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57歳無職女性が正社員登用を掴むのに 必要な3つのこと

 コロナ禍で50代半ばにして、無職。こう聞くと、正社員で職に就くなど、もはや絶望的なことであると思われるかもしれません。ですが、この度ありがたいことに正社員として採用頂くことができました。

この記事では、同じ境遇に置かれた方に、少しでもヒントになればと考えて執筆しています。私がそれを実現させた重要なポイントは、以下の3点であると考えています。

1.働きながら、正社員を諦めない。
  めげずに情報を収集し続けること、これにつきます。派遣社員しながらでも、常にアンテナを張って情報収集していくと、必ず、正社員の職を見つけることができます。
 根気強く探していると、派遣社員募集の中には、紹介予定派遣も増えてきていることがわかります。 紹介予定派遣とは、まずは、派遣社員として、一定期間就業し、派遣先から、直接雇用されて正社員になるという雇用の仕方です。日本の企業は、まだまだ”正社員を簡単に解雇できない”ので、派遣先は、会社にとって、マッチしている人材かどうかを見極めるために、紹介予定派遣を実施している企業があります。
派遣元に、”紹介予定派遣”をしている企業を紹介してもらいたいことを希望しましょう。
また、 毎日のルーティンとして、ハローワークでは、一日最低2回、(午前中と、夕方)は、ネットで探します。
 各派遣会社からの情報は1日3回は、チェックする。
(10時、14時、18時)

  ハローワークインターネットサービス:
  https://www.hellowork.mhlw.go.jp

リクナビ派遣:
  https://haken.rikunabi.com


2. 経験値をあげて、即戦力採用の決め手に。
  もし、あなたが、派遣社員であるならば、無料で派遣会社のスキルアップ教育を受けさせてもらえますので、それを最大限に利用しましょう。どんなスキルも必ず武器になります。
 現在無職ならば、職業訓練校で学ぶのもいいです。私自身は、リーマンショックで派遣切りされてすぐ、応募し、経理事務科に合格できたので、半年間、勉強に専念できました。
採用者側としても、やる気のPRとしてうつりますし、実際にそのように受け取ってもらえたことが採用の決め手になりました。
私の場合、職務履歴の中の、総務、経理、営業事務、貿易実務、翻訳、通訳の経験を積めたことが、募集人数1枠へ、即戦力で対応できるをアピールすることになり、オールラウンドプレーヤーとして担当者の目を引きました。
ですので、職業訓練を受けることは、後の正社員登用にも繋がるので、決して無駄にはなりません。
  

3. 年齢問わずのオフィスワークは、経理、英語業界
  オフィスワーク募集については、採用時の年齢制限が、少なからずあります。
  実際、年齢不問をうたいつつも、ハローワークの窓口からの実年齢での応募が可能かどうかを問い合わせてもらうと、”受験は可能だが、30代まで”と言われる”門前払い”を幾度も経験しました。

厚生労働省のサイトによると、採用時の年齢制限の禁止が謳われています。

  https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyou/haken-shoukai13/

 
  例外事由が設けられていなければ、あくまで名目上では、年齢による制限は受けない事になっています。
 …しかし、企業の採用担当者としては、管理職など年齢に伴う経験を活かせる職種を除けば、やはり若手を求めるのが本音ではないでしょうか。
  しかし、そんな年齢制限のある募集も滑り込みやすいワザがあります。それは、繁忙期に税理士事務所へ応募するという方法です。
  通常確定申告が3月15日なのですが、コロナの影響で1か月申告日がずれ込んでいます。年末から3月くらいまでの間は、求人がでてきます。ですので、簿記2級を持っていて経理経験のある方は、年齢が高めでも採用されることがあります。今年になってから、都心部だけでなく、小さな町でも、2つの事務所募集記事を見かけました。
  
TOEICホルダーで紹介予定派遣枠から、未経験から正社員登用もあり

 また、英語翻訳については、TOEICだと800点程度あるなら、紹介予定派遣から正社員登用を目指すという方法も現実的な提案としてできるでしょう。実際に、未経験歓迎も数社ありました。
 派遣社員での募集がほとんどですが、紹介予定派遣経由で派遣会社に探してもらうこともありです。
 大手の製造業界の中には、未経験者でも高得点者を紹介予定派遣で、3年後に契約社員になっている50代が何人もいます。
 また、大手企業は、企業内に関連会社として、自社の派遣会社を置いていますので、そこの派遣会社経由で大手企業に派遣で入り、認められれば、
契約社員になるケースもあります。前例があるかどうかを派遣会社に聞くのも大切です。
  
  株式会社トヨタエンタプライズ(トヨタ自動車100%出資)
  https://haken.en-japan.com/c_768
 
  株式会社プロスタッフ
  www.pro-staff.co.jp

 
 私は、自分の一番のスキルである、貿易実務の仕事をやりたかったのが、本音ではありますが、今の私には ”正社員になること”ーこれが第一の目標でした。3年縛りを繰り返す派遣社員には戻りたくないという思いが一番だったので、別のスキルである、経理事務員を探し、今回、採用されました。
 
 あなたのスキルをそのままにしていたら、絶対勿体ないです。あなたのできる仕事、貢献できるスペースはあります。
 すぐに見つからないと嘆く前に、たくさんアンテナを張って、日々自己研鑽しながら、正社員のお仕事を勝ち取っていきましょう!諦めなければ、必ず見つかりますよ!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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