似たり寄ったり
日本語教師の労働環境に対し、労基が入ったニュース。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200127-00010702-bengocom-soci
この構造は、公務員にも似てる部分があると思いました。
日本の悪い習慣
一番似てるな、と思ったのは、時間外の部分です。
給料はもらえないが、学校の仕事をしている訳です。
そりゃ年に数回なら、おまけの汽車ぽっぽで良いのですが、それが恒常化してるのは流石におかしいと思います。
おそらく、学校の営業に関する面で、「人件費を削りたい」という思惑があると思います。
それは日本企業の悪い習慣です。
日本語学校だけではありません。
もちろん、公務員も例に漏れず…なので、「日本の問題」というのが良いと思います。
もう1つ、私が感じたことを書いておきます。
見えない業務を評価できない上司
私は公務員です。
今のところ、公務員の多くでは、リモートワークがありません。
情報漏洩の問題、ITリテラシーの低さ、予算の無さ…など複数の要因があると思います。
リモートワーク以前の今でも、これらは結構問題です。
その中で私が一番困っているのは、
「上司が『席に座っていることが仕事』だと思い込んでいる」
ことです。
私はTwitterで公務員アカも持っています。
そこでもこの話をしたことがあり、同意を得ました。
公務員の面白いところは、全国どこでも同じような人がいるのです。
地域性や組織の色に余り特徴がありません(国除く)。
なので、私見だけでなく、公務員全体に言えることではないかな、と思っています。
この「席に座ってることが仕事」という考えは、どこから来るのか?
ここからは、ほとんど私の推測です。
「席に座ってることが仕事」の環境では、外出などは評価されません。
席に座っていることと外出することの差は何かといえば、「上司の視野の中かどうか」だと思います。
つまり、「上司の視野に入っていない仕事(=外出じゃど)は評価されない」なのです。
更に言えば、「評価されない」なのか?「評価できない」なのか?と言えば、後者です。
それは公務員(国以外)の仕事がクリエイティブではなく、国などの提示に乗っかるか否かしかないから、想像力が不要なんですね。
想像力よりも、事務遂行能力がが必要な仕事です。
補足しておきますが、今現在の業務は、結構想像力や企画力が試されるものになってきています。
が、上司陣は昔脳のままなので、上手くいかないことが多い訳です。
もう少ししたら代替わりがありますので、きっと上手くいくだろうなとは思っています。
あと20年ですかね笑
話を戻します。
「上司の視野に入っていない仕事」を上司は想像できないし、出来ても自分と重ねます。
それは大体の場合、「サボる」であり、「自己研鑽」とか「業務」とかではないのです。
これは個人の問題というより、そういう時代を引きずってるという感じです。
「自分の監視下にない部下は仕事しないはず。」
「だから、見えていないしてる部分は仕事ではない」
(都合の悪そうなことは見えない位置に移動する)
こう思っている上司は、そこそこいるように思います。(少なくとも公務員にはいます。)
このような「想像力が無くても食ってけた時代」の人々が上司の職にいる限り、リモートワークはおろか、上司に見えていない部分での部下の頑張りは評価されないのです。
似たり寄ったり
先の日本語教師の件も、こういう上司がいたのではないかなっと推測しています。
というか、こういう人はどこにだっていると思います。
どこも似たり寄ったりな感じだと思いますが、時代の流れ、会社や業界全体の流れに押されて、見えづらいだけだと思います。
小規模の日本語学校や時が止まってる公務員では、隠れることがないだけなんだと思います。
公務員界隈で言えば、こういうタイプの人は50代です。つまり、あと10〜20年したらいなくなってしまう存在です。
なので、公務員が変わるのは、やっぱり20年くらい時間が必要でしょうね。
付き合わされる住民はたまったもんじゃないですよね。
定年延長どころか、短縮して欲しいです。
あ、結局公務員の愚痴ばかりになりました💦
この辺で辞めておきます。
まとまりのない文章を最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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