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コロナ禍のNMB48へ

今年はたくさんの不安や我慢にさらされた一年でしたね。みんな、よく年末まで生き延びました!えらい!!こんなイレギュラーな事態のなか、寝て起きてご飯を食べてるだけで十分です。もし読んでくれているあなたが今年、お仕事や学業、家事や育児などをやったのなら天才です。天才!!!!!

2020年、私の大好きなアイドルグループNMB48は10周年イヤーでした。
年が明けた頃はまだ平穏だったので、昨年子どもが生まれて育児に追われていた私も、「なんとか10周年コンサートに行けないかなあ」なんてぼんやり思っていました。
ところが、春先からニュースが初めて聞く感染症の話題一色になり、マスクが無くなり、トイレットペーパーやオムツ、赤ちゃんのおしりふきまで品薄になり…だんだんと日常が失われていきました。
4月には緊急事態参加が出され、予定されていたイベントは軒並み中止に。
5月に発売が予定されていたNMB48の23rdシングル『だってだってだって』も発売延期になってしまいました。

我が家は子どもが小さく、保育園などにも通っていないので、生活への影響は少ない方だと思います。それでも、ウイルスへの不安、生活必需品が品薄になる不安、「春になったらみんなで出かけようね」と話していた様々な予定は叶わなくなり、「赤ちゃんに会わせて〜!」と友人が訪ねてきてくれることもなくなり、状況が長引くにつれて、どんよりした気持ちが澱のようにたまっていきました。

そんな私たちに、明るい話題をくれたのはNMB48のみんなでした。
発売延期になった『だってだってだって』のstay home ver.をそれぞれの家で撮って公開してくれたり

「難波自宅警備隊」というコンテンツを作って公式YouTubeチャンネルで様々な企画を配信してくれたり。(この「難波自宅警備隊」、第1回は緊急事態宣言が出されてすぐの4/9というスピード感)
この不安な時期にみんなの可愛い顔を拝めるだけでも最高なのに、様々な企画によって「あーやん出来る女すぎる」「ひなちょこんなに可愛いの?俺の彼女では???」「人狼と脱出ゲーム企画でのわかぽんは天才」(byフォロワー)など、新しい魅力まで知ることができました。

感染症予防の観点から握手会は無くなってしまいましたが、5月にはいち早く「ZOOM個別お話会」が開催され、9月にはブラッシュアップされた「オンライン個別お話会」となりました。
握手会に参加したことがない地方民こと私。この!!オンライン個別お話会に!!!参加することがでしました!!!!
凪咲うちわが大好きな我が家の双子と一緒に家族で参加しました!わーーーい!!!

お話会レポ書きそびれちゃっているのですが、なぎちゃんの優しさに触れて感動したので、ちゃんと書き残したいと思っています…。

ライブも開催されました。目まぐるしく変わる状況の中、8月には白間美瑠ちゃん、LAPIS ARCH、だんさぶるによるNMB48 FIRST ONLINE LIVEが、10月には感染症対策を行った上での10周年LIVE、次世代コンサートも開かれました。
これらのライブは様々な媒体で配信され、この状況でなかなか現地に向かえない私のようなオタクもリアルタイムで楽しむことができました。
吉田朱里ちゃん、村瀬紗英ちゃんの卒業コンサートも、配信で見守ることができました。

他にも、劇場公演や各メンバーのYouTubeだったり、私が追いきれていないグループの活動、そして個人の活躍がたくさんあったと思います。



思えば、「みんなで旅行にいく」だとか「友達とランチする」だとか、小さな楽しみが無くなり、先々の予定も立てられず、世間話もコロナのことばかりになっていました。

そんな中、私たちにはいつも、NMB48の嬉しいニュースがありました。

「MVのダンスシーンの梅山本さいこうじゃん…」「なぎちゃんのさんま御殿!見た???😂」「鉄砲隊、みぃーき一位すごすぎ!」「CDTVのNMB48大勝利😭」「水色のポニーテールは山本望叶ちゃんです!!!!!」「アカリンのリップとアイパレ、新色出るー!💓」「こじりんがBIIのチーム曲にMV作ってくれた!」「れーちゃんの写真集やばない???すーちゃんもやばない????」「10周年ライブの卒業生豪華すぎるだろ…」

先の見えない状況のなか、私には常に「今日の嬉しい出来事」があったし、「この先の楽しみな予定」がありました。
今年、「NMB推してて良かったーーー!!!」って100回くらい思いました。100回じゃきかないかも。ほんとに。

でも、私たちに元気をくれるNMB48のみんなも、きっとすごく、もしかしら私たち以上に不安だったし悔しかったんじゃないかなと思います。
LAPIS ARCHのオンラインライブであーやんが言葉につまるのを見たとき、「アカリンの部屋」でアカリンの卒業発表への葛藤を知った時、10周年ライブでこじりんが目に涙を浮かべながら話すのを聞いた時…いつもその時になって初めて、「ああ画面の向こうからいつも笑顔をくれていたこの子たちも、不安ややり切れなさを抱えて、ここまで来たんだ」という当たり前のことに気づくのでした。
私たちから直接は見えませんが、スタッフさんも。新しいことを始めるのには、リスクや批判が伴います。そんなのに晒されるのは誰だってごめんだし、誰かが始めたやり方に従うほうがずっと楽。
でも、いち早く動いて工夫して、ファンに色んなものを届けてくれたこと、とても感謝しています。


旅立つメンバーから教わったこともあります。

吉田朱里ちゃんは、後輩みんなに細やかなアドバイスを話して、卒業シングルのMV、ジャケット、卒業コンサート、卒業公演でメンバーそれぞれが輝けるように色んな機会を作って、たくさんの愛を注いで卒業していきました。

村瀬紗英ちゃんは、「どんな状況も振り返ると全部ありがたい」「みんなの自慢になれるように紗英は頑張ります!」と、陰ることのない強くて美しい決意を私たちに見せてくれました。

そして山本彩加ちゃんは、「病気と闘う方々の生活に少しでも笑顔が増えるようなサポートをしたい」と看護の道へ進むために、卒業を決めたことを教えてくれました。

彼女たちを見ていて、このコロナ禍の不幸を嘆くばかりの自分はほんとちっちゃいなと思わされました。誰かのために何かをできるように、そして、そのことを自分の喜びに変えられるようになりたいなと。
私は出来るならずっと寝てたいし、体力はミジンコだし、明日出来ることは今日やりたくないし、すぐ人のせいにして怒るし、吉田朱里にも村瀬紗英にも山本彩加にもなれないのだけど…。だから、今日から何ができるわけでもないんだけど、この大変な状況下で私たちに元気をくれたNMB48のみんなに感謝するとともに、そんなことを考えました。

今までもずっとNMB48が大好きだったけど、この一年、ますます大好きになりました。とーーーっても支えられました。あと地方民にとってはオンラインの選択肢が増えて、とてもオタ活しやすくなりました!!!
ありがとうNMB48!!!!!大好きだ!!!!!

いつか京セラドームで、大好きなアイドルと、一緒に2020年を乗り越えたオタク仲間に会えたらいいな。
それではみなさん、良いお年を!

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