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ラブレター「うちの子へ」

ちょっと前にラブレターを書いたばかりだけど、記念日なので少しだけ書きます。

丁度1年前の今日あたりだったな。君達が生まれたのは。

ペンとタブレット、パソコンを使って君たちを描いたのだ。それはほんの気まぐれだった。

君達の見目麗しい姿を見て、衝撃を受けたんだ。こんなに可愛くてかっこいい男が描けたなんて!と……

君達が可愛くて可愛くて、ずっと夢みたいな暮らしをしていたよ。絵を描いて描いて、ずっと楽しかった。

七月頃になってから、君達に物語を授けました。

私はこの時、初めて一次創作の話を書いたんだよ。今までずっと二次創作しかしてこなかったから、ちょっと大変だった。でも楽しかったし、途中で辛い展開過ぎて泣いた。初めて自分の書いた話に涙したんだ。

それから文章を書くのが改めて好きになって、今までに至るまでに沢山の物語を書いた。新しいキャラクターもいっぱい増えた。これからも沢山キャラクターの物語を書きたい気持ちでいる。

君達が生まれる少し前、私はドン底にいた。

ずっと死のうと思っていたし、そういう気持ちを打ち明けたいと思える人もいなかったので辛かった。私には、「信じる」という行為ができなかった。

だけど気まぐれに描いた君達がとっっっても可愛くて、死んでる場合じゃなくなったんだ。そこから、無限に溢れてくるパワーで君達を書き続けた。

友達に笑われても、引かれてもどうでもよかったよ。ただ好きに描き続けた。君達を、私だけしか表現できないから。描くしかなかった。描きたかった。

そうして、ついに一年が経った。

ツイッターを消してしまったから、パソコンのファイルに保存されたデータを見ることでしかあの頃の記録は見れないんだけど、データを見返すたびに笑顔になる。

一年、楽しくて楽しくて嬉しい気持ちで過ごせたのは君達のおかげだと実感した。

君達が生まれてきてくれてよかったと心から思っている。君達がいなければ、私は絶対に死んでしまっていたから。私を生かしてくれたのは君達で間違いない。

ツイッターにも書いたけど、それでも何度も何度も言うけれど、言い足りないからずっと言うよ。君達のことが大好きだと。君達がいてくれてよかったと。

君達がいなくちゃ、他の作品は作れなかったよ。だからありがとう。物語を書かせてくれてありがとう。

これからもずっと、君達は私の宝物です。



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