マガジンのカバー画像

「オミクロン禍の生活綴方」

6
「コロナ禍の生活綴方」を2021年12月22日にほおずき書籍から発行しました。続編の「オミクロン禍の生活綴方」です。
運営しているクリエイター

記事一覧

「そんなことってある?~またコロナに潰された~」(さすがに疲れた母)

そして、六年生にとってはこれで最後の演技。 何回も繰り返し練習をした。寒い冬も、体育館の窓を開けて換気して、練習が終わればドアや壁を消毒して。 年末からまたコロナ感染者が増え、レベルが上がり学校の体育館が使えなくなった。 練習ができない。 雪も降り始め外でも練習が難しい。 みんながいない。 モチベーションが上がらない。 出演の日をずらしてもらって、4月の発表に向けてようやく使えるようになった社会体育館で練習を重ねた。 そして、当日。 今日で6年生は最後の日。 朝から衣装や

「まえも、いまも、これからも、生活は続く」(ゆきやなぎ)

息子が小学校高学年の時に新型コロナ感染症の流行が始まった。息子は数年前から不登校で引きこもりの生活だ。つまり毎日家にいる。コロナ禍に伴う小中学校休校時「毎日の食事が大変」「学習が心配」といわれていた。それらの言葉をみるたびに、私はこっそり思った。「あまり言ってもらえないけれど、うちは数年前から問題だったよ」 不登校での困りごとは、コロナ禍で学校に行くことができなかった小学生の抱える課題と同じだ。例えば、給食ならば栄養のバランスに不安がないが、自宅だとなかなか難しい。学習の内

今回の6波で子どもが休校になった。早く、今の状況からだけでも抜け出したい。(学習支援員・T)

何度も繰り返すコロナの波と気持ちの波とコロナコロナコロナコロナ。 この2年。こればっかりだ。 最初の頃は何も分からずひたすら怯えていた。関東にいる家族も心配。実家にいる祖母も心配。どこにも行けない。何もできない。買い物も怖くて、散歩もできなくなった。喉が痛いだけでコロナかもと夜な夜な携帯で「コロナ 症状」ばかり検索した。 寝て起きたら熱が出ているのか怖くて、眠るのも怖くてゲームをしたりSNSを見て気を紛らわせた。 旦那とは感染対策での考えに温度差があって今まで以上にうまくいか

まさか?まさか?…陽性だった。どうか差別のない優しい社会に。(カワウソ)

コロナ感染者が増え、職場関係にも学校関係にも陽性者発生の知らせが飛び交う。 近づいているなぁ…と思いながら、感染対策をしいつも通りの日々を過ごしていたが…。 学校から、次女のクラスが学級閉鎖になるとのメール。 ホッとしたのは (1) 市保健所による調査が終了し、本校の濃厚接触者は、無しとの報告を受けています。 と (5) 同居のご家族のみなさんについては、外出の制限はありません。ご兄弟は本人を含め同居家族に体調不良の方がいらっしゃらなければ登校可能です。家庭内の感染防止に

“ウクライナにへいわを Мир в Україні” 長野駅前で子どもたちへの支援に募金に取り組み、 13万9010円お寄せいただきました。ユニセフに届けました。

ウクライナにへいわを Мир в Україні 5日、長野駅前でウクライナの子どもたちへの支援募金に取り組み、13万9010円お寄せいただきました。ありがとうございます。ユニセフに届けました。手書きでそれぞれの思いを書いたプラカードもかかげました。 わたくしたちの取り組みのきっかけについて、信濃毎日新聞コラム斜面でご紹介いただきました。 「学習支援員の30代女性は、勤務先の小学校で子どもたちの言葉に目を開かされた…早速行動を起こすことにした」「子どもなりに戦争の悲惨さ

オミクロンに疲弊感が半端ない(サクラ)

分散登校が突然決まってから、生活はまた一変した。これだけコロナ感染が広まっているのだから、仕方ないのはわかっている。もういつ感染してもおかしくはないのだから。だけど( ;∀;)毎日小学生と中学生が交互に休んでいて、毎日お昼ご飯の用意、かさんでいく灯油、光熱費・・・・。そして小学生の日は預けられる所を探し、もしくは私と夫どちらかが仕事を休むか・・・。と毎回悩む。 児童センターが朝からやっておらず、学校に自習室が設けられているというが、 我が家の1年生は到底耐えられないとのことで