エピフォン(Epiphone)EL-00 ブルースキング/テキサン( Texan) FT79 俺のアコースティックギター
私は値段の安いアジア生産のエピフォン(Epiphone)ギターを何本か持っている。ここでは2009年に買った2本を紹介したい。
Epiphone EL-00
ギブソン(Gibson)でいうブルースキングL-00風味 のギターだ。
これは結構気に入っているギターだ。現在ピックアップも付けている。
一時期、娘1が学祭で弾いていたりしていた。ブルージーな響きで弾きやすいし、飽きない音だ。手元でちまちま弾くにはベストなギターだ。
ギターをチューンナップ
私はギターを弾くのも好きだが、いじるのも好きだ。ただ20万円以上するギターは大体楽器屋さんが調整して売っている。ナット、サドル、ブリッジピン、弦、トラストロッドなどベストな調整しているので、あまりいじらない方がいい。
このEL-00などアジア産のエピフォン、オークションで購入したヤマハの古いFGなどは、ナット、サドル、ブリッジピンを直ぐに交換する。トラスロッドは古いギターではほぼ締め込むしかない。
ネックは湿度温度で伸びたり縮んだりするので、トラスロッドで調整するが、古いヤマハのFGなどは経年で木が乾き、さらに弦の張力でネックが反っている。よってトラスロッドを締め込みネックの反りを収める。これが限界に来ているギターも多い。またネックの細い古いギブソンも反っていることが多い。この場合、折れそうで締め込むのはなかなか怖い。
アコースティックギターの名称
重要な部品
ナット、サドル、ブリッジピンは弦の振動がボディに伝達させる要のパーツだ。一般に弦の振動伝達がいいと言われる牛骨、またはTUSQ(タスク)製品に交換する。
値段的にはTUSQ(タスク)のブリッジピンは3500円する。5000で円入札した春日のギターに3500円のブリッジピン、牛骨ナット、サドル、タダリオの弦に交換すると5000円はかかる。ナットもサドルも微調整が必要なので、交換してから調整する。
調整するための治具、工具も必要となる。これが趣味なんだろうね。
交換したブリッジピン、牛骨ナット、サドル類はドンドン増える。工具も買うことになる。
チューンナップの果て
ここまでの経験から言えば、安いアジア生産のアコギは個体差が大きい。5年位経過してから善し悪しが分かる。ただ音はいいけど、ネックが曲がったり、ブリッジが浮く、塗装が白濁、ネックが暴れて弾きにくいなど問題が出ることも多々ある。
20万円以上するマーチンギターにはそれはない。日本製のヘッドウエーも手を加えることはない。ギブソンは古いものしか持ってないが、それなりに調整したものを購入する。
ここでEpiphone EL-00 ブルースキングの音を少し。
Epiphone FT79 Inspired by 1964 Texan
エピフォン テキサン(Texan)はテキサス人の意だ。これは2009年に購入。1964年のテキサンのインスパイアーモデルだ。違いはオール単板ではない。それとピックアップがついている。エレアコ仕様。
テキサンは、Paul McCartneyやPeter Frampton、Noel Gallagher(Oasis)の使用でも知られているエピフォンのアコースティックギターだ。
前身のF.T.79は1941年にスクエアショルダーとして誕生し、1949年にラウンドショルダーになる。
テキサン自体は1958年から1970年まで、16-1/4"Wideのラウンドショルダーとしてギブソンで生産されていた。
所有するギターは近年まで、アジアの工場で生産されていたエントリーモデルの「Inspired by 1964 Texan」。今は生産が終わっている。
ただ2020年モデルではMaed in USAのマスタービルトのテキサンとして売られている。これはオール単板で値段が20万円を越える。
これはアンプ通した音。
追記
T-6 テキサン
テキサンといえば、アメリカのレシプロのタンデム練習期がある。
T-6 テキサン は、1930年代から1960年代にかけて使用されたノースアメリカン社製のレシプロ高等練習機だ。太平洋戦争時の日本の戦闘機に似ている。
私は第二次世界大戦の頃のレシプロ戦闘機のプラモデルを一時期沢山作っていたので、頭に浮かんだ。それだけの話。
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