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やりたいことリストと子供部屋

ぼやーっとしている。

最近自分が何をして何をどう生きているんだかが曖昧でふわふわしている。私は自分の心の中をよく子供部屋になぞらえて書くことが多いのだが、子供部屋に散らかる家具や玩具を言葉という形で窓から投げ捨てまくった数日前。

あれから大分落ち着いたが、今度は子供部屋の中が無重力空間になってしまって、色んな言葉がふわふわ浮いてつかめなくなっている。

自分がどう動いているのかが記憶できない。言葉を書けども書けども「これ、本当に私が言いたいことか?」と疑問になる。私はどこにいるのか、私が今していることはなにか、掴もうとてつかめない。

全く私の中身は不思議なもので、掴めない。でも、今はそれを不快に思うよりは面白く思う。つかめない言葉、掴めない思考、不自由でタスクに追われた日常の中で、私の心の中だけは無重力だ。(これ、なんも考えずに打っている。)

とはいえ、もう少し思考を固めておかないと無重力のまま宇宙に飛んでいきそうなので、私はとりあえず地面に私の意識を括り付けておくためにやりたいことリストを書いた。

至極無邪気に書き出した「やりたいこと」は10個ほど出てきた。

焼き肉食いたいとかアクセサリー作りたいという身近なことから、推しに会いたいということまで。もはや願い事に近くなってるが。

とはいえ、頭の中が空中浮遊してるにもかかわらずこれだけやりたいことが浮かんでくるのだから、まだまだ生きねばなるまいなと思った。私の中にはまだまだ「望み」が溢れている。無重力な私の中を泳ぎながら、思考を掴み、言葉にして自分の望みに近づいていきたいと思う。

自分の中に大小関係なく「成し遂げたい望み」が未だ溢れていると知ることが出来た事で、「まだこの世で前向きに生きていられる」と再確認できた。

なので、定期的に「やりたいことリスト」は書いたり、確認したりしていきたいなと思う。それは「まだこの世でやり残した事」を再確認して無重力に重力を足していく作業でもある。

そして、それらを一つずつかなえていけるように、今日も忙しない日常の中でなんとか自分を保とうと思う。

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