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雀のメモ帳

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雀の平均寿命は1年半程度だという、今見ている雀とは2度と会わないだろう。 暴走族(恥ずかしい)、更生、大学受験、結婚、子育て、介護、転職、起業、スポーツ選手、オートバイレース、…
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雀のメモ帳 人生はトレードオフ この歳になって分かったこと

トレードオフ、日本語だと「一得一失」    古くからのトライアスロンやマラソン仲間のSさん、彼とは最近はよく登山へ行く、5月に3回一緒に山へ行った。  彼とは年も近いし、私は途中で転職したが、彼は大手企業の人生を全うした。子供もお互い皆成人している。人生感も似ている。  彼は親が大企業の役職者であるのか、育ちがいい。育ちのいい人が私の友題に多い。理由は文句が少ない。嘘がない。人を騙さない。お金ねに執着がない。そして、それなりに人生に目標を持って生きている。 一方、狡猾な損

雀のメモ帳 もう一つの老化 イメージと動きのズレ

登山事故  中高年に登山が流行っている。私も色々スポーツをやっており、トレランまでやっているのに登山には手を染めてなかった。 私みたいな雑な人間には不向きだと思っている。それでもここ数年ぼちぼち山を歩いている。  5月、初夏、登山シーズンには良い季節だ。そして何時ものようにニュースとなるのが、中高年の登山事故だ。嫌がらせのようにニュースでアップされる。 でも中高年の登山事故はやはり多い。事故の可能性は若い子より何倍かはある。どんなに体力も動きも抜群な中高年でもその可能性は高

雀のメモ帳 春が来た。音楽で始まる春

 3月30日土曜日、お袋の命日だ。午前中にお墓参りをする。 「もう8年も経つ、早いものだ」 2021年夏、私も危なく仲間入りするとこだったが、まだお墓を参る方だ。  午後はアコスティックセッションを仲間のスタジオでやる予定となっていた。今回は、始めてのメンバーでの試みだった。 始めてのセッションの仲間  まず昔からバンドマンで、ギターリストだがドラムもやる石さん。  彼は会社の後輩でも同僚でもない、20年前、一度仕事をしたことがあった程度の知り合いだ。 しかし、不思議なも

幸田 文さんの「木」を読む

 映画PERFECT DAYS において、採集してきた木々の苗木を育てる主人公の平山。彼が寝る前に読んでいた本の一つが、幸田 文さんの「木」だった。 全く知らない作家さんだけど、その繋がりが気になった。 私の教養の無さは今更しょうがない、早速調べてみる。  「木」は幸田 文さんが没後に刊行された本だった。益々興味が湧き、没後刊行された本を買ってみた。 ------------- 『崩れ』 講談社、1991年刊行 のち講談社文庫  『木』 新潮社、1992年刊行 のち新潮文庫

あの素晴らしい時間をもう一度

私は本日67歳となった。いい歳だ。 ちなみにNoteを使っているメインの世代ではない。 ここは30,40代のビジネスパーソンが大半だと言われている。 私の友達・仲間 私の子供達は今は20代で、その友達や彼氏達も20代だ。たまに食事をしたり、旅行やキャンプ、スキー、ハイキング、カヤックとアウトドアスポーツも一緒にしている。 仕事は2021年に辞めているが、仕事仲間は私より少し若く仕事が出来る40半ばから50代半ばが多かった。後は私より偉い爺さんばかりだ。 従って唯一30から4

断捨離ついでにメルカリも始めたが、疲れた

断捨離  60才過ぎると、趣味のモノ、ゴミも一緒になっていく。 人生かけてきた仕事も終わり。余生だが、やたら人生100年時代とか言われている。そして、まだ働けと言う。 しかし現在60才の人が生きる確率は以下だぞ。。。。 男性の場合、女性はさらに一割程度伸びる。 70才まで  88.6% 80才まで  65.8% 平均寿命 81.3才らしい。 90才まで  24.9% 100才まで  1.3% 100才まで生き残るのは男性の場合ほんの1.3%。なにが100年時代だよ。 まだ人

雀のメモ帳  人生の嘘とお金の使い方

 さて今日も誤字脱字に出来るだけ注意し書いていこうと思う。 私は校正・校閲をしながら文章を書き直しすることが多い。さらに既に頭の中に文章があるので、きちんと文章を目で追っていない。これに関しては反省しかない。 アドラー心理学  私の学生時代には習っていない「アドラー心理学」というものがある。 最近まで全く知らなかった。ホリエモンがYouTubeで話していたのを聞いて興味が湧いた。  アドラー心理学の本を読み、ネットでも調べてもみた。 その中で「人生の嘘」という言葉がある

