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バタフライ・エフェクト・プロジェクトCO2の固定化プロジェクト  REVO1

東京都の緑化 rewilding(再野生化)、森林化によるCO2の固定化の可能性があり、その方法
 
私の経歴を少し

早期退職する
子育て真っ最中の時期、転勤しろという大企業。
「勘弁してくれ」
それでも子供3人、何とか教育費を稼ごう!と40代で早期退職した。

ベンチャー企業の立ち上げ
「お前、とにかくやってみろ、上手くいったら会社にする」
幽霊会社を幾つか持っていいる今話題のT柴社の営業部長に言われる。

それを信じて、小さな事務所で1人、約7ヶ月、さらに無給で、会社組織をサーバ・クライアントとインターネットを駆使して構築した。
同時にその部長と一緒に営業もやり、大きな仕事を受注した。
受注後、親会社など協力会社も何社か得て、会社を軌道に乗せた。それが2002年。

その無給の1年分の給与は年末に一気にもらった。でもね税金が。。
そして20年間、会社を続ける。「これを失敗したら明日はない!」
そんな仕事も多かった。

時は経ち2021年夏、コロナ禍の中、65才の誕生日前に、長年の高負荷で、ついに心臓が壊れてしまった。しかし特殊なスポーツをやっていたおかげで復活した。

一方、高齢になったワンオーナーの社長の決断で、会社はついに解散した。
「よく続いたと思う」
後は死ぬまで自由だ。

取りあえず、旅行とアウトドア三昧。 バンドも復活した。
それでも少し飽きてきた。
「さて、これからどうしよう」

仕事を思い出す
「仕事かぁ」

2021年5月、会社解散前に新しい事業を考えていた。
社長の友人が会社を引き継ぐという案もあったので提案した。
CO2の固定化プロジェクトだが、運用はメルカリ的だ。

題目:里山 バタフライ・エフェクト・プロジェクト
CO2の固定化プロジェクト 

コインとモノの流れ図

目的:国内の農作物を売ることでCO2を削減する。

方法:その代価として電子コインを発行する。 
このコインでこのビレッジ内の農作物の取引ができる。
コインはCO2削減することで個人でも得られる。メルカリのポイントのようなもの。

効果:現在、CO2削減を掲げて市場主義によるビジネスが多くある。
CO2の削減の為に、EV車、太陽光発電、完全空調の建物、それ単体で見れば効果がある。
でもデメリットも多い、排熱するエアコン、廃棄する電池など便利と快適な生活を守りながらのCO2削減。

木々や土のない街を作る都市計画。太陽光発電はあるが、庭や土のない完全空調の一戸建て建築。
緑化によるCO2固着が一番簡単な対策なのに何故複雑化する。
そんな矛盾からの脱却。

食で言えば、安価なコンテナ輸送の農作物を使い続ける。
CO2が問題といいつつ遠方から運ぶ矛盾。
地元で作って食べれば一番、CO2の削減となる。
その活動をポイントとして還元して、CO2を固定化していく。

1 SY-Coin (里山-Coin)
SATOYAMA BUTTERFLY EFFECT VILLAGE 内で流通するコイン(電子マネー)
将来は現金化も可能とする。 

2 個人で活動
太陽光発電などの新電力は除く
家庭菜園、庭作り(ビオトープ)、衣料品のリサイクル。ゴミの削減。色々な活動をポイント化して、SY-Coinを発行する。
今環境に優しくない一戸建てが増えている。家庭緑化計画も進める。

3 廃校を活用
地域のホームベースとして利用する。
リサイクル活動、菜園化、ネットシステムの拠点。
CO2の削減システムの研究サポート、成果に対して  SY-Coinを発行

どこの廃校を使う
日本で過疎化が激しい場所で、自然が素晴らしく、仕事の利便性から飛行機移動が可能な場所。
私の心の故郷の天草がいい。苓北あたりで出来ないかと考えて何度か天草へ行く。

天草の海

しかし、あまりにも良い場所なので、遊んでばかり。

提案について
私が倒れてじたばたしている間に、会社が解散し、事業を引き継ぐ会社も頓挫してしまった。それでもパソコンにまだデータが残っていたので、ここで再度整理してみた。
この内容はおそらく更新していくので、今回がREN01とした。

東京都の緑化、森林化によるCO2の固定化の可能性

検討考察(参考)ーーーーーーーーーーーーーーー

1.世界のCO2排出量
国際エネルギー機関(IEA)は2月11日、世界のエネルギー部門から排出されるCO2の量が2019年は過去2年続いた増加傾向が停止し、2018年実績とほぼ同レベルの約330億トンだったと発表した。

2.排出されたCO2の行方
大気中に放出された二酸化炭素はどうなるか?
大気中に放出された二酸化炭素は、一部が海洋や陸上の植物(植生)により吸収され、残りが大気中に留まる。

1750年から2011年までの人為起源の累積二酸化炭素排出量(555GtC※)のうち、約40%が大気中に蓄積(240GtC※)し、約30%が海洋で吸収(155GtC)、残り約30%が陸上の生態系に蓄積(160GtC)している。
※GtC(ギガトン炭素)…炭素換算での排出量。1ギガトン炭素(=10億トン炭素)は、二酸化炭素を構成する炭素が10億トンあることを表す。

森林での吸収--------------------どんな程度の削減かを考察
以下地球生物圏における二酸化炭素固定量に関する研究からのCO2の固定量
熱帯雨林 2200g/m2 年間
1トン削減に 455m2 森が必要
常緑樹林 1300g/m2 年間
1トン削減に 770m2 森が必要
落葉樹林 1200g/m2 年間
1トン削減に 833m2 森が必要

東京都の広さ 2,193.96km2
東京都の面積のおよそ4割(わり)は森林。877km2は森とする。
常緑樹林と落葉樹林の割合 50%とすると、833m2の森で年間1トンのCO2を削減 
1日で1トン削減となると 
833m2×356日=2965km2の森が必要となる。

現行東京都の森の面積は 877km2だから
3.2倍の森林があれば、東京都でも自然に1日1トン CO2を固定化出来る
日本の森林は 約2510万  (ha 1h=0.01km2)
251000km2 だから日本は存在するだけで、
251000km2÷2965km2=88トンCo2削減/日
1年間 88×365日 32, 120トン/年 のCo2を固定化(削減)している。
日本の国土の面積は、378000km2
全部森林でも 48, 300トンCo2削減/年

続く




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