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Stable Diffusion Web UI(AUTOMATIC1111)を最新バージョンにアップデートする方法
この記事では、Stable Diffusion Web UI(AUTOMATIC1111)のアップデートとダウングレードする方法を解説します。
環境はローカル環境とSageMaker版です。
Stable Diffusion Web UIはできるだけ最新バージョンにあっぷでーとしておくことをおすすめします。
なぜかというと、新しく出た拡張機能に対応していなかったりでエラーになることもあります。
AIの進化は早く、次々と新しい拡張機能が出てきているので、できるだけこまめにアップデートしておきましょう。
Web UIの新規インストールがまだの方
Stable Diffusion Web UI(AUTOMATIC1111)の新規インストールがまだの方は、以下の記事を参考にインストールしてください。
ローカル環境版
GoogleColab版
SageMaker版
Web UI ローカル環境のアップデート手順
Stable Diffusion Web UI(AUTOMATIC1111)ローカル環境のアップデート手順は以下の通りです。
AUTOMATIC1111のバージョンを確認する方法
AUTOMATIC1111のアップデート情報を確認する
Web UIを閉じる
インストールフォルダからターミナルを開く
git pull コマンドを実行する
Web UI現在のバージョンを確認する方法
「webui-user.bat」を実行すると以下画面のようにコマンドが流れます。
最初のほうにVersionと表示されます
このバージョンとGitHubにアップされているバージョンを見比べて、ローカル環境が古い場合はバージョンアップする必要があります。
![](https://assets.st-note.com/img/1687363924016-i7066qgf9r.png)
AUTOMATIC1111の最新バージョン確認
以下リンクから、AUTOMATIC1111のGitHubを開きます
右下あたりにReleases情報が表示されています。
このバージョンとローカル環境のバージョンと比較しましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1687363897599-KMby1oe9Te.png?width=800)
ローカル版のアップデート方法
アップデートで環境が壊れる可能性は低いですが、絶対安全というわけではありません。
新バージョンにアップデート後に動かないこともあるので、心配な方はバックアップしておきましょう。
インストールされている「StableDiffusionWebUI」のフォルダごとコピーしておけばOKです。
まず、アップデートする前にWeb UIを閉じておいてください。
開いているとエラーでアップデートできません。
まずはStable Diffusion Web UIがインストールされているフォルダに移動し、右クリックメニューから「ターミナルで開く」をクリックします
![](https://assets.st-note.com/img/1687366216474-TyDk54h64Q.png?width=800)
Power Shellが開くので、以下のコマンドを入力し実行するとアップデートが開始され、すぐ終わります。
git pull
![](https://assets.st-note.com/img/1687365967908-m4FchffnKF.png?width=800)
Web UIをダウングレードする方法
git checkout バージョン
以下のように、「git checkout v1.3.0」と入力し実行すると以前のバージョンに戻すことができます。
ただし、これは以前に「git pull」でバージョンを上げたことがある場合に限ります。
![](https://assets.st-note.com/img/1687366471804-XbVFn1PXVC.png?width=800)
また、旧バージョンに戻した後に最新バージョンにアップグレードする場合は以下のコマンドを実行すると最新バージョンに切り替わります。
git checkout master
![](https://assets.st-note.com/img/1687366569802-MdYVouE8BF.png?width=800)
SageMaker版のアップデート方法
SageMakerのプロジェクトを開始し、ノートブックを開きます。
File - New - Terminalを開きます
![](https://assets.st-note.com/img/1687366718132-SFdIydvQDb.png?width=800)
ターミナルが起動したら、以下のコマンドを打ち込みStableDiffusionが入っているフォルダまで移動します。
cd content/stable-diffusion-webui
後はローカル環境と同じで「git pull」を実行するとアップデートされます。
「Already up to date」と表示された場合は最新になっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1687366705053-o7QWnXX9uR.png)
※注意:SageMaker版はWeuUI入手先であるGitHubから取得するため、入手先がアップデートしないかがり最新版にはなりません。
私が紹介したCamenduruさんのNotebookではCamenduruさんのGitHubからWebuiを入手しているため、Camenduruさんが最新にしない限りは最新になりません。
まとめ
今回はStableDiffusion Web UI AUTOMATIC1111のバージョンアップとダウングレードする方法を解説しました。
gitを使えば、かなり簡単にアップデートもダウングレードもできますね。
旧バージョンへのダウングレードもできるので、gitコマンドを使って管理していくことをおすすめします。
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