自然から食料を調達する方法

 鶏(にわとり)  昔の多摩地区では、鶏を飼っている家をよく見かけた。飼っているのは庭の広い農家が多い。犬猫も多くの家で飼っていた。それと鳩小屋を作って伝書バトを飼う家もあった。高い空に鳩の群れが飛んでいる風景、これが多摩地区の普通の風景だった。  鶏(庭鳥)というくらいだから、鶏は農家の広い庭で放し飼いされている。そのほとんどが卵を産む雌鳥だ。雄は1羽程度。この雄は繁殖用だ。  この雄鳥、早朝に「コケコッコー」と鳴く。最近、滅多に聞こえない鳴き声だ。聞いたことのない子供

雀のメモ帳  日本語の優しさ

 決まったテーマの話をするつもりだけど、思いついた事をまたピーチクパーチクしてしまう。大変申し訳ない。 秘密  人は墓場まで持っていく秘密を一つくらいは抱えている。秘密なんか無いと言う人もいるけど、誰にも喋らない事は必ずある。夫婦間でも兄弟間でもあるはずだ。 それでも「私は何でも喋る。秘密はない」という人がいる。 その人には(丸秘)書類は見せられないことになる。  秘密でもないけど、誰も尋ねないなら、敢えて話すこともなく一生を終えて、その人とともに消えていく話もある。 そん

雀のメモ帖 どんな人生にも盤石なんて絶対にない。

雀のメモ帳と言いうことで、ピーチクパーチクと話題は短く、さらにまとまらない。 痛みの経験  どんなことも経験することに無駄はない。 地獄のような痛み(怪我、病気)を経験すれば、その後の怪我でも痛みの加減が分かる。 私が左足の大腿骨を骨折したとき、治療が長引くと聞き、腫れが収まるまで痛み止めを拒否した。その代わり3日3晩一睡も出来ない痛みに苛まれた。 今の所、それ以上の痛みはない。 最近何度かやった心臓カテーテル、痛みは無いと聞いたが、治療内容によっては結構痛い。心臓が痛

雀のメモ帳 経験は人を変える 変わらない人は消える

 雀のメモ帳と言いうことで、ピーチクパーチクと話題は短く、さらにまとまらない。 ちなみに雀の平均寿命は1年3ヶ月だ。なんと短いのだろう。だから雀との出会は一期一会だ。そう思うと雀を見る目が違ってくる。   ケニー・ロバーツ(Kenny Roberts)  ケニー・ロバーツは1970年代から1980年代にモータサイクルレース界におていのその名を轟かしたカリフォルニア州出身の凄腕のライダーだ。その強さからキング・ケニーといわれた。USAカラーのイエローヤマハが格好いい。  

雀のメモ帳  極楽スキー

 先だって、1987年の社内旅行で実行したスキーツアー。その顛末をNoteに書いたが、その内容において、おそらく今時の20代、30代では、 「ちょと何を言ってるのか分からない」だろう。  何故なら、今のスキーと当時のスキーとでは若者の価値感と期待感が全然違う。 TVドラマ「不適切にもほどがある」と同じ時代だから、あのドラマを観てもらえれば多少は時代の雰囲気は分かるかもしれない。 あの時代、スマホどころか携帯電話もない。若い子達(結婚適齢)が知り合うにはどうする。「ちょめちょ

急性心筋梗塞の2年半の経過メモ 

はじめに  2021年7月23日に急性心筋梗塞を起こし、経皮的冠動脈形成術した。 術後2年半が過ぎ、気持ち的にはまた普通に生きられる。そう思えるようになった。ここで一区切りとして病後のデータも踏まえてまとめた。 経緯   倒れた時、病状は右冠状動脈、左冠動脈主幹部両方が詰まった状態で、「これでは心臓に血液がいかないだろう」と言う重症だった。  マウンテンバイクの練習後だったので、自転車を抱えて帰宅時の住宅街で倒れた。ヘルメット、サングラス、自転車パンツとウエア、心拍計を胸

お袋の「エンディングノート」

多発性骨髄腫 2011年3月の大震災後、お袋が出先の道端やスーパーなどで貧血のため、何度も意識を失った。そのつど救急車で搬送され、私の携帯電話に連絡が入る。 そして病院へ駆けつける。基本仕事中なので、このままでは対応しきれない。そこで一度精密検査してよと言うことで、嫌がるお袋を強制的に入院させた。それが5月だった。 検査しても心臓、内臓とどこにも問題なし、でも貧血は治らない。結局1ヶ月近くの入院で、やっと分かった。それは血液癌、多発性骨髄腫だった。それもステージ4だ。 実際