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JR東海 選考突破の鍵

JR東海
東海道新幹線を筆頭の稼ぎ頭としている鉄道会社です。
毎年就活生からの人気が高く、就職難易度は極めて高いです。
ですが、、、
その分ミーハーな学生も多く、きちんと対策すれば内定に近づきます!!!

私は最終面接まで進んだものの選考は受けず辞退という結果でしたが、当時JR東海の車両・機械系統は第1志望でした。

・就活生としての実績
運輸系統:4daysインターン参加
車両・機械系統:最終面接(辞退)

インターンに4回参加し社員の方30人以上とお話しした私だからこそわかるJR東海の攻略法について書いていきたいと思います。インターンや選考に参加しなければわからないことを中心に書いていきますので、必要な部分はご自身で調べてください。なお、総合職の話がメインとなっております。


以下の7つに分けて順番に説明していきます。社員の方からお伺いした話も非常に多いため、都度※社員談
という欄を設けて事実をしっかりとお伝えしていきます。
私は車両・機械系統のリクルーター面談を全て突破しているので、ぜひ参考にしてください!

JR東海はインターンへの参加が非常に重要なため、就職活動を始めたばかりの方も必見です!
長くてだるいという方は、本選考の項目からだけでもいいので読んでほしいです。

このnoteからわかること

・JR東海の選考ルート
・求められる人物像
・学歴フィルターの真偽
・選考で気をつけるべきこと
・貴重な社員談
・リクルーター面談での質問内容

JR東海の選考は非常に厳しく、インターンルートであっても少しミスると一発退場です。
また、リクルーター面談は逆質問が大半を占めるという特殊な回があります。
JR東海の社員が学生に何を求めているかを知っておくことで、内定に近づきます。
ぜひ読んでみてください!!


1.JR東海の概要

詳しい企業研究は行いません。なぜかというと

※社員談
JR東海は業務レベルまで理解している学生を採用します。
ホームページをなめるように読んで、社員から話を聞いてほしい。

だからです。ここの努力は怠らないでほしいですし、インターンやセミナーに参加すれば理解は進んでいきます。
ここでは、就活生の方が本音でほしいと思う情報をお伝えします。

・年収(総合職)※社員談
30歳700~800万円→35歳1000~1100万円→40歳1300万円~
車両・機械系統の社員の方複数人から聞きました。
系統によって大きく変わることはないと思います。

・勤務地
東京・名古屋・大阪・静岡・山梨・海外
です。基本的にはJR東海が運営している路線がある地域で働くことになります。
本社は品川と名古屋にあります。在来線部門だと名古屋勤務になります。
山梨はリニアの実験線や施設があるため、リニア関連の仕事に携わる場合は山梨勤務になる可能性もあります。
海外というのはアメリカがメインです。JR東海はアメリカに対して鉄道技術の輸出を行っており、シカゴでの鉄道計画に参画しています。海外駐在はほんのわずかな社員しかしないようですが(希望したら必ず行ける)、可能性もなくはないです。

・社風
エリート・体育会系・頭脳派
このどれかに当てはまる社員がほとんどという印象です。JR東海というと体育会系なイメージがありますが、全員がそうではないという印象でした。
ただ、体育会系ではないとしてもお酒が飲めることは必須だと感じます。

以下、※社員談 です。
飲み会はよくある
現場の人に気に入ってもらえるような、真面目だけど会話が上手い、可愛げのある人が多い。
集団になったとき、埋もれてしまうような人ではなく話の中心にいたりいろんな人に話しかけて場を盛り上げてくれる人が多い。

これを聞くと体育会系な雰囲気も感じますが、サークルやアルバイトで活躍している方も当てはまるのではないでしょうか。
私は体育会に所属していましたがそのオーラーはなく。笑
後輩力もないので不安でしたが選考は突破できました。

むしろ、特段優れた経験がなく普通の学生生活をしてきたけど大手に受かりたい!と思っている方向けにnoteを書いています。
選考情報を詰め込んでいるので、自分の経験に自信がない人こそ読んでほしいです。

