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O Holy Night(746文字)

12月に入るとクリスマスの装飾があちらこちらに施され、夜の街はキラキラとイルミネーションで輝き出した。

春の桜、夏の噴水、秋の紅葉、そして年末のクリスマス。
季節を実感し、その移り変わりの速さに驚きながらもそれぞれの時を楽しむ。
中でも一年を楽しく締めくくらんと盛り上がるクリスマスは、最も心ときめく行事だと思っている。

そんな季節を楽しまんと、先日、クリスマスのイベントに参加した。
そこで、『O Holy Night』のピアノ弾き語りを聴いた。
クリスマスの定番ソングとして昔から知っている歌。
でも、とても新鮮だった。
お馴染みの歌だけど、歌い方がカッコよかったからだ。
この歌、こんなにイケてる歌だったんだ…と。

クリスマスソングと言えば、『きよしこの夜』と『ジングルベル』が最も代表的だと小学生の頃から勝手に思っていた。
一方はクリスマスの夜に蝋燭の灯をともして静かに歌う雰囲気満点の曲、もう一方はシャンシャンとベルを鳴らしながらサンタクロースが踊り出しそうな楽しい曲。
どっちがいいか…究極の選択、選べない。
小学生の頃から悩んでいて、結局今でも甲乙つけられずにいる。

しかし、世の中には数多のクリスマスソングがあって、本当は二者択一なんかじゃなく、その場の雰囲気と気分によって最高のナンバーワン・ソングはたくさんある。
日本にも山下達郎の『クリスマスイブ』を始め、多くのJーPOPがある。
勿論外国人アーティストも歌っているし、讃美歌にもクリスマスを祝す素敵な曲がたくさんある。

これからクリスマスまでの約二週間、BGMにはクリスマスソングを流すことも多くなるであろうが、『O Holy Night』も晴れてその仲間入りだ。
クリスマスまでの日々、音楽を聴きながら気分を高めて、年末の一大イベントを楽しく迎えたい。


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