見出し画像

光が戻ってきた

マンションの外壁工事が終わってきて、足場の解体も進んできたので、約半年ぶりに太陽光が入るようになりました。南向きなので去年は冬場でも日中は暖房いらずで過ごせて、洗濯物もカラッと乾いて素敵な冬をすごしていたんです。しかし今年はずっっと暗くて、悲しい思いをしていました。

1年前まで4年間新潟で暮らしていたので、冬の間に日が出ていることの素晴らしさは何事にも代えがたいなと思っています。東京に戻ってきて半年でイギリス転勤を伝えらえたときは、まずせっかく就職したのにまたやめないといけないじゃんと思って、次にまた天気の悪いところにいかなきゃいけないとか最悪、と思ったものです(今は楽しみです)。

ロンドンは天気が悪い悪い言われていますが、新潟と比べるとどんな感じかな?と。新潟は10月から冬が始まり、5月の中旬頃まではコートをきていた気がします。そして新潟といえば雪。私が行った1年目はあまり雪が降らず、たまに降る雪を楽しみましたが、多分3年目に関越が通れなくなるほどの大雪で、実家に帰るのを諦めて阿賀町の雪椿の宿にお泊りした記憶があります(表題の写真は宿の露天風呂)。新潟は思い返せばすごく良いところで、日本で一番良い県は新潟県なんじゃないかと思うくらい自然に豊かで、海の幸も山の幸も楽しめる素晴らしい県なんですが、千葉県生まれの軟弱な私には半年も続く冬と、冬の間は1日たりとも晴れない天気に、「今年こそ鬱病になりそう」大騒ぎしていました。花粉症の夫は新潟は花粉をほとんど感じなくて天国だったらしい、残業も少ないし。

新潟にいるときにコロナが始まり、県民性なのか息子の通ってた保育園は職員の県外帰省を自粛させていたり、県民はステイホームを守り、宿は県外客お断りみたいなことをしていたので、それはそれは安く旅行ができてよく泊まりに行っていたのが市内から車で1時間弱の阿賀町雪椿の宿。露天風呂に入りながらみる雪景色はすべてが白黒で、言葉では表せないくらいに美しかったです。雪の降り方も、クリスマスのCMみたいに「あ、雪」じゃなくてゲリラ豪雨がそのまま雪になりましたみたいな降り方をするんですが、音はないんですよね。さーーーーーっと降り続ける。あの雪の降り方みたさにまた新潟に行きたいな、と思います。温泉に入りたい。

毎週金曜日に家族で日帰りで温泉にいってたあの日々、スーパーもパン屋もケーキ屋も外食も子供の遊び場も充実していた新潟の日々。楽しかったな、寒かったけど。今東京では幼稚園の帰りに毎日夕方まで友達と遊んでいく日々で、それも来年にはきっと懐かしくなるんだろうな。でも送迎必須だから今の生活が続いていくのか?

今週末は息子の音楽会で最後の幼稚園イベント。家で鍵盤ハーモニカ練習してたけど、全然できてなくて、大丈夫なのだろうか?でも年少の時にお遊戯会の練習から拒否、本番はボイコットという惨事を経験しているので、イベントを嫌がらず、むしろ積極的に取り組んでいる姿勢に母としては感動してしまいます。妹のことを溺愛していて、優しいし。

新潟のことは懐かしいけれど、こうやって穏やかな気持ちでいられるのは暖冬で天気がいいからかな。次は西日本いってみたい!

おわり


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?