2.職種


JR東海は5つの系統に分かれています。
事務系統
運輸系統
車両・機械系統
電気・システム系統
施設系統
総合職はジョブローテーションをしながらマネジメントに関わる職種です。
ここでは総合職の話がメインです。さらにインターンの選考フローや本選考では私が受けた運輸系統、車両・機械系統の話がほとんどになります。それ以外の系統・職種を受ける方も、選考フローについては参考になるかと思います。

3.学歴フィルター


さあ、本題はここからです。
いきなりですが、JR東海の”総合職”には学歴フィルターがあります!!!
しかも、同業他社よりもシビアです。

東京大学・京都大学・東京工業大学・名古屋大学・大阪大学・九州大学・東北大学・北海道大学・慶應義塾大学・早稲田大学

この大学群に属していない方は、JR東海の内定はかなり厳しいと思ってください。社員の方、インターンで会った学生の大半はこの大学群に属していました。もちろん、上記の大学群に属していても内定はかなり難しいですが。

インターンで会った60人程度の学生のうち、東京理科大学・同志社大学・立命館大学・神戸大学・上智大学の学生を1人ずつ見かけました。
また、総合職事務系統では北大からの採用がなく東大ばかりという噂があります。
“JR東大”なんて言われるほど。笑

このくらい、JR東海総合職の学歴フィルターは厳しいです。

なぜこのようになっているかというと、JR東海の採用はリクルーター面談で進んでいくからです。
自分の出身大学の先輩がリクルーターとなり、選考が進んでいきます。
“リクルーター”と聞くといろんなイメージがあると思いますが、JR東海のリクルーターは“完全に敵”です。
就活の相談をする相手ではありません。面接官です。隙を見せるとサイレントで落ちます。
詳しくはインターンの選考フローや本選考のところでお話しします。

話を戻しますが…JR東海の社員は高学歴の方ばかりで、これは伝統です。自分の大学にOBがいない場合はリクルーターがつかないため、必然と学歴フィルターが生まれます。
もちろん、まれに自分の大学とは違う大学出身の方がリクルーターとしてついてくださり、選考に進めるケースはあります。
超優秀な学生か、インターンに受かりリクルーターを獲得できた場合です。
実際、MARCHから総合職事務系統に受かった方もいます。
非常に難易度が高いですが、無理ではないということだけお伝えしておきます。

学歴フィルターについてまとめます。

※”土俵にあがれる”というのは選考に参加する資格を持っているくらいの意味合いで、たとえ①の大学群でもESをテキトーに書けば普通に落ちます。

①旧帝・東工大・早慶(上記の大学群)
無条件に土俵にあがれます。
学歴フィルターに引っかかることはないので、個人の努力次第です。

②早慶に準ずる大学(千葉、横国、上智、神戸 他)
インターンさえ参加できればリクルーターがつき、①と同じ土俵で戦えます。
土俵に立てばあとは面接次第なので学歴フィルターで引っかかることはありません。
ただ、インターン選考で落ちる可能性も高いです。
総じて優秀な方でなければ厳しいです。

③その他
正直、内定は非常に厳しいです。
インターンに参加できれば土俵にあがれますが、ESで落ちることが大半です。
超優秀な人であれば通過する可能性があり、稀にインターンルートで内定する方もいます。
本選考からでは無理でしょう。

また、事務系統の方が学歴層の傾斜が激しいです。
東大が最も多く、早慶・一橋でも各大学1名程度になります。

技術系はそういった傾向はあまりなく、①の各大学から満遍なく採用しています。(おそらく東大が最も多いですが)

4.インターン選考


ここからは選考の話ですが、それに先駆けてJR東海がどんな人を求めているかを説明します。(※社員談)

・コミュニケーション能力に優れ、現場の人を味方につける求心力がある
・物事を論理的に考えることができる
・チームで協力して動くことができ、その中で埋もれることなく周囲を引っ張ることができる
・業務レベルで仕事内容を理解している

