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ひとくち日記:ビリー・アイリッシュの好きな曲の話するだけ
こんにちは、ころモっころ五郎です。
最近音楽関連のひとりごとをポロリポロリと書いてる私でございます。
今日は実はnoteはじめた頃から書こう書こうと思ってたビリー・アイリッシュのことをかこうかなあって思って書き始めました。
ずっと書こうと思ってて書けなかったのはまあ色々あったからなんですが、そこら辺のことも含めて今日はビリー・アイリッシュのことを考えていこうと思います。
ちなみ、音楽専門知識はゼロなので「これは綿菓子の匂いがしますね!クンクンクンカ!!!」とかクソ漠然としたことしか書きませんのでご注意。専門家じゃないからサ…。
●ビリー・アイリッシュとの出会いとここ最近
ビリー・アイリッシュ、出会いは何だっただろう。たしかYouTubeにあったインタビュー動画かな。
一目見たときから、その瞳の圧というか力強さに圧倒されていた。
インタビュー見た当時のファッションも厳つくて「この人、すごい鬼みたいなシャウトするタイプのロッカーか…?」と本気で思っていた。(音楽ジャンル全然違った)(無知)
でも、インタビューの最後にママとハグするところとか見ると「幼さ」が出てて「ちゃんと10代なんだなこの子…。」と何故か私がめちゃくちゃ泣きそうになった。ママの愛情が画面から伝わってきて泣ける(涙腺激弱)
その後インタビュー動画から興味が湧いて曲を聞いてみたら、めちゃくちゃ繊細な美声で更に驚いた。
小さな蝋燭の火がゆらゆらと風に揺れるような、不安定で艶感のある声。素敵で、すごく可愛い!と思った。大げさにいうと、天使の囁きみたいに思えた。予想の斜め上を行った声にどんどん惹かれていく。
あと、正直、声の魅力ばかりに取り憑かれてて(所謂声フェチでもあるので…)ビリーの自分の肉体に対する考えの提示とか、それに伴った周囲のどたばたとかあんまり見てなかった。
本当は興味を持つべきでもあったんだろうけど、それでもやはり今後も積極的にその問題や話題について深く考えることは無いかなあと思う。考えても少なくとも記事にはしないかな。いろいろ考えすぎて難しいから。
ただ、彼女の考えやスタイルの変化は別に止まんなくても良いかなとは考えている。だってまだ19歳、どんなに金持だろうと何だろうと、少女であること、うら若いことは変わりないのだし、若いなりに多くの考えの変化が伴ってもいいと思ってる。
勝手に「あなたはこうあるべき」なんて、決めつけていいはずも決めつけられていいはずもない。
「これまで通り」とか「変化しないこと」ばかりを他人から望まれるのも息苦しいだろうし、彼女は彼女なりの表現をやってけば良いんじゃないかな。模索してこそ人生…かもじゃん?何様だよって話なんですけどね。相手は世界相手にしてるアーティストやぞって。
どうせ人間皆死ぬんだから、生きてるウチに色んな事を模索してみるのも楽しいかもなんだし、ビリーが好きな服着ていいのよ…って島国の片隅で思っています。個人的な欲を言うなら、ビリーに色んな事に挑戦してほしいし、色んな姿のビリーが見たいし。この前のドレス可愛かった。
聞き手がどうついていくかは各々好きにやってこう。そんな感じ。
と、身も蓋もない、というか身も蓋もつけない考えでここのところの肉体的な問題については考えてる。
深く考えることも出来るけど、それはまた今度で。
●ビリーのすき曲の話をしようよ、するよ、ワイワイワイ
さて、曲の話にうつります。私のビリー・アイリッシュ初遭遇はやはり言わずとしれた「Bad guy」なのですが、最初「すごいなんか…グッタリした曲だな…」という印象だった。具合が悪そう(すみません)だなって…。
この曲をライブで観客が大勢で楽しそうに大合唱してる動画、割と衝撃だった。そんな楽しくランラン歌う曲なのかな?!って見てて面白かった。
他のやつもbad guyみたいなダウナー?ダーク?な感じなのかなーと思って、色々聞き漁った中で「これイイナ!!!!」と思ったやつを何曲かあげてくぞ~
カウント~~~ダウンッ!!!(????)
●「lovely」
聞き漁ってく中で刺さった曲、トップバッター的存在はこの曲。
全然知らなかったんですが、これがビリーを一躍有名にしたシングルらしい。すごいね!
色々聞いた中でかなり耳に残っていて、今でもかなり好きな曲です。人気なのも頷ける。
歌詞もすきなのだけど、カリードと声が溶け合う姿が綺麗で、聞いていて落ち着きますね。ビリーの低音って淀まなくてずっと透き通ってるからすごい・・・。
人の魂を鼓舞する熱さ、というよりかは静かに水の中に沈むような感覚を思わせるような聞き心地のよさ。すきだな…。
ビリーの声って全体的にすごい繊細だな~と思うのだけど、lovelyはその繊細さがよく生かされてるように思うし、聞いていると、ガラス細工に触れているような錯覚を覚える。粉々にしてしまわないか怖い、でも旋律が綺麗だから聞き入ってしまう。
私の「美しくって壊れやすいものを愛する」という思想や欲求にすごく合っているのと、自分の憂鬱までもが綺麗なガラス細工に変化してくれるようにも感じるのです。全部妄想だけどな!ガハハ!
