服部真由美
2023年１０月にくも膜下出血を発症し、１年が過ぎました。不安で押しつぶされそうになっていた１年前。そして今、奇跡の復活をした母との生活の一コマを書いています。変わったこともあるけど、変わらないこともたくさんあります。母の明るさ、自然さにいつも支えられている私です。
難聴児の健やかな成長を応援しています。コミュニケーションが豊かで、楽しい体験をたくさん一緒にしてください。そんな生活の参考にしてもらえたら嬉しいです。
昨年１０月にくも膜下出血を発症した母。 病院から自宅に戻る少し前に、ケアマネさんから「自宅に戻ったら、何をしたいですか？」と聞かれ、 「畑と草取り」 と答えていました。 母は、ほんとうに草が気になる人です。 入院するまでは、朝、私の見送りをした後、気づいたら昼まで庭にいたなんてことがざらにありました。 退院までの数日は、「草取りをする」を目標にリハもしてくださいました。 退院して、さあ草取り！！ しゃがめないので、椅子に座ってやってみました。 立ったり座ったりも、手すり
現在８７歳の母は、昨年の１０月にくも膜下出血を発症した。 そして、４月からは自宅に戻り、週に３日のデイケアと週１回の訪問リハを受けている。 現状を維持するためにも、自宅での生活が大事！！ 母が、「牡蠣フライが食べたいねえ」と言ったので、一緒に作ることにした。 リハビリ① 牡蠣フライ作りに必要な材料を書き出す ・「字を書かないとね」と言いながら、メモに書いてくれた ・本当は一緒に買い物に行けたらと思ったが、「寒いから待ってる」とのこと リハビリ② 下ごしらえ ・立
我が家の畑、１１月２２日の今、まだピーマンが収穫できます。 春にトマト、きゅうり、なすと一緒に植えたピーマン。 夏の収穫期には、トマトやきゅうりほど収穫できなくて、ぼちぼちだねと思っていたんだけど、夏が終わり、収穫が終わったトマト、きゅうり、なすの木を片付けるときに、ピーマンは元気に実をつけていて、そのままにしておくことにした。 そこから２ヶ月。ピーマンはかなり穫れた。 時には我が家で食べきれず、ご近所さんにもらっていただいた。 さすがに小ぶりになってきたけど、今朝も３
今年ももうすぐ１２月。この時期、お店には来年のカレンダーやダイアリーが所狭しと並びます。我が家のカレンダーは、ほとんどが頂き物ですが、ひとつくらいお気に入りのカレンダーを買いたくなります。 この時期、１歳児以上のお子さんのご家族にお勧めしているのは、 「余白の大きいカレンダーを用意すること」 １歳児の子どもたちにとっては、まだまだ「今がすべて」の時期ですが、今から少しずつ時間のベクトルが、過去や未来にも伸びていきます。 昨日のことを思い出したり、先のことを楽しみに
急に寒くなったかと思うと、とっても暖かい日になったりする。今年は季節が進んだり戻ったりしています。 ここにきて、我が家でも少しずつ冬支度を始めました。 ・オイルヒーターを出した ・扇風機を片付けた ・加湿器を出した ・冬服を出した ・布団を冬布団にかえた など みなさんのおうちではいかがでしょうか？ こんなふうに何かを変えるときは、子どもと話題にするチャンスです。 「寒くなったね。お部屋を暖かくしたいから、ヒーターを出そうか」 （この声かけが
母の受診のため大学病院に行った。 リハビリを終え、ちょっとコンビニによって、さあ帰ろう。 すると、いつもは静かなロビーに人がたくさんいる。 朝は何もなかったんだけどな。 何をしているのかな？ 『１１月１７日 世界早産児Day』のイベント 早産児とは、お母さんのお腹の中にいたのが３７週未満で生まれた子どもたちのこと。 「リトルベビー」「リトルエンジェル」とも呼ばれます。 そこには、この大学病院で生まれて、ケアされてきたリトルエンジェルたちの生まれたときの写真と現在の写真
カステラを作るのが好き。 自分で食べるために焼くことはない。 いつも誰かにもらってもらうため。 だから、我が家はカットした切れ端専門。 「カステラは嫌い」という人に会ったことがなく、たいがいとても喜んでいただけるので、私もうれしい。 ただ、プロとの大きな違いは、いつも微妙に出来上がりに違いがあること。 先日、あるパン屋さんのテレビを観た。毎日、室温や水温を測り、それに合わせて、発酵時間などを変えているとのこと。「だよね。」 我が家はいつも、室温も卵の温度もバラバラ。
「サンドイッチマンの病院ラジオ」を観た。 今回は渋谷のリハビリテーション病院。 母が入院していた「回復期リハビリテーション病棟」が、一つの病院になっているようなところだった。 母の入院中、私は主治医との面談の時以外は病棟には入れなかったので、違う病院とは言え、病棟でのリハビリの様子を観ることができて嬉しかった。 ・今まで寝ていたのに、この病院に来たら即車椅子に座っての生活になった。 ・朝になったら、パジャマから服に着替えてくださいと言われた。 ・結構スパルタだった。（そ
