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昭和のデジタル時計は高級品だった⑤

あのオメガもデジタル時計を70年代に作っていました。私の記憶の中に今回ご紹介するモデルは日本で発売されていなかったと思います。(私感です。)横長のオクタゴンケースのものと今回ご紹介のケースデザインが似たものがあり暫くしてスピードマスターデジタルが出たと記憶しています。国産のデジタル時計の2~3倍の価格で10万円前後でした。

左のボタンがライト、右のボタンが「秒」⇔「日付」の表示切り替えボタンです。


「時」の必要十分条件を満たしながら究極のシンプルなオメガデジタル

今までご紹介したデジタル時計の中で精度が一番優れているのがこのオメガなんです。昭和生まれの日本人の多くがオメガに憧れを持っておりました。また多くのスイスブランドの中でも音叉時計、デジタル時計、クオーツムーブメントを積極的に取り入れた革新的なブランドとも言えます。特に70年代はぶちとんだデザインで世間をあっと言わせましたが今見れば斬新だと思います。今、スピードマスターの価格が高騰していますがオメガの頂点はコンステレーションと思うのは私だけでしょうか。

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