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心カテーテル後のルーチンワーク

AT値の向上
2022年5月現在、急性心筋梗塞で昨年の7月に倒れて、カテーテル治療後、心臓の状態はかなりよくなってきている。
毎日、同じような練習(リハビリ)を繰り返し、データをとり続けるっているので、その変化がよく分かる。散歩していても、歩く速度は上がっている。知らずに走っていることもある。
有酸素運度の閾値 AT値がかなり上がっている。これは手術後の方が良くなっている。
((AT値とは“無酸素性作業閾値”(Anaerobic Threshold)のこと。簡単にいえば、身体に酸素を取り込みにくくなるラインのことです))

不思議な怪我
心臓病が原因だと思うが、病気前、捻挫などの痛みを感じづらくなっていた。
だから、無理をしていることを知らずに左足の膝と足首を相当痛めていた。
心カテーテル後、心臓が治ってくると、時間差で膝と足首が腫れるという不思議なことが起こった。
おそらく入院中に炎症が長引いていた原因だと思う。
入院中、整形外科ではないので、とりあえず腫れている膝と足首のアイシングを続けていた。
心臓病なのにアイシングをしているおかしな患者であった。

今、膝の殆ど痛みなどは消えたが、まだ違和感というか膝の痛いみが少しある。歳なのでリカバリーが早い体ではない、慎重になる。

最大心拍数
ステントを入れて、血液をさらさらにする薬、降圧剤も飲んでいる。
だから、どこまで心拍数を上げて良いかの不安がある。なんせ心臓は基本かなりポンコツである。

とりあえずスポーツ科学での計算をする。
年齢的にみると、健常者での最大心拍数は155くらいだ。過去の状況から173までは上がると思う。12月27日に実施した負荷試験では、160までは上がった。今はテーゲットはLSD(ロングスローディスタンス)をメインとして。AT値を上げている。心肺機能は健常者の1.5倍となっていた。

副作用
薬の副作用はある、手先の違和感や、喉の痛み、一時期は激しい目眩や下痢があったが、薬を代えることで対応している。
この薬類だが、1年間は続ける必要はあるようだ。ここは医者の言うことを聞くしかない。

ルーチンワーク
さて、私はルーチンワークを好む男だ。ルーチンワークをしていると少しの変化、良い方向でも悪い方向でも気づく。
色んなことがそうだ、食事、勉強、仕事、トライアスロンの練習もそうで、繰り返しすることで心が落ち着く。
長年続けているフェイスブックでも繰り返しの毎年同じようなアップが多いのが分かる。妻は呆れている。
またFBを見る人はまた同じと思うかも知れないが、実は少しずつ変化はある。それが成長というやつだ。

長年続けているトライアスロンの練習も同じ内容とコースを同じ時間帯で繰り返す。これがトライアスリートとしての適正だった。だから長く続けていけたと思う。
ある意味つまらない男だが、地道な作業に飽きないというのも長所だと思っている。

このパソコンでもブラインドタッチをたまに10分間練習している。ギターの練習も10年目となった。今やバンドのライブ回数も20回以上。スイムは泳ぎ続けて40年だ。今は病気で休止中だが、毎週何度か泳いでいた。
さらに自転車競技、トライアスロンはライフワークだった。これも流石に心臓疾患では中止するしかない。

長く続ける心構え
まず、絶対的な自信が必要。下手くいかないとかは常に蚊帳の外の思考となっている。
基本、昔から物事をなめきっているので、絶対に上達する。彼奴らには負けないと信じて疑わない。だから凄い返り討ちにあい恥もかくし、打ちのめされることも多い。

娘は「そのナルシストさは、どこからきているの??」と訊く。
息子は「あのおっさん。結構適当なことを言っているから信じない方がいいぞ、俺はそれで何度も酷い目にあった」と言う。
妻は「もう、昔話を盛るのはやめて」と言う。
でも、めげない。

ロータブレータ
最後は治療の話。
今回、カテーテル治療を3回受けているが、2回がバルーンで血管を広げてステントを入れた。3回目、最後にロータブレータという血管をドリルで削る治療を受けた。
麻酔はカテーテルを入れた手首だけで、治療中は結構痛みもあり苦しかった。
それでも今までは不可能だった場所へステントを入れて貰えるのは、スポーツへの復帰の可能性が広がった。

さらに次に心筋シンチグラフィという検査を受ける予定だ。
運動はランニング以外、自転車、スイム、散歩(7キロ以上)を毎日やっている。すでに累計300日を越えた。



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