今日はすごい日でした。 コーチとして活動を開始して、ワークショップもやりたいという私に、ある方が「おもしろい活動をしている場所があるよ」と教えてくれました。 その方との縁もすごいのですが、ここで書くとややこしいのでまた今度。 その時いただいたパンフレットは10日くらい机の上に。 今朝、ふと行ってみようと思いました。 カフェもしていて、パンフレットにはおいしそうなランチメニューが載っているので、母と日曜日の昼ご飯を食べがてら、下見をしてこようと思い立ったのでした。 車で3
NHKで不定期に放送される「サンドイッチマンの病院ラジオ」 不定期なので、リアルタイムで観ることができるととても嬉しいし、放送予定が分かると録画予約をする。 そんな大好きな番組がかかりつけの大学病院に来ることになった。 ある日、病院に「病院ラジオ」の予告が投稿ボックスとともに掲示されていた。ついに来る！ いつか来ないかな、きっといつか来るだろうなと思っていたんだ。 しかし、番組を観るのと投稿するのはちょっと別。投稿するにはやっぱり勇気がいる。投稿用紙を手にしたものの、投稿
昨年、くも膜下出血を発症した母。家の中では一人で歩いているが、少し歩く距離が長いときには、車椅子を使っている。先日、母と二人で劇団四季の「バケモノの子」を観に行った。 2週間程前に、初めて母と電車に乗って出かけ、予想はしていたものの、それ以上にいろいろなところで不便を感じ、バリアフリーはまだまだなんだと実感した。 なので今回は四季劇場まで車で出かけることにした。何度も行っている劇場ですが、車で行くのは初めて、近隣の駐車場に止められなかったら困るので、数日前から調べて予約で
新生児聴覚スクリーニングという検査があります。生まれて間もない赤ちゃんを対象に、耳の聞こえを検査するものです。出産した医療機関などで生後数日で受けることが一般的で、赤ちゃんが眠っている間に小さな音を聞かせて、検査機器で反応を確かめる検査です。 「パス」 今のところきこえに問題はありません。 「リファー」より詳しい検査が必要です。 詳しい検査は生後3ヶ月くらいで行うことが多いです。 この3ヶ月が保護者にとっては辛い。 私が聾学校の乳幼児教育相談で出会ってきたお母さんのほとん
「どうして聾学校の先生になったんですか？」 聾学校で出会う保護者のみなさんや、コーチ仲間からよく聞かれる質問です。 お母さん方からは、「すっごく先生が楽しそうだから、聾学校の先生になりたかった大きな理由があるんだろうなと思って。」と言われます。 私を見ていると、「すっごく聾学校の先生になりたくてなった」と思われるようです。 答えは全く期待外れ！ 「たまたまです。」 「将来これをしたい」という思いのない高校生でした。 と、ここから書くとめちゃくちゃ長くなるので、そこはま
私が大好きなコーチの趣味はバレエ。「バレエが大好き！」と聞いていて、大人になってもバレエが好きで踊れるってほんとうにすごいし、素敵だなって思っています。 私からすると、大人になって好きなことに打ち込むって結構大変なことだとだと思うんです。 家族がいて、お子さんがいて、仕事もバリバリしている。それだけでも身体がいくつも欲しいと思うくらい。ただ、バリバリしてる人だから、好きなことにもこんなにも打ち込めるんだろうなとも思います。 そんな彼女のバレエの発表会を観に行きました。私自
5月にスタートしたホームページ作り。 7月17日、本日、公開になりました✨ 私のホームページができるなんて、3ヶ月前には考えてもいなかったこと。 願い事は10人に言うと叶うと聞いたことがあります。 10人には言ってないけど、口に出してみると、道が開けていく。そんな体験をしました。 担当してくださったホームページ制作会社のTさん。根気よく付き合ってくださいました。 ホームページについて、今ひとつ自分事でなく、基礎知識もない私。最初の頃は手応えがなかったと思います。 それが
我が家の畑の住人は、トマト、きゅうり、ナス、ピーマン。勝手に住み始めたのは大葉。以前住んでいた特権を活用したようだ。 で、今日はきゅうりのお話。 毎朝、きゅうりの成長スピードに驚かされている。昨日、太さは1cmくらい、長さも5cmくらいだった赤ちゃんきゅうりが、今朝はドーンと存在感を出している。太さも長さもスーパーのきゅうり並み。 時々やってしまうのだが、その状態を見落とそうものなら、次の日には、スーパーでは絶対に見かけないくらい、とてつもない大きさのきゅうりになっている。