これら4つを意識して選考対策をしていただければと思います。
ここまで出てきた社員談をもとに、JR東海に受かるために必要な要素をまとめます。

自分がどのタイプで勝負するか、選考を突破するために何が必須かを把握していただければと思います。

JR東海の選考において、インターンへの参加は必須です。

なぜ重要なのか?
運輸系統は、インターンに参加しないと選考ルートに乗れません。
このインターンとは、夏・秋・冬に開催される複数日程のインターンです。
1dayのものは行っても優遇はありません。企業理解程度だと思ってください。

車両・機械系統はインターン参加者限定のイベントが用意されており、リクルーター面談もインターン参加者から順番に呼ばれます。
採用枠が少ないので、内定者が決まったらそこで採用は終了です。それ以降は受からないので、早めにルートに乗る必要があります。

以上の理由から、“そもそも選考ルートに乗るために”インターンへの参加が必須といえます。

・選考フロー
運輸系統
ES→個人面接→4daysインターン

ESの内容は学生時代に頑張ったこと、研究内容、志望動機など一般的なものです。
面接は面接官1人学生1人の個人面接でした。
私は品川のオフィスで対面でした。
質問内容は非常にオーソドックスです。
志望動機、部活動の経験、研究内容の順に聞かれていきました。(詳しくはワンキャリアへ)
最後に逆質問がありました。

※社員談
自分の言葉で論理的に説明できているかを一番重視している。

これは意外でした。熱意や体育会どうこうではなく論理性を重要視しているそうで、実際にインターンには様々なバックグラウンドを持つ学生がいました。

車両・機械系統
ES→2daysインターン→リクルーター面談→2daysインターン(総合職向け)

ESは運輸系統と同様です。
24卒はそれまでと異なり、ESを提出すれば夏の2daysインターンには全員が参加できました。エキスパート職志望の学生もいました。

ここからが本番です。夏インターン終了時にアンケートを書きますが
「先輩社員からの連絡を希望しますか」
というニュアンスの欄があります。
絶対に「希望する」を選択してください。何度も確認してください。ここで希望しないを選択するとあなたはそこで終わりです。リクルーターから連絡が来ることはなく、選考ルートに乗れません。
いいですか?絶対にです。

希望するを選択すると後日リクルーターから連絡が来ます。
リクルーター面談です。本選考の時期ではないので合否があるかは不明ですが、私はこの面談の後にインターン参加者限定の “小牧の研究施設見学を含む2daysインターン”に呼ばれました。これは10月に開催されます。

・リクルーター面談
逆質問がメインです。
たくさん考えていきましょう。リクルーターからの助け船はありません。質問し続けないと会話が途絶えてしまいます。世間話などは必要ない印象でした。
ですが、リクルーターから質問されるタイミングがあります。
私がされた質問は

どんな業務に興味がありますか
アルバイトでリーダーシップは発揮していますか
研究はどんなことをやっていますか

です。逆質問ベースで進んでいきますが、雑談の流れに飲まれてはいけません。しっかりと答えましょう。

5.インターン

運輸系統4daysインターン(夏・秋・冬に開催)

インターンではグループワークがメインです。
私が伝えたいことは一つだけです。

リクルーターが見ているグループワークは頑張ってください。

私の年はオンライン2日間対面2日間の4日間開催でした。メインのグループワークは対面で行われますが、これは社員がついていません。
オンラインでのワークのみリクルーターがついていました。私はその社員が面接官だったのでこれは見られていると気づきましたが、社員の方がずっとついているワークはきちんと立ち回ってください。

ここでのワークの様子はリクルーターからフィードバックがあり、選考の要素になっています。

対面でのワークはボリュームが多く徹夜も必要ですが、楽しみましょう。そのくらいのバイタリティーはJR東海で求められることでしょう。
レベルの高い学生が多く楽しいです。

車両・機械系統インターンシップ

夏の2daysインターン、秋の研究施設見学、秋以降の工場見学など多くあります。
車両・機械系統はスタンプラリーです。インターンに限らずOBセミナーなどのイベントには参加しましょう。
イベントに参加しているとリクルーターから電話がかかってきて「これまで多くのイベントにご参加いただいたので通常の方とは別の座談会に参加しませんか?」などと電話が来ます。
その後選考が始まります。

