繋がり?つながり?

みなさん、こんにちは。Koroです。

ゴールデンウィーク真っ只中。
どこもかしこも、人、人、ひと。
街は文字通り人で溢れ、高速道路はいつにも増して慣れない運転の車が続く。
そんな中、私はただただ体を休めたく、実家に帰省しました。

面白いもので、外は初夏のように暑いのに、田舎の家は保温性・密閉性がないので、家の中はむしろ肌寒いです。

実家に着くと、ホッと呼吸できる環境にやっと戻ってきた、そんな感覚。

というのも職場では、ここ最近ひたすら、本当にひたすら、別の職員が書いた文章のチェックをしていたので、息つく暇もありませんでした。


市役所には、文章を書くときのルールがいくつも存在します。

その一つが、漢字・ひらがなルール。

例えばタイトルに書いた、漢字の「繋がり」とひらがなの「つながり」。

使って良いのはひらがなの「つながり」。
理由は「繋」は常用漢字ではないから。

では次はどうでしょう。
「◯◯作り」と「◯◯づくり」

これはどちらでも良い、ですが、基本的にひらがなで書きます。
なぜなら、「つくる」という漢字は他にも「創る」、「造る」があり、厳密にこの時はこの漢字!と定義するのが難しいから。

このような漢字・ひらがなルールを、この1週間ひったすらチェックしていました。息つく暇もなく。

生産性って何?誰がここまで気にするの?
そんな想いがよぎるたびにすべてを投げ出してしまいたくなる気持ちに駆られる。

役所は税金で運営してます。そう、税金です。ならなおさら、街のためになることをしないといけないはず。

もちろん正確に伝えることは大事ですが、細かすぎるルールをチェックするのにどれだけの人件費、お金をかけるのか。

ゴールデンウィークの晴れ間、実家まで心地よいドライブをしながら、ふとそんなことが頭に浮かび、いまはそんなこと忘れようと、ホッと息をするのです。

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