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7/14までカフェ個展開催中!

タニユミ個展【黒ウサギと文様風景】

7/3(水)〜7/14(日)
CAFE MISSPONNE  カフェミスポンヌ
〒166-0063
東京杉並区和泉2-27-27
マインド和亜美瑠106
京王線代田橋最寄り 徒歩約10分
HP missponne.com

のんびりしてたら会期が折り返し過ぎてました。
実は今回の展示は5月末に急遽決めました。
秋にBAR小春日さんで展示、
春に渋谷Clubasiaでの展示。
水彩画がまとまった数揃ってきたので、
半年分の総括的なラインナップとなりました。

水彩画で描くのは時間や気温や部屋の明るさ。
自分だけで作り上げるというよりは時間と環境と向き合って制作していく工程がなんとも野生的で楽しい。
デジタルで絵を描いていた頃は作りたいもの見せたいものの追求になりますが、アナログ制作は自分の肉体と向き合う。ちょっと修行僧な気分になります。

制作期間中家にこもるといっても。
夫もいますし、家事もありますし、仕事にも行きますので100%社会から断絶してなんていうのは不可能なわけでして。
思春期や無職期の何とも言えない閉塞感や無力感からは無縁な擬似的な孤独感に身を置いていました。
しかしながら、逆に1人になりたいと思ってしまうほどたくさんの物事や人に囲まれていながらも。人間というのは個人、自己を求めていく生き物です。
絵を描いたり、文章を書いたり、音楽を作ったり。
何かを始めて終わりまで運ぶ。
創作というのが、現代では個を探すには手っ取り早い時代になったと言えます。
自己実現なんていう言葉もありますが、そんな見た目の良い聞こえの良い捉え方はしたくないと思ってます。
孤独や個をおしゃれに捉えたくないんですよね。

どこまでも身勝手で格好が悪い。
もがいてももがいてもゴールなんてない。
そういう感覚を残しておきたいんですよ。
そうは言っても私の手から作られるものは、
見ていただいた大半の方には可愛いの時一言目をもらうタイプの画風です。なので。見えるところ見えないところ、気づいた人には分かるような仕掛けを作っておきたいんですよね。

タラタラと書いてますが、
会期残り4日です。
お時間ある方はぜひお越しください。

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