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ミッドフットからヒールストライクへ

小生の主観によるランニング小噺である。
ランニングの着地には大きくフォアフット、ミッドフット、ヒールストライクの3種類があるらしい。
ものすごく簡単にゆうと以下の3つ
フォアフット → 足先着地、インド人が良くやる
ミッドフット → べた足で着地する走法
ヒールストライク → かかと着地、古式ゆかしき日本人の走法

日本人は骨盤が低い人が多いらしく(胴長短足ってことよね?)
無意識にヒールストライクで走っている人が多いのだそうだ。
コロナウイルスは日本人の生活、趣味などにも大きな影響を与え、空前のランニングブームブームが訪れたのは記憶に新しい。10,000円程度であったフルマラソンの参加費はインフレし、HOKA、Onなど多くのランニングシューズが脚光を浴び、多摩川の朝はランニングコースに渋滞ができた。
そんな日本の市民ランナーに空前のミッドフットブームが来ていると小生
は勝手に思っている。
原因は数多のランニングYoutuber、ネットのランニング記事である。
小生は情弱である。勿論小生も彼らの話に全幅の信頼を置き、ミッドフット走法なるものでここ3年程度走ってきた(つもり)。
彼らの話をまとめると、
フォアフット → インド人がやること、胴長短足の日本人には無理無理
ヒールストライク → 古い走法。体の前で着地することでブレーキがかかり、接地時間も長くなり、体への負担も大きい。
ミッドフット → 体の真下で着地するから負担なく、スピードも緩まず、前傾姿勢も保ちやすいのでスピードも上がりやすく、今やるべき走法!!

そりゃやるよ

そんな小生が先日、人生初の整体なるものにいったときの話。
小生のランニングで膝が痛くなる、足先のサイドによくマメができるのだが姿勢が悪いんでしょうか、の問いにドクターの回答。
「走り方が悪いですね、ミッドフットだと前のめりな姿勢から少し足先着地になることが多くて、そのため足先に負担がかかりマメができやすくなるんですよ。膝への負担もそれが原因ですね、ヒールストライクにした方がいいですよ」
・・・・・・ないわぁ~~~~、そりゃないわぁ~~~
とはいえ信じやすい小生、好きな言葉は朝令暮改!
いざ!ヒールストライク!

ふむふむ、注意事項は
・足先を上げる意識をせず、足首はリラックス
・着地で体が沈まないように気を付ける
・骨盤はフラットになるようにする(フラットな骨盤ってなんだよ!?)
・足先で蹴り出さないようにする
・膝を早めに出すようにするとピッチがあがってブレーキがかかりにくくなる

了~~~解!いざ参る!
そして15㎞走ってみた結果
・なんかストライドが大きくなった(気がする)
・なんか姿勢が起きた(気がする)
・ピッチはゆっくりになった(気がする)
・タイムは若干落ちた(気がする)
・慣れてないせいか膝と腰にハリを感じる(気がする)

素晴らしき、気がするの世界。
素人って結局できているのかわからんね、と反省もするが、明確な変化がない中、とりあえず継続してみようという小生の脳裏に浮かぶ一抹の不安

もしかして、ずっとヒールストライクで走ってて靴があってなかっただけ?


胴長短足な小生の、素晴らしき素人の世界





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