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自己投資を続けていこうーリベンジ語学

こんにちは。節約生活をしながら、老親の面倒を見つつ日々を穏やかに過ごしています。基本アウトドアが趣味ですが、おうちのなかで続けているのは、専ら週刊の英字新聞を読むことと、最近始めたリベンジのスペイン語です。

早朝が私のゆっくりと過ごせる時間

早起き習慣はおそらく10年以上になるかと思います。現在は、無理のない4時起床。それから身支度して出社までの3時間半の間に2時間以上は贅沢に英字新聞を読んだり、スペイン語のやり直し学習をしています。普段は、日本の新聞は購読していないのですが、英字新聞から日本の情報を得ることがあったりしています。英字新聞は、まずは、1面からざっと見てから、エッセイから読み始め、そのあと気になるニュース記事へと移ります。全く意味のわからない単語にはマーカーを引いて、後で調べ、カンに頼って意味を推測した単語は、赤線を引くというようにして読み進めていきます。

友達出来たらいいなで興味を持ったスペイン語

スペイン語は、学生時代に第一外国語で履修しました。小学生のころ、ふと本棚をみると、なぜかスペイン語のテキストと辞書がありました。母がOL時代にアルゼンチンタンゴを歌いたいという理由で、四谷の語学専門学校に通っていたころものです。それを小学生のころから眺めていて、アルファベットとローマ字が読めれば、子供でも発音できること、その時私は、巻き舌が全く苦も無くできることがわかり、大学生になったらスペイン語を勉強しよう!などと思っていました。中南米では英語が通じないことも教えてもらったので、そのころ、英語とスペイン語ができれば、世界中に友達ができるかも?!と、なんとなく将来は語学を使えればいいなあとほくそ笑んでいました。ただ、後に私は高校生になってから英語が大嫌いになってしまったので、英語をやりたくないからスペイン語を履修したわけなのでした。大学受験の時は、得意の数学と現代国語でなんとか切り抜けました。今思うとよく合格できたと思いますが。スペイン語は水のように流れるような発音で、とても早口に聞こえますが、素敵な響きのある言語です。授業だけでなく、NHKテレビ講座とラジオ講座も勉強していました。そこでとにかく文法を覚えましたが、一番苦しむ語形変化ー動詞は6つに活用変化、それが現在、過去、未来とあり、過去形は、線過去と点過去に分かれます。名詞は男性名詞女性名詞に分かれ、また、最初に習う直説法のあと、厄介な接続法を覚えないとなりません。子供のころは身につけるために勉強したいと思っていたスペイン語でしたが、接続法でわからなくなってしまいました。とりあえず、単位を取るためだけに一気に文法を覚えました。ほぼ満点を取得したので余裕で”A”でしたが、卒業してからは、スペイン語からは遠ざかってしまいました。

一気に深く勉強したから覚えていた?

何度か再チャレンジしたものの、結局は、続かずに終わってしまうという私のパターン。ところが、卒業して35年も経った今年になって、なぜか”もう一度、やってみよう!”という気になってきました。ヒスパニック系の移民の多い場所では、英語よりスペイン語が通じるということを、私は四半世紀以上前から体験していたのを思い出したからなのです。息子がまだ5歳ぐらいのころ、仕事で2週間ほどアメリカ出張があって、旦那に息子を預けて、支社のあるロスに向かいました。その後、取引先の方や同僚とオーランドで行われる展示会に赴いたのですが、モールにある店先で、近くにあるはずのお店の場所がわからず、そばにいた若い女性店員さんに英語で尋ねたら、困った顔をしたのです。ただ一言、”No lo se. (わからない)"と、返答されたのをキャッチ。思わず口から出たスペイン語で聞いてみたら、相手はびっくりして、”何人なの?韓国人?”と今度はまくしたてるようなスペイン語でたずねてきました。”いや、日本人よ。”というと、”日本人でスペイン語を話せるなんて”と、言われてしまいました。喜ぶべきか悲しむべきか。卒業してから、8年以上もスペイン語に触れていないのに、学生時代に一気に基礎を勉強したからなのか、簡単なやり取りぐらいなら、耳と口が覚えていたのです。その時は、初めてネイティブスペイン人と話したのが嬉しすぎて、”通じた~!”という思いでいっぱいになり、残念ながら再チャレンジしようなどという気までは、起こらなかったのでした。

サッカーでは、久保建英さん、ボクシングでは、亀田和毅さん

北斗晶さんもメキシコ留学されていたので流暢ですが、現時点でも流暢にスペイン語で会話ができる有名人といえば、やはりこのお二人でしょう。私は若いお二人の取り組む姿勢にとても感動していて、学ぶところがたくさんあると感じています。久保さんは、スペイン現地でのインタビューはきれいな発音できちんと返していますし、亀田和毅さんは奥様がメキシコ人ですが、現役当時、メディアに対してはしっかりときれいなスペイン語で話されていました。私もせめて、ちょっとした会話のキャッチボールをしてみたいので、かなり以前にスペイン語通訳者からおすすめしてもらった、会話の載っている文法書と、以前勉強したラジオ講座のテキストを、もう一度やり直しています。今度こそ、継続していこうと思いなおしたので、早朝の頭がクリアな時に、1ページずつですが、進めています。そして、挫折した”接続法”は、慌てずに、しっかりと時間をかけて取り組んでみようと思います。 成果が出てきたら、また報告いたします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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