気をつけることはそんなにないです。逆質問の機会があればなるべく質問をしましょう。
ただ、対面でのインターン中に発言した学生はメモをとられているようでした。積極的にワークや質疑応答に参加しましょう。

総じて、インターン中に選考されている雰囲気はあまり感じませんでしたが、気を抜くと評価を落とすと予想されます。
先にも述べたとおり、JR東海のリクルーター・社員は敵だと思ってください。

6.本選考


さて、本当に内定がほしい学生はここからはなめ回すように読んでください。
JR東海の本選考はリクルーター面談での総合評価と本社面接が全てです。
インターンに参加することはもはや当たり前で、インターン内で評価が決まることはないので本選考の時期に全てが決まります。

基本的にJR東海の本選考は
リクルーター面談→ES→本社面接
という流れで、リクルーター面談はだいたい3回です。
途中で落ちてしまった場合はサイレントで、連絡が途絶えます。

運輸系統


インターンから2ヶ月後に食事会の案内がありました。
リクルーターとなる社員と学生複数人が集まって都内のレストランで開催されました。
私は2回目の食事会で落ちました。
面接のような感じはなく、所作などを見ていたのでしょうか。
また、雑談が上手な人が有利だと感じました。
いわゆる“飲み会選考”ですね。
飲み会ができない人は必然的に落ちます。
選考を通過したい方は飲み会に慣れておいてください。

その後も選考に進んだ知人複数人の話では、このような食事会が全部で3回ほどあった後に本社面接に案内されたようです。
食事会で聞かれた話としては

・なぜJR東海に興味を持ったか、入社後どんな仕事をしてみたいか
・学生時代どんなことが楽しかったか
・どんな人と一緒にいると楽しいか
・夜勤とかどう思う?
・何か聞きたいことはあるか

などのことを雑談ベースで聞かれたようです。

※社員談
業務レベルで会社のことを理解している人を採用する

とのことなので、このときまでには仕上げる必要がありそうです。
ただの食事会だと思って参加すると私のように残念な結果になると思います。

車両・機械系統


私が本選考で選択したのはこの系統なので、詳しく解説していきます!!

・下準備
インターン、工場見学、OBセミナーには必ず参加しましょう。
リクルーターとなる社員はこのイベントに出てくる社員の誰かです。
特にOBセミナーに出てくる社員は要チェックです。
リクルーターは面接官なので、どんな仕事をしてきたのか・どういうタイプの人なのか把握しておきましょう。
リクルーター面談は、大半は逆質問です。
質問をたくさん用意していきましょう。
逆質問の中でJR東海への志望度を測っていると思います。
私はリクルーター面談3回を受け最終面接に案内されました。

・リクルーター面談1回目
時期:1月下旬 場所:オンライン 時間:1時間 リクルーターの年次:7年目
面談の5日前くらいに電話が来ました。
質問内容↓
・逆質問(1時間近く)
・部活動でどんな経験をしてきたか
・入社後どんな仕事をしてみたいか
・どんな研究をしているか

逆質問に社員の方が答えてくださる中で、こちらの意見も聞いてくるような形で質問が来ます。また終盤には学生の話も聞いてくるという感じです。
私は質問事項をPowerPointに書き起こし画面共有しながら話すことで「素晴らしい」と社員の方に言っていただけました。
盛り上がって時間をオーバーするくらいでしたが、入社してからやりたいことを答えた際に「少し抽象的」と言われてしまいました。
「今日のお話を自分なりに整理して考え直します」と言ったところ反応も良かったので、新卒採用に必要な素直さはJR東海の選考でも通じると感じました。
雰囲気は座談会に近いです。

面談から3日後に別の社員から電話が来て2回目のリクルーター面談が組まれました。

・リクルーター面談2回目
時期:1月下旬 場所:品川のカフェ 時間:1時間 リクルーターの年次:12年目
質問内容↓
・逆質問
・現場の人を束ねるのにどんな力が必要だと思うか
・未経験だけど人を引っ張った経験はあるか
・入社後どんな仕事をしたいか
・当社はインフラを守るのが主な仕事だが、つまらないと思わないか

