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〈実話前世👘10〉遠藤敬止の顔を見て、家族一同驚愕しました

こんにちは、椿あんこです。
では今日も、父トシオの前世探偵の話、
行ってみたいと思います✨




⛩️本気にしていなかった父トシオ


母マミコのところに現れた、マミコの母の前世の霊。

それは、江戸時代の武家の妻で、
前世では、父トシオとは親子だったと言う。

半年かけて探し当てた人物は、
15歳で戦死した、会津藩白虎隊寄合一番隊の隊士、遠藤嘉龍ニ。
その母の名前は遠藤龍子。


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私は、マミコの霊能力を信じているので、
毎日のように、遠藤家周辺の資料を探し、
読み込んでいました。


そんな中で、大して本腰でなかったのが、
当の本人、父トシオ(笑)。


もともと霊感もないので、視えないし聞こえない、
ですので、私やマミコが盛り上がっているので、
話だけは聞いてあげていたそうなのです。


会津や青森旅行も、
「わーい旅行に行けるラッキー🎵」ぐらいのノリでした。
ただ、歴史的な名所めぐりは大好きなので、
白虎隊でも会津藩でも、
訪れたら嬉々として写メを撮っていました。




⛩️ある、冬のできごと


冬が近づき、私の会社はまた春まで忙しくなっていました。
昼ごはんを食べるのも、急いでパパっとかきこむ感じです。

その数分の間で、ネットを検索していたら
嘉龍二の兄、遠藤敬止の「写真」が現存していることがわかりました。



今まで、遠藤嘉龍ニの顔はネットで探しましたが、
出てきたことはなかったのです。

しかし、兄の遠藤敬止は明治時代まで生きたので、
明治時代に撮られた中年時代の写真が残っていました。
パソコンの画面に写し出されたのが、このトップページの画像の顔です。





私「こんな顔してたのか…………………」





私「……………なんだか、どこかで見たような。。。」




私「でも、どこで会った人だっけ?」



私は、その画像をプリントアウトしてみました。




⛩️遠藤敬止の顔に、落書きしてみた


この顔、誰かに似ている。
詳しく言うなら、
「あとひとつ何かを足せば、誰かに似ている」のです。


仕事がクソ忙しいのに、私はプリントアウトした遠藤敬止の顔に、
鉛筆で落書きをし始めました。
よく、小・中学生が国語の教科書に載っている作者の顔写真にやるような、
あのレベルの落書きです。

私は、遠藤敬止の顔に、
黒縁の四角いメガネを付け足しました。




私「……………わかった!!!」



⛩️帰宅し、家族に見せてみた


私はその日、会社からすっ飛んで帰りました。

たまたま、弟ケントが遊びに来ていました。
ですので、私は、メガネを付け足した遠藤敬止の写真をケントに見せました。


私「これ、誰に見える?」

ケントは即答しました。


ケント「ていうかこれパパでしょ(笑)。」



そうなのです。
父トシオの前世遠藤嘉龍ニの兄の遠藤敬止の顔は、
父トシオにそっくりだったのです。




私「マジかー❗」





⛩️なぜ、すぐにわからなかったのか


会社で見た時に、何故にすぐわからなかったのかと言いますと、
現在の父トシオよりも、写真の遠藤敬止の方が10歳ぐらい若かったからです。
つまり、トシオの40代の顔に、そっくりなのです。


マミコも似てる!と言いまくり、
トシオ本人は、言葉をなくしていました。

そしてひと言。


トシオ「俺の前世は、遠藤敬止の方かも~🎵銀行員だし(笑)」


一同「それは違う!」




⛩️佐一郎の霊からの補足


次の日の朝方、マミコのところに、
佐一郎の霊が現れました。
佐一郎とマミコは毎朝の定例会みたいになっています。



佐一郎「もし、この写真をはじめに知ったら、トシオ君はこう思うだろう。
『自分に似ているからという理由だけで、
前世はこの人の家族だと思いたいのだろう』、と。
だから、知る順番は、大事なのだよ。」



なるほど。
顔も知らないで、私達は父トシオの前世を、白虎隊士遠藤嘉龍ニだと特定した。
そこで、更にだめ押しの意味で、
父トシオに似ている写真が出てきた。
父トシオも、信じざるを得なくなってきたのです。




ちなみに、この遠藤敬止の写真ですが、
今は父トシオとは離れてきて、
ちょうど年齢が近づいてきた、弟ケントに似ています(笑)。
血は争えん😁。



続く❗



椿あんこでした。
今日も、お読みいただきありがとうございました。
スキもいつもありがとうございます💕💕💕

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