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〈実話チョイ怖🤨〉あの日会った幽霊の顔

こんにちは👋😃椿あんこです。



あんこ地方にも、雪が降りました~。

この時期の雪は、ドキドキしてしまいます。
実は6年前の冬の雪の日の数日後、
まだ道路に雪が残り続けてしまっているような寒い日に、
母マミコは、ヒートショックでなくなってしまったからです。

その日私は2階にいました。

同じ家の中にいたのにすぐ気づけなかった後悔と、
虚血性心不全という症状はすぐなくなってしまうので、
どのみち助けられなかったという諦めと、
私の感情は振り子のように揺れ続けました。


そして私はなぜか、この日から、
大好きだった読書(日本語の本)ができなくなってしまいました。1頁読むと疲れてしまうのです。
ちなみに、洋書は平気です(笑)。←大して読めないくせに😁。


さて、今日のお話は、
霊感がある叔父の「にいに」が出会った、女性の幽霊の話です。
では、行ってみたいと思います。



⛩️伊豆の別荘の山道で

またまた、祖父母の伊豆の別荘がある山での話です。
高校生の「にいに」は、
別荘から更に山道を上がって行った先に建っている、
坊城くんの家に遊びに行くのが好きでした。

にいににとって二十代の坊城くんは、ちょっと年上の話しやすいお兄さんでした。
テレビ番組や、好きなアーティストの話しなど、していたのかもしれません😊。



⛩️山道に交差する、小川


祖父母の別荘の隣には小川が流れていますが、
山道を登っていくと、道と小川が再度交わる箇所があります。
まあ、何てことない場所です。


その日も、にいには坊城くんの家に行き、お喋りし、
夕暮れの山道をテクテク降りて行きました。


山道は右に左にくねくね折れていて、
小川とクロスする付近に差し掛かりました。



道路と小川の高低差は、5メートルぐらいだったでしょうか。
それとも3メートルぐらいだったか。
まだ身長が低かった小学生の頃の私の記憶なので、曖昧でスミマセン。




⛩️小川を見つめる、ロングヘアの女性


にいには、小川を見つめて立っているロングヘアの女性の姿を見つけました。


スラリとした女性です。
ロングヘアに隠れて、顔はよく見えません。


一同「また、顔が見えないパターンか」



にいに「(何をしてるんだろう、魚でもいるのかな)😊」




にいにとロングヘアの女性の距離が縮まって行きます。


にいに「(落とし物でもしたのかな? 声かけてあげた方がいいのかな?)😊」



にいにとロングヘアの女性の距離が更に縮まります。
その小川は、特に見どころもない小川なので、
誰も立ち止まってガン見することはないのです。



⛩️にいに、女性に声をかける


女性がずっと川を見下ろしているので、
にいには思いきって声をかけました。



にいに「どうか、されましたか?」



その時、女性がくるりと、にいにの方を向きました。

血の気のない顔。
大きく見開いた目。
女性は無言です。

特ににいにに助けてもらいたいこともなさそうです。


勇気を出して声をかけたのに無反応だったので、気まずくなったにいには、
立ち去ろうとしました。


にいに「あ、じゃあ……😅💦(なんかスミマセン)」


すれ違い、1メートルぐらい離れた時に、
にいにはさりげなくもう一度振り返りました。

にいに「てか、いないしー😱😱😱😱😱😱!!!!!!!!!」



あくまで川は小川です。
飛び込めるレベルではないですし、
飛び込んだらすぐに見つかります。


いない。



ということは、



幽霊だ。。。



にいには、過去一の全速力で別荘に逃げ帰りました。


にいには霊感があるので、幽霊にはちょいちょい遭遇しているのですが、
それでも、その時まで真正面から幽霊を見ることはなかったそうです。



にいに「幽霊の顔を真正面から見ちゃうって、やなもんだよ~。
だって、あの顔、今でも忘れられないもん」

と言ったにいにの顔が、
私は今でも忘れられません。



私は、そのロングヘアの女性の顔を色々想像してみましたが、
私の脳内のその顔はいつまでものっぺらぼうのままでした。

その女性霊は、あの小川を眺めて、
何を考えていたのでしょうね。



椿あんこでした。
今日もお読みくださりありがとうございました。
スキ!もいつもありがとうございます😊❤️。

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