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洗濯機修理!episode2

先日修理した洗濯機、シャープES-TG55Lですが、
また洗濯途中で止まっていました。

以前ほど頻繁ではないのでまだ解決できていない問題があるのだろうと考え、動作を観察してみたのですが見てると症状が出ないんですよね。機械あるある。

ただ新品の頃に比べると、音と振動が大きくなってきていたので振動センサーが働いて自動停止してるのではないか、と予想し対策することにしました。
(洗濯物の偏りを調整しきれないと止まる仕組みになっている)

バラすついでに洗濯槽が汚れていれば外して掃除しようかなーなどと考えながら振動の原因をネットで調べました。
洗濯機に水平器がついてるので傾きは許容範囲で設置できています。

あとはモーターとプーリーをつなぐVベルトの摩耗か、
洗濯槽を支える吊りダンパーの劣化が振動の主な原因のようです。

どちらの交換もひとりで出来そう。
とりあえずベルトを交換してみることにします。

洗濯機のコンセントと給水ホースを外してごろんと寝かせます。

底部

あまり汚れてない。
黒の円形部分がプーリーでその下にモーターカバーが見えます。

Vベルト

三ッ星製のM-19でした。
ECサイトで500円〜1000円程度。今回は週末に間に合うようにamazonで互換品を購入。691円。

純正と同サイズ 

プーリー側のボルト4箇所を緩めます。

プーリーの切り欠け部分をボルトに合わせて緩める

ボルトは緩めるだけで外してしまわないように気を付けます。
モーター側はカバーを外してしまわないとベルトが取り出せませんでした。

モーターカバーは外してしまう

新しいベルトと交換したらテンションを確認しながらプーリーを固定します。

1cmくらいたわむようにしました

モーターから一番遠い位置にするとちょうどいい感じになりました。
付いていたベルトはヒビなどはなく、
新品と比べると弾力は弱くなっていましたがまだ使える状態で正直テンションを調整するだけでもよかったのかもしれません。

次は脱水時のカタカタ音の原因を探します。
洗濯機を起こしてから上部を外し、洗濯槽を揺すってみると奥側のダンパー上部から音がしているようです。

左奥のダンパー

グリスが古くなって汚れが付着していたのでダンパー4本を順番に一本ずつ引き上げながら清掃し、元にもどすとカタカタ音はなくなりました(謎)

清掃後

ダンパーを持ち上げるには力がいりますがひとりで交換も可能だと思います。買っとけばよかったかも。
そして洗濯槽の外側を確認する為に洗濯槽のカバーを外します。

チューブ2本を外して

爪4箇所を浮かせればはずれます。

わりときれい。

隙間から洗濯槽の外側を見てみましたがカビも汚れもなし!洗濯槽は今回は外さないことにしました。

ただ、筐体の内側にあるクッションがへたっていたので洗濯槽の外側にクッションを追加しておきました。
クローゼットの中から見つけたやつ。

ちょうどよい硬さ

洗濯槽のカバーもきれいにしてセット。

めっちゃきれいになった

振動はだいぶ減ってカタカタ音はなくなりました。
古いので筐体のビリつきは残ってしまいましたがまた今度対策しようとおもいます。
洗濯途中で止まってしまう現象がなくなればオッケーなので様子見です。

因みにこの洗濯機、前回の記事を書いたときは買って7年ほどだと思っていたのですが、2014年製でした。来年で10年!
でもあと5年は使いたい(気に入ってる)

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