Welcome to New LasVegas

この記事は、ボドゲ紹介02 Advent Calendar 2020 3日目の記事です。

02があるということは、01もあります。両方読めば楽しさ倍増のはず!

本題

改めて、今回紹介したいのは、Welcome to New LasVegas です!!

Welcome to your perfect home(通称Welcome to ... )の続編にあたります。

Welcometo ... めちゃくちゃハマって一時期遊びまくってました。

一応Welcome to ...の紹介は以下を読むと雰囲気がわかって良さそうです。

実はWelcome to ...は、色々な拡張が出ていました。拡張は、本体に拡張カードとプレイヤーシートを足して遊ぶといった形です。

しかし、Welcome to New LasVegas は、独立拡張です!!

独立拡張、つまり前作を持っていなくても遊べます。すごい!

※ただし、商品説明やルールにも記載があるのですが、Welcometo ... をプレイしてからWelcome to New LasVegasを遊ぶことが推奨らしいです。

ストーリー

舞台は1960年代終わりのアメリカ。そこで、優れた建築家のプレイヤー(前作で優れた建築家になったという設定)は、New Las Vegas造成のプロジェクトに参加します。後世に名を残す偉大な建築家となるため、都市計画をうまく達成させるのは、どの建築家でしょうか?

ゲームのジャンル・プレイ人数と時間

このゲーム、一言で言うと、紙ペンゲームです。

カードに従って、その数字と効果を使い、ゲーム終了時に一番得点の高い人が勝者(偉大な建築家)になります。

プレイ人数:1〜50人(1人の場合はソロプレイルール)

前作では100人と書かれているのですが、今作は初回封入されているシートは100枚ではあるものの、両面を使用するため、50人に設定しているのかもしれません。通常対面でやるならば、1卓で囲める人数がベターだと思います。

プレイ時間:35分

要素が増えたからか、前作よりも若干時間が延びました。

ゲームの流れ

*完全な説明は入れていないですご了承ください。

各プレイヤー2枚のプレイヤーシートと、ペンを使います。

共通の場には、カジノカードの山札3組(27枚の山札3組)、計画カード3枚(21枚(7枚×3色)から、ランダムに3枚(3色各1枚)をゲーム中に使用)があります。

ざっと並べてみました。ペンは付属していませんので、購入の必要があります。最大プレイ人数が50人らしいのですが、人数分ペンを入れられても困りますよね…。

画像、スリーブから出さなかった結果反射していて申し訳ないです。

画像1


スマホアプリで上の画像をデコってみました。

画像の順番無視していますが、一番下がプレイヤーシート、真ん中がカジノカード、一番上が計画カードです。

画像2

ラウンドの流れ

ラウンドは、全プレイヤーが同時に進めていきます。

毎ラウンド、各プレイヤーは3組のカジノカードの山札から一つを選択します。

カジノカードは、丸で囲っているもので組になっています。数字が書かれているもの、アイコンが書かれているもの(効果面)を使います。

選んだカジノカードの組の数字を、プレイヤーシート(画像でいう右のシート)に、ルールに従って記入します。

その後、任意で効果面を使用します。効果は5種類あるのですが、敢えて使わなかったり、状況によっては使えなかったりもします。

ある程度進めていくと、計画カードの条件を満たすことがあります。ラウンド終了時に計画を達成したら、その計画を最初に達成したプレイヤーはカードの左側の点数(得点高)を獲得します。以降のプレイヤーも計画の達成は可能ですが、その場合は右側の点数(得点低)を獲得します。

ただ、計画達成以外にも得点を得られる要素がいくつもあるので、状況を見て、自分好みの計画を建てることが要求されます。

3つあるゲーム終了条件のうち一つ以上を、一人以上のプレイヤーが満たしたラウンドで、ゲームは終了します。

楽しいところ

前作と比較しての感想ですが、楽しいところを書き出してみました。なお、ゴルフと融資については未プレイです。

1. 紙を2枚(2面)使う

前作は1枚完結だったのが、今作は2枚になりました。要素が増えたということもありますが、前作は、サマリーが別紙のチラシみたいなやつ数枚あるだけだったのですが、サマリー部分も2枚目に書いてあります。親切設計。自分の都市計画には、街の名前が書けるのですが、2箇所も書けます(だから何ということはないけれど)。しかも、紙ならではというところで、2枚目の紙を折ることもあります。

2. 数字の連番並び(偶数・奇数)を気にする

今作は、カジノをテーマにしていることもあり、各ストリート(横列)の数字の並びを、奇数または偶数の連番にすることでボーナス点を得ることができます。これが結構難しいんだなあ。意識しすぎると、数字が書けなくなってしまう。さらにこの連番ボーナス、ゲーム終了時に他プレイヤーと競います。各ストリートで最も長い奇数または偶数の連番を作ったプレイヤーはボーナス点を獲得できます。

3. 5種類のカジノ効果面

今作は、建築・増収・ショー・就任式・リムジンの、計5種類の効果面を使い、ボーナス点を得ることができます。ただし、建築・ショー・就任式・リムジンについては、マイナス点につながる行為になることもあり、悩ましい選択を迫られることがあります。

4. 大ホテルと小ホテル

各アベニュー(縦列)の数字を、全て入れると、プレイヤーシートの一番下にあるホテルを建てることができます。これにより、得点を獲得できます。このホテルですが、計画カード同様、先着で大ホテルを建てることになります。例えば、最初に1stAv(プレイヤーシートの左端)のホテルを建てたプレイヤーは大ホテルを建てます。以降のプレイヤーは、1stAvにホテルを建てることはできますが、小ホテルになります。必ずしも大ホテルが良いわけではなく、計画カードや、増収で小ホテルの価値を高めている場合は大ホテルが不要になることもあるかもしれません。またも悩ましくも楽しいところです。

5. マイナス20点

資金と借金がゲーム中に出てきますが、借金が返せなくなってしまうとマイナス20点になります。要所要所で借金を迫られるんです。でも、ゲーム終了時に借金は1つでも2つでも20点のようなので、もしかしたら踏み倒し戦略もいけるかも?と思いました。まだやれていません。怖いので。

紙ペンゲームとしては、考える要素が多くて悩ましくも楽しいということを言いたいです!運もありますが、自分でしっかり考えて遊べるゲームです。全プレイヤー一斉進行ですが、意外とワイワイできますよ!

日本語版発売日は2020年12月3日

この記事の公開時が、なんと偶然にも(?)日本語版の発売日だったりします。よかったら早めのクリスマスプレゼントにいかがでしょうか。

なぜ私がもうプレイしているか。それはゲームマーケット2020秋の先行販売で入手したからですね。発売前にプレイできてよかったです。

以下に購入リンクを貼っておきますね。

おまけ

まだWelcome to ...を遊んでいない方は遊んでみてはいかがでしょうか。

なんと、プレイヤーシートのアプリもあります。本体持っている人がカメラに映せば、オンライン対戦もできそうです。拡張もあるなんて親切(持っていない拡張多いなあ)。

ではこんな感じで。ありがとうございました!

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