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私が韓国語を勉強したきっかけ③

面接当日。学長・国際科の職員の人・他に大学の偉い人数名が面接官、そして筆記試験を突破した10人で行うグループ面接。

ナメてかかった私はここで痛い目を見ることに...

面接官「留学して学びたいことは何ですか。では〇〇さん」

学生A「私は現在〇〇という、韓国の文化について研究するサークルに所属しており...」

学生B「私の母が在日韓国人で、幼い頃から自分のアイデンティティが...」

学生C「日韓友好の架け橋となる人材になるべく...」

私(え!!ガッツリ聞かれるやん!😱😱😱😱)※そりゃそうだ

私(え!!しかもみなさんめっちゃ立派なこと答えるやん!😱😱😱)※そりゃそうだ

面接官「では、ゆうほさん」

私(😱😱😱😱‼️‼️)

韓国語が大好きで、輝く友達の姿に憧れて、ただそれだけの理由で挑戦した私。ろくに準備もせず、そのうえピンチの時に機転のきかないどんくさい私。苦し紛れに咄嗟に出た答えが

私「韓国に留学して敬語を学びたいです」




なにそれ😂😂😂😂
ヤバすぎる😂😂😂😂
そんなの日本にいても出来るやろ😂😂😂😂



そのあとの面接の受け答えなんてうまくいくはずがなく、私の話す内容は思い出したくもないほど幼稚で支離滅裂でボロボロ。ここまで読んでお察しの通り、私は呆気なくたった1人の不合格者となりました。


今となってはの話ですが...
3年生からの留学は交換であれ私費であれ自動的に必修のゼミが取れないので帰国後にゼミを取らなければならず、同期より1年遅れで卒業することが決まっていました。交換留学生に選ばれたとて学校の援助があれど韓国での生活費も無かったし、卒業を一年遅らせるほどの学費を払える経済力も無かったし。現実的な挑戦ではなかったなぁ。と、今では思います。


夢は楽して簡単に勝ち取れるものではないこと。私にはきっと今日本ですべきことが沢山あること。今の私には海外で学べるほどの経済力がないこと。この交換留学の挑戦に失敗したことで、色々と気付くことが出来ました。


つづく

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