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夏フェスの効能

昨日・一昨日と4年ぶりの夏フェス、SUMMER SONICに参戦しました。
2019年まではひたちなかのRock In Japan Fesに5日間全日通ってましたが、千葉に場所が移動したあとは、小ステージがないのでRIJFはちょっとおやすみしています。

コロナの影響で夏フェスの参加は4年ぶり。まあ、サマソニは幕張メッセとマリンスタジアムが会場で、完全屋外フェスじゃないので、リハビリ兼ねてってとこですかね。


こんな暑いのに、炎天下でライブ観るなんてバカじゃねーの?

ハイ、おっしゃる通りです。よく言われます。
私もフェス通い始める40代後半までは本気でそう思ってました。
そして、今でもそう思います。音楽につられて炎天下にいる人は、自分含め頭オカシイヒトデースw

特に最近の夏は、フツーに生活してても熱中症の危険と隣り合わせなんで、丸腰でいくのは危険です。
私も、夏フェス参戦のために、普段から運動して体力つけて、当日は休んだり飲んだり食べたりなどの準備は怠りませんよーw

しかしどんなに準備しようとも、真夏の昼の時間帯の暑さは手強い。
ほばアラブの人のような服装+水で濡れたタオルかぶって、飲んで、飲んで・・・でも汗ダク、、、、


人は暑いと先のことは考えられなくなる

みなさん、ご存知でしょうか。
人は暑くなると先のコトを考えることができなくなることを。

ワタシ、普段、仕事で細かい調整ととかやっています。中堅となり、仕事の責任が増してくると、オンオフ切り替えが難しいです。
「仕事でミスしても、別に死なないし、、、、」と、普段からメンタルを保つようにしていますが、なかなか簡単にはいかず。
わかっちゃいるけどプライベートに悶々とすることも、多々あります。

しかし、あーら不思議。
炎天下ではだいたいこんな感じ↓

「あー、暑い、暑い、、、、
これはうっかりするとマジ死ぬやつだよ、、、、
飲んで、塩分とって、、、暑いけど移動して、次のライブ観たいし、暑いし、、、暑いし、休まなきゃだし、食べなきゃだし、、暑いし、観たいし、暑いし、観たいし、飲んで食べて、暑いし(エンドレス)」

炎天下では、目の間の暑さがすごすぎて、まったく先のことを考える余裕がなくなります。
もう、暑いと観たいしかない。
どうやら生命体としての生存本能が発動するらしい。
けどもこのアタマから仕事や悩みをを完全に排除させられるのがいいわけです。

しかも目の前で大好きな音楽がライブで聞こえるので、生命の危機とこの世の喜びの2つが共存した、完全に異次元な「ハイ」な場所なんですよ、、、、

夏フェスが終わるころには「ま、仕事の悩みなんて、あの暑さに比べたら、マジたいしたことないわ」となんか憑き物が落ちたみたいになるんですよねー。


美しいステージで世界平和を願ったりもする

昼間は生命の危機もあって暑いんですが、夏フェスは夕暮れから夜の時間がこれまたいいのですよ・・

昨日は天気もよくて、マリンスタジアムではゆっくりと夏の日が落ちていく空を観ながらのライブでした。アクトはLiam Gallagher、お客さんは満杯。


紛争に明け暮れる地域もあるのに、こんなたくさんの人と音楽を堪能できる平和な場所にいられて、本当にありがたい・・・・。
世界は美しいって心底思って涙でました。
美しいものに感動して涙が流せるなんて、本当にスバラシイ。


というわけで、夏フェスについて書いてみました。
もともと音楽ライブはストレス解消できる場ですけど、夏フェスは暑さと夕暮れの美しさも加わって「長時間強制的にスイッチ切れる」んですよねー。ほんと、これ、メンタルには効果絶大。
毎回フェス終わると、自分の仕事を俯瞰できてエネルギー満タンになるんで、人生の優先順位を考えたりしてます。

しかし2日間で5万歩も歩いたので、体はバキバキです・・・本日は余韻を楽しみつつお疲れ休みw

では、またー!








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