●「my future」
これは歌詞があまりに可愛すぎて本当に大好き。ギギギギギ(精神が軋む音)
いやだって、「私、自分の未来に恋しているの。」って‥‥
甘酸っぱすぎて頭の中の思考回路焼き切れるかと思ったわ‥‥。
正直あまりにときめきすぎてその場で発狂して転げまわったよ。だってあまりにも素敵な言葉で、あまりにロマンチックで、甘くて、でも若々しさに溢れている。
可愛いのに強かで「じゃあ、またね。」って満ち足りたような顔で笑う少女のあどけない眩しさが想像できて、えもいわれぬときめきを感じてしまう。
ビリー・アイリッシュが若い子にウケる(っていいかたちょっとあれなんですけど)のわかるな~って思う。ティーンなエネルギーに溢れてて、でもちゃんとマリアナ海溝より深い女心とか微妙な恋愛の駆け引きとかが歌の中で表現されている。そういう甘酸っぱいロマンスな匂いに多くの人が魅了されるのかも、少なくとも私はそう。
明るくてキラキラ朝日浴びているような曲が好きなので、ときめきや甘酸っぱさに窒息したくなったときはこれを聞きます。
朝のドライブなんかにもおすすめかもしれないですね。
●「Lost Cause」
これもまた「my future」とも共通して、マリアナ海溝より深い女心とか微妙な恋愛の駆け引きとかが歌の中で巧みに表現されているなと思った曲。
公開されてすぐ飛んで行ったんだけど、映像の色味がすごくシックでおしゃれでいいな~とすごい好感持てる。あと演者のきゃっきゃしてる姿が可愛い。
「もうこの人とはやっていけないな。」って寂し気な雰囲気とかが漂ってるけど、音がポップ&大人っぽくてお洒落だから重くなりすぎてなくて聞きやすい、という印象。
なんていうか、「恋人に捨てられた!」って嘆く様な雰囲気ではないし恋人っていう関係に縋るような影もなくて、「恋人とか立場などに関係なく、一人の人間として貴方とはやっていけない。」と告げてるのがただのラヴソングだけで終わらせられない所だなと個人的には思います。
「相手が何処に行ってたのかも分からない(分かる気も失せた)」「花束を置いて何も言わずに帰る(相手はシャワ~してて気づかない、関心が無い。)」っていうシーンから、演出されすぎてないリアルな恋愛の悲痛さが良く描かれてるように思いますね。個人主観。
●「Therefore I Am」
今ままでに紹介してきたような「ビリー光属性ありがとうソング」とは打って変わって、「Bad guy」みたいな気だるさとダークな匂いがする一曲、お気に入り。
毒々しくて皮肉っぽい歌詞が好きで、本人は「解釈はリスナーにお任せ。」って感じらしいけどやっぱり自分と自分以外の外野のことなのかな、とか考えさせられる。とはいえ匿名性にかまけて言いたい放題っていうのは、ビリー以外の世界全体で言える事でもあると思う。
昔よりも人の声が大きくハッキリ、しかも沢山見えやすくなった今の世界をよく見ている。というか、まあ本人がその中に晒されてるから尚更なのかもしれない。
けれど、ビリーが「解釈はおまかせ」ってすることで色んな人が色んな環境でその歌に自分の気持ちを乗せていけるからいいなあと思う。例えば「仲は良いけど何でも決めつけて話してくる知り合いにうんざりしてる」…とかね。
自分(リスナー)の生きている環境にリンクさせやすい歌ってやっぱり流行るのかも。例え流行らなくても「誰かの心に届く確率」っていうのは上がる気がする。
外的な要因(人間関係、見知らぬ人の声)にうんざりしてるとか鬱陶しさを感じてる心境の吐露みたいなのにとてもリンクするとこがあって、「ビリー闇属性ありがとうソング」として重宝しております。ストレスクラッシャーソング。
あと、MVでビリーがむしゃむしゃ食べてるごはんおいしそう。
●「Happier Than Ever」というアルバム
実は私、ビリーの曲を聞いていたはいたんですけど、ビリーのアルバム「WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?」とかはそんなにハマらなかった過去。
「when the party's over」とか「wish you were gay」とかは結構好きで良く聞いてたものの、アルバム全体規模でいうとそんなにドハマリはしなかった。おどろおどろしいっていうか、闇が強すぎてあんまり肌に合わなかった感。
でも、youtubeで先行公開されていた「my future」や「No Time To Die」などを聞いて再度ビリーにハマってしまって、二作目のアルバム「Happier Than Ever」を買って聞いて更に「このアルバム、滅茶苦茶好き‥‥。」と覚醒した。
前作のけだるげで闇っぽい空気をのこしながらも、でも少し紐が緩んだような甘めの雰囲気が「Happier Than Ever」全体に漂っていて、すごく聞きやすかったんですよね。闇と光のバランスが丁度良くて、無限リピートしている。だから好きな曲も「Happier Than Ever」に収録されているものが多めです。
今回、そういう心変わりもあって描きだしたんですが、書けば書くほどアルバムきたくなるし、ビリーを知ったきっかけだったインタビューもまた見返したいなと思い始めております。
今後もビリーがどんな曲を書くのか楽しみにしながら生き延びていけたらいいな。
長々と続いてしまいましたが、本日はそんな感じで。
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