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何もやる気が出ないなら、何もしなければいい。

2、3ヶ月に1度あるかないか、これが多いのか少ないのか、は別にして全くやる気が出ない日というのがある。

もう足の先から壊死してきているのではないか、というほど感覚がなく、そして十二単を着たままプールに飛び込んだように(まったくやったことはないが)とにかく重い。重い。身体が重い。

起き上がるのも怠い。食べるのも怠い。とにかく動きたくない。何もしたくない。

こんな時の解決策は、とにかく何もしないこと。

ボケっと寝転がったままひたすらTwitter世界に没頭するとか、

Netflixでドラマを全シリーズ制覇してしまうとか、

積んでいた本を読み始めてみるとか、

それすらもせずただただ眠りに再び潜り込むか。

何か約束があったとしても、どうしても行く気になれないのなら、ドタキャンだって別にありだと私は思う。

乗り気でないまま来られるよりは、元気いっぱいノリノリで別日に来てくれる方がいい。

普段が特別怠惰である、というのでないかぎり、これは体内のサインなのだ。何もやりたくない、もう無理だ、休ませろ、という要求だ。

素直に聞いてやるのも大切なことだ。

無理に動かしたところで、効率はマイナスだ。だったらフラットに何もしない方が効率も生産性も良いってものじゃないだろうか。


半日も何もしてなければ、基本的にはだんだん何かしたくなってくるものだ。それまでは、ただただ何もしなければいい。


少しやる気がでてきたら、散歩にいってもいいし、料理をしてもいいし、部屋を片付けてもいいし、でも人混みは避けた方がいい。

何もしないことに罪悪感を持つ必要はない。

一日寝て過ごしたことに後悔する必要もない。

「何もしないをする。」かの黄色いクマだって言っている。

「何もしないをする。」ことだって生産活動だ、気に病むことはない。

何もしないをするゲームをしてみたら、案外あまのじゃく心がくすぐられて、いつも以上に素敵な日になるかもしれない。

とにかく、何もやる気がないのなら、何もしなければいい。

それでいいのだよ。


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よくいく居酒屋のハイボールは、1杯190円です。もちろん深い意味はありません。