乳ギンナン
近所の公園では、イチョウの木の下、ギンナンが沢山落ちている。
ギンナン、秋の味覚だが、ここ数年拾う人はいない。
私はギンナン好き。でも処理が面倒なので、今まで落ちているギンナンには手を出さなかった。もっぱら地元の無人販売機で買っていた。
でも今年はリタイアして暇なので、この香しい秋の味覚を収穫してみようと思う。
武蔵野にある大きな公園、ギンナンの落ちるイチョウの木は何本かある。その中で気になるイチョウがある。乳イチョウだ。
幹や枝から根の一種である気根が乳房のように多数垂れ下がっているイチョウだ。樹齢200年以上の老木に出る房だ。神社では乳信仰の御神木となっている。
そんな乳イチョウがこの公園にもある。
せっかくなので、この乳イチョウのギンナンを拾うことにした。
ギンナンを拾って、まずする事はギンナンの実、タネを取り出す。この状態でかなりの臭いがする。この汁はかぶれる。
素手とかビニール手袋とかでやると危険なので火挟を使う。この作業が一番辛い。頑張る。
その後、ギンナンをネットに入れて洗う。多少着いている実を取って綺麗にしてから干す。
以上 乳ギンナンの出来上がり。
食べ方は多少厚めの封筒に入れて閉じる。これを電子レンジで加熱する。
15個程度を600Wで1分、バンバン封筒の中でギンナンは弾ける。
熱い内に薄皮を剥がし食べる。
お味は?
なんと、今まで食べたギンナンの中でもベスト3に入る美味さだ!
甘さが強い目、独特の臭さがない。
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