形式は前回と同じでしたが、“総合職として求められる資質を持っているか“を判断するような質問が多く来たと感じます。深掘りもありました。
部活動・サークル・アルバイトなどなんでも良いので、集団で自分がどのように行動してきたかを振り返っておくことをおすすめします。
JR東海が求めるのはリーダータイプですが、明らかにそうでない場合は着飾ることなく自分らしさを話した方が賢明です。(※社員談)

2日後にリクルーター長から電話が来て3回目のリクルーター面談が組まれました。

次はリクルーター面談3回目について書きますが、この3回目が超重要です。
リクルーター長との勝負です。
リクルーター長はOBセミナーで司会をしています。OBの中で最も年次が高い方なのでイベントに参加していればすぐにわかります。
車両・機械系統では、この面談を超えれば最終面接です。

・リクルーター面談3回目
時期:2月中旬 場所:品川のカフェ 時間:1時間 リクルーターの年次:14年目
質問内容↓
・逆質問(かなり少ない)
・他にどんな会社を受けているか
・他社よりもJR東海が良い理由は何か
・入社後なにをやりたいか
・現場の人とどのように関わっていくか
・研究は何をしているか
・研究の中で、自分で考えて行っていることは何か
・研究を始めてどういう部分が成長したか
・部活動をやっていて良かったと思った瞬間はあるか
・部活動の同期とは連絡をとるか

これまでのリクルーター面談とは明らかに毛色が違いました。
逆質問の時間はほとんどなく、面接の練習という名目で多くの質問が飛んできます。
もうお分かりかと思いますが、JR東海は直接的な表現をしてきません。
面接の練習と言ってきますが、選考要素のある面接です。

志望動機・キャリアプラン・学生時代の経験・研究内容をしっかりと整理して、万全の態勢で挑みましょう。
雰囲気は淡々と進む感じです。リクルーターに笑顔は少なく、隙を見せるとしっかりと突っ込んできます。
わからないことは素直に認めましょう。

選考結果の連絡ですが、3月に解禁されるエントリーシートを提出した後に来ました。
本社面接(最終面接)に案内されましたが、私は既に第1志望の会社から内定をいただいていたため辞退しました。

先輩・知人の話だと、最終面接は↓
・リクルーター面談で聞かれたことの繰り返し
・その場で考える質問がある
・第1志望かどうかを何度も聞かれる

こんな感じだそうです。
質問内容はワンキャリアなどにたくさん転がっていますので参考にしてください。

7.選考突破の秘訣


ここが一番気になる部分でしょう。私は内定したわけではありませんが最終面接まで到達した身として、就活生の方に還元できることを全て記します。
少なくともインターンやリクルーター面談についてはここに書いたことが参考になるはずです。

~ここまで出てきたことのおさらい編~

①インターンは参加しろ
JR東海の選考においてインターンへの参加は必須です。参加しなければ本選考のルートに乗れない系統もあります。そうではない系統においてもインターン組からリクルーター面談に呼ばれ、採用枠が埋まり次第選考は終わります。また、OBが少ない大学に所属している方でもインターンに参加すればリクルーターがつく可能性があります。

②社員の前では油断するな
何度も言ってきましたが、社員は敵だと思ってください。弱音を吐いてはいけません。相談をしてはいけません。ワークには積極的に取り組んでください。

③選択肢はないと思え
アンケートで「今後社員からの連絡を希望しますか」電話で「就職活動についてお話ししませんか」「空いている日程はありますか」面談で「第1志望ですか」などと聞かれますが、全て“はい”です。全日程空いています。そう答えないと落ちます。

④言い回しにだまされるな
リクルーター面談では日程調整でリクルーターから電話がかかってきますが「少しお話ししたい」「~さんのことを知りたい」「面接の練習を一緒に行いましょう」などと言われますが、全て面接です。準備してから行きましょう。

