪れた人の12%程度しか最後まで記事を読んでいません。短くまとめた記事はかえって読みにくい、情報が浅いと思われるのかもしれません。
④人気タグ
"voiceflow"は中々渋い。"音声"もせめて"音声処理"とすればよかったです。
どのような記事が良いか。今後の改善点
タイトルにこだわる。技術内容や企画を端的に伝える意図の記事もあって良いが、記事を見てもらうためには、ネタっぽさやユーザーを広く取れるタイトルが良い。技術がマニアックなら尚のこと。
Qiitaに取り上げてもらう。まずはここを目指す。Qiitaユーザーが見たいと思うものが最優先。エンジニアが記事を見そうな時刻を狙う。エンジニアあるあるやミームがないかユーザーに寄りそう。
1分で読み終わる。長すぎても短すぎても良くない。1分くらいを目指す。
人気タグをつける。これは技術よって仕方ないことでもあるが、できるだけ数百万のフォロワーがいるタグを見つける。
他にも、私の記事全体を見ると、「タイトルの長さは特に気にしなくてよい」「タイトルに技術の名称を入れる必要はない」ということも気づきました!
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