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6月の虫たち

暑い梅雨が来た
 何時ものようにエアコンがない部屋で、パソコンを使っている。
たまに私より先にパソコンが暴走する。
最近の省エネノートPCでも動きが悪くなる。

 地球温暖化は休まず進んでいるが、その要因において諸説ありすぎる。
この極端な市場経済主義、自由資本主義だと何を信じればいいか、個人的に、専門家でもないのに自己判断を迫る。だったら
「わからないから、もう運任せだ」

日本の気象庁の2024年の報告
 2023年の世界の平均気温(陸域における地表付近の気温と海面水温の平均)の基準値(1991〜2020年の30年平均値)からの偏差は+0.54℃で、1891年の統計開始以降、2016年を上回り最も高い値となりました。

気象庁

テレビでは
 日本のテレビでは気象庁のデーターではなく、EUの何処かのよく知らない組織、そして理由がよくわからないが、ある比較値を報告していた。
おそらくセンセーショナルな値だからだろう。値が一人歩きする。だから数字は怖い。

世界の平均気温、年平均で「1.5度」目標超える=EU機関
BBCのニュースソースには以下の但し書きがあった。

 気温が何度上昇したのかについては、科学組織によって評価に若干の違いがある。しかし、現代の観測が始まって以来、世界が最も温暖な時期にあるという点や、それがおそらくもっと長い間続くだろうという点では、どの組織も見解が一致している。

BBC

縄文時代は何時も夏
 さて、今ブームだという縄文時代、いまから13000年前から2300年前まで続いたが、当初は地球の平均気温が今より3度くらい高く、海面は5m高い時代。東京は多摩川が海、武蔵野あたりまで海だった。

 そして氷河期に入り、食い物が減り、寒くなって縄文人は散っていた。
そんなことで、今まで氷河期だったことは確かだ。さらに2030年に太陽の黒点の影響で、さらに寒い氷河期が来ると言う。

氷河期
 地球が誕生してから、大陸に氷河が成長した時代と、そうでない時代がくり返し起きています。
ちょっと信じられないかもしれませんが、現在の地球は、約3500万年前に始まった比かく的気温が低い氷河期のまっただ中にあります。

 氷河期はさらに、とても寒い時代の氷期(ひょうき)と少し暖かくなる間氷期(かんぴょうき)にわけられ、現在は間氷期にあたります。

 氷期なると、1年の平均気温が5〜10℃ほど下がります。すると、蒸発(じょうはつ)した海水の一部が、雪となって降りつもり、やがて氷河となって陸にとり残されるため、 海面が下がり、日本海が内海(うちうみ)になった時期もありました。

日本海学推進機構

6月の虫
 相変わらず長い前書き、しかし、この環境変化に対して、人間はエアコンで逃げられるが、自然界の虫はどうなる。
虫は移動が少ししか出来ないので、基本逃げ場無し。

 後、虫って、夏の生き物だけど、氷河期の生き物なので、意外と暑さに弱い。蚊は30度越えるといなくなる。
クワガタ、カブトムシも夜動く。

キイロスズメ
 自宅の自然薯の葉にパステルカラーの大きな芋虫を見つける。
調べると、キイロスズメという蛾だ。
ゆるキャラ?

キイロスズメ 芋虫
キイロスズメ 成虫

オナガミズアオ
 娘1が山梨のまわり目キャンプ場で、発見したオオミズアオ、この亜種でオナガミズオがいる。

オオミズアオ

オナガミズアオとオオミズアオ
 名前も形もほぼそっくり。昔から、あまり見られない蛾。
地元でも最近は見ていない。成虫の間、何も食べず、7日程度で死ぬ。
それゆえに森の妖精 幸運の我と言われる。

 昔は、地元の自販機、コンビニ辺り、中央高速のパーキングの水銀灯に乱舞していた。
しかし最近では見ない。

オナガミズアオ
オオミズアオ

ノコギリクワガタ
 娘2が自宅前で捕まえた、ノコギリクワガタ。

ノコギリクワガタ

 1970年代から2020年、世界中の虫の数が90%減ったと言う。これはかなりヤバい状況だ。
ちなみに、ここ20年で、世界の大地の4割が農地となった。これが現在の砂漠化、異常気象の要因。

虫博士
 我が家の子供達全員、親の教育なのお陰で虫をよく見つける。
それは虫や動物を発見する目が出来ている。小さい頃から、虫を見つけ出す訓練をしていたからだ。

 テレビなどで、生物多様性とか言う文化人、その中で虫を発見出来る人は誰かと考えると、養老孟司先生が頭に浮かぶ。

「AIを駆使しても虫は見つけられません。また見えません。それが自然です」と言ってそうだ。

オマケ 
 シマヘビを素手で捕まえる息子。

オオムラサキセンター横の田んぼの畦


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