⑤逆質問をたくさん用意しろ
リクルーター面談の2回目までは逆質問が面談時間の大半を占めます。ありきたりな質問だけでなく、自分で考えたこと・自分なりに仮説を立てたことも話しましょう。

以上がおさらい編です。
いよいよここからが、秘訣の本編です。
社員の方から伺ったこと・先輩と知人に聞いたこと・自分が感じたことをもとに、JR東海の攻略法を教えます。

~内定の秘訣~

⑥やりたいことは業務レベルで話せ
これは最も重要だと私は考えています。どのリクルーター面談でも必ず“入社後やりたいこと”を聞かれます。業務を理解した上で答えないと落ちます。実際の抽象的になってしまって落ちた人をたくさん知っています。
JR東海を受ける学生は優秀な人が多く求められる資質を持った人も多いです。ただ、有名企業のため“なんとなく受けている”層も一定数いました。その人たちに負けないようにするには業務理解で突き放すまでです。HPを何度も読みましょう。OB訪問をしましょう。そして、質の高い逆質問で差をつけましょう。私は技術系の総合職を受けていましたが、ビズリーチのイベント経由で事務系統の方にOB訪問して会社全体のことを詳しく聞いたりもしていました。

⑦逆質問の質を上げろ
JR東海のリクルーター面談は、大半の時間が逆質問です。質問がなくなってしまうと会話が止まってしまうので、あらかじめ質問を考えていきましょう。その際、ありきたりな質問ではだめです。おそらくあなたは、セミナーやインターンなどに参加しJR東海の知識もかなり蓄積してきた頃でしょう。これまでのことを踏まえて質の良い質問を考えましょう。事業や仕事内容に関する質問と、総合職としての人との関わり方に関する質問の両方をすることをおすすめします。現場見学で感じ取ったことから仮説を立て、ぶつけてみるのも印象が良いでしょう。

⑧チームでのエピソードを必ず持って行け
JR東海はチームで動くことを非常に重要視しています。社長が明言しているほどです。学生時代頑張ったことを聞かれたときは必ずチームで頑張ったことを話しましょう。その中で「どのように」周囲と関わったかを言語化しておきましょう。必ずその人のコミュニケーションの取り方を聞いてきます。私は体育会のエピソードを持って行き、論理性+泥臭さをアピールして上手くいきました。レギュラーではなくても普段の練習における熱心さから周囲の信頼を獲得し、施策を行いました。施策を行う際にはその必要性をしっかりとわかりやすく説明し周囲に納得してもらったと話しました。監督やコーチ・大学内の専門家にも協力を仰いだため、私の働きかけも同時にアピールしました。JR東海の業務で発揮できる再現性を持ったエピソードであれば問題はないと思います。

⑨マナーに気をつけろ
リクルーター面談はカフェで行われます。私はルノアールでした。入店、注文、飲食など最低限のマナーは守りましょう。接客業や現場の人に失礼な振る舞い方をする人にJR東海の総合職は務まりません。注文する飲み物はなんでもいいと思います。笑
私は社員よりも数十円高い飲み物を頼んでしまいましたが問題ありませんでした。

⑩論理性を心がけろ
これはJR東海の「体育会っぽい」「熱血な社員が多そう」というイメージとは異なるかも知れませんが、非常に重要です。実際、体育会系ではなくても頭の回転が速く話すのが上手い社員の方を何人も見てきました。熱意だけで押し切る!とは絶対に思わず、全ての発言に論理性を持たせることを徹底してください。リクルーター面談でも「なぜそう思いますか?」などと理由を聞かれる場面は非常に多かったです。

ここまでが、私が考える内定の秘訣です。

車両・機械系統はスタンプラリーで出席率も加味していると聞いたことがあるので、現場見学や大学別のセミナーなどには積極的に参加しましょう!!

以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
JR東海の内定を目指して頑張ってください!

※有料版について
以前は有料版を販売しており、私が実際にしていた逆質問や面接での回答を掲載していました。
現在は販売を停止しています。
本件につきましてご質問がございましたら、X(旧Twitter)のアカウント@koreo_keのDMまでご連